採集の記録：信号機トラブルのため乗鞍高原行きを中止，斑尾高原へ

2012.07.02, Part I

信号機トラブルのため乗鞍高原行きを中止，斑尾高原へ

昨年同様，大宮駅から「あさま505号」に乗車（さいたま市／／長野市），07:40
２枚目：2011年07月の様子（2011.07.10，07:42撮影）。昨年は日曜日。出発前日に切符を購入したが，その時点で普通車の窓際は満席だった。なので前回はグリーン。

長野駅が近付くとやっと青空が見えだした（さいたま市／／長野市），07:49, 08:44
１枚目：埼玉の空は予報通り厚い雲で覆われていた。前回は最初から快晴だったのだが・・・（下段）。２枚目：まもなく長野駅。雲が多いが青空が徐々に広がりだした。

2011年07月の様子（2011.07.10，07:48, 08:23, 08:46撮影）。

定刻通り長野駅に到着，前回同様，しなの６号に乗換え（長野市），08:49-08:51
１枚目：階段を上がり・・・。２枚目：右の在来線のりかえ口へ。

しなの６号に乗換え（長野市），08:52-08:54
と，ここまでは従来通りだったのだが，，，。

篠ノ井駅で止まってしまった（長野市），09:17, 09:19, 09:20, 09:58
１枚目：しなの６号は，篠ノ井駅（定刻は09:08着）が近付くといったん停車したが，ふたたび動きだし駅に入った。しかし，，，。すぐに発車するかと思いきや，停車したままいっこうに動かない。やがて「この先の稲荷山駅と姥捨駅の間で信号機トラブルが起きている」との車内アナウンスがあった。最初は20, 30分もすれば動き出すだろうと思いつつ，，，。
２枚目：いずれにしても，遅れた以上，松本駅での乗換えも変更せざるを得ない。当初の予定では，これまで同様，松本駅に09:51に着いて（４枚目）， 10:08発の上高地線（新島々 10:38着）に乗り換えることにしていたのだが，，。 30分以上遅れた場合を想定して携帯で乗換え検索をしてみた。 10:49発の上高地線がある。これだと41分遅れて新島々に着く。これくらいなら現地で歩くコースを少し短縮すればなんとかなる。新島々から出るバスは上高地線と接続しているので（おそらく）バスもあるはずだ（確信はないが）（注）。
３枚目：１時間遅れる可能性もあるので，その場合を想定した乗換え検索もしてみた。その場合は，11:23発がある。これだと新島々に着くのは11:53。1時間15分遅れる。後はバスの乗継ぎがどうなっているかだが，これは携帯ではわからない（検索はできるがPDFなので携帯の画面では小さ過ぎて読めない）。この場合，現地で歩き回れる時間は２時間くらいは短縮せざるを得ない。前回は５時間歩いた。これだとギリギリだ。採集ポイントは半分以下にせざるをえないだろう。
注：通常は，現地のバス時刻表をプリントして持参するのだが，今回は土曜日に自宅へ戻ってから急遽，乗鞍高原行きを決めたので，時刻表をプリントすることができなかった（自宅にはプリンターがない）。

篠ノ井駅で止まったままの状態が続く（長野市），09:58, 10:16
１枚目：２度目の車内アナウンスでは「１０時過ぎには運転を再開できる見込み」「ただし，篠ノ井線は単線なので，途中に停まっている下りの各駅停車が２本あり，これらをこの駅まで移動させてからでないと発車できない」などと説明があった。２枚目：ホームの向いに各駅の車両が入線してきた。これがその各駅停車の１本目なのかは不明。（後でわかったが，これは違うようだ。この後，10:42に入線した下り各駅停車が，信号機トラブルで遅れた列車だった）。
いずれにしてもすでに10時を過ぎているが，一向に発車する気配がない。 10:30頃発車したとしても松本駅に着くのは11:50頃になるはずだ（注）。これ以上遅れては松本まで行っても意味がない。諦めて長野駅に戻ることにした。
注：後出するように，実際に「しなの６号」の運転が再開したのは10:42以降。おそらく10:50か，11:00頃だったはず。

しなの６号を降りて駅舎へ（長野市），10:26
復路で乗車する予定だった特急券２枚。両方ともキャンセルすることにした。もちろん，往路の「しなの６号」の特急券と乗車券の篠ノ井～松本区間（往復）もキャンセルした。

窓口で精算した後，ふたたびホームへ戻り長野行きに乗車（長野市），10:38, 10:42
改札前の窓口で切符を示して要らなくなった分をすべて払い戻してもらった。その上で，長野行きがいつ来るか尋ねたところ，最初は「わからない」との返事だったが，ほどなく停車していた各駅の下りがやってくるという情報が入ったらしく，「まもなく来ます」との返事に変わった。
１枚目：駅員の案内にしたがい，ふたたび「しなの６号」が停車しているホームに降りた。２枚目：しばらくすると長野行きの各駅停車が入線した。
３枚目：本日18:22撮影。帰路の長野新幹線の中で「篠ノ井線」のニュースを検索したところ，この信号機トラブル（実際は，運行計画の誤りにより起きた人為的なミス，注）で「最大1時間36分遅れ」たと報道されていた。これまでの画像でわかるように，篠ノ井駅に停車したのが09:17少し前（この時点ですでに数分遅れていたはず）。私が乗換えた各駅停車が10:42に篠ノ井駅に入って来たので，仮にこのあとすぐに「しなの６号」が発車したとすれば1時間24分（ないし1時間30分くらい？）の遅れになっただろう。しかし，すぐに発車するはずはないので，おそらくこの「しなの６号」が「最大1時間36分遅れ」になったと思われる。
注：他のニュースにあった解説によると，稲荷山駅と姥捨駅の間にはスイッチバックを行う場所（桑ノ原信号場）があるが，そこで下りの回送列車が退避線で停車していたところに，上下から２本の列車（上りの回送列車と下り普通列車）が同時に接近したため，３本の列車とも身動きがとれなくなったのが原因だとのこと。幸い信号機が正常に作動し，赤信号に気づいた上り回送列車と下り普通列車の運転士が列車を停止させたため衝突は回避できた。しかし，２本の列車は700mの距離まで接近したそうで，大事故が起こる一歩手前だったらしい。信号機のトラブルではなく，運行計画の誤りが原因だった。

長野駅に到着（長野市），10:56
この後，どうするかだが，このまま戻ったのでは，無意味に大宮～長野間を往復しただけになってしまう。まだ昼前なので他の採集ポイントへ向うことにした。栂池自然園など遠方へ行くのは無理だし，近いけれども戸隠（大ダルミ湿原）のように現地で長時間歩く場所も無理だ。志賀高原は先週（2012.06.24）行ったばかりだし・・・。ということで，飯山線＆タクシーで行けて，あまり歩く必要のない沼の原湿原へ向うことにした。ただし，希望湖など他も訪れるのは時間的にきついので，今回は沼の原湿原だけにした。駅で時刻を見ると，飯山線の戸狩野沢温泉駅行きは 11:35発。まだ40分ほどある。なので，いったん駅を出て近くで昼食をとることにした。しなの６号の中でイライラしながら発車を待っていたため，普段以上に空腹感が強まってしまったからだ。（山歩きをしている時はさほど空腹感は生じない）