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2011.07.18, Part XII

弥陀ヶ原:南側の木道を西へ

ここで右に折れ,南側の木道を西へ向かう( 弥陀ケ原,庄内町,現在位置),10:42

昨年の様子(2010.08.28,10:41撮影)。 昨年と時間的にほぼ同じになった!

一昨年の様子(2009.08.26,10:45撮影)。

5年前の様子(2006.08.03,10:16撮影)。

右折した後の様子( 弥陀ケ原,庄内町),10:42
1枚目:左前方に「弥陀ヶ原湿原」の案内板がある。 一昨年(2009.8.26)までは,ここに池塘の案内板があった。


昨年の様子(2010.08.28,10:41撮影)。

一昨年の様子(2009.8.26,10:45-10:46撮影)。

南側の木道を西へ( 弥陀ケ原,庄内町),10:43
1枚目:左の池塘は木道のすぐ脇まで広がっている。あそこで採集することにした。

南側の木道を西へ(庄内町),10:44
左側の池塘で採集(弥陀ケ原-8)
観察された生物: ディフルギア( Difflugia bacillifera), アミカムリ(Nebela collaris), サヤミドロ(Oedogonium), ウネリマクラ(Docidium undulatum), ミカヅキモ( Closterium abruptum), イボマタモ( Euastrum cuneatum), クロオコッカス(Chroococcus pallidus), シネココッカス(Synechococcus), シアノサルキナ(Cyanosarcina sp. ?,砂粒付き), メリスモペディア(Merismopedia), ユレモ(Oscillatoria), ワムシ, ミジンコ,

弥陀ケ原, 南側の木道を西へ(庄内町),10:45-10:46
水際にはモウセンゴケDrosera rotundifolia)がわずかだが,あった。

弥陀ケ原 南側の木道を西へ(庄内町),10:47
1,2枚目:左前方に「月山天然記念物」と書かれた標柱がある。前方で左に分岐する木道はその手前までしかないが,,。 3枚目:GPSの地図(国土地理院のものと同じだが)にはこの短い木道部分は描かれていない。 なお,地図でわかるように,ここから少し先に左への分岐があり, 南南東に向かって伸びる遊歩道が描かれている(行き止まりだが)。 この後,その分岐らしい場所を撮影したが,すでにその遊歩道はなく,かつて,木道が敷かれていた跡(水たまり)だけがあった。

「月山天然記念物」と書かれた標柱の手前まで来た(庄内町),10:48

「月山天然記念物」と書かれた標柱から南側をパノラマ撮影(庄内町),10:49
ここから南南東に向かって伸びる遊歩道が見えるかと思って撮影してみたが, それと思われるような場所は見当たらない。

弥陀ケ原 南側の木道を西へ(庄内町),10:49
前方はやや傾斜しているが,滑り止め用の横木が何本か新しくなっていた。

弥陀ケ原 南側の木道を西へ(庄内町),10:50

昨年の様子(2010.08.28,10:50撮影)。 時間が今回とピッタリ同じ。すでに草紅葉になりかけていた。

弥陀ケ原 南側の木道を西へ(庄内町),10:50

昨年の様子(2010.08.28,10:50撮影)。

一昨年の様子(2009.8.26,10:53撮影)。

5年前の様子(2006.8.3,10:25撮影)。

弥陀ケ原 南側の木道を西へ(庄内町),10:50-10:51
ここで採集(弥陀ケ原-9)
観察された生物: トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), リピドデンドロン(Rhipidodendron), ディフルギア( D. bacillariarumD. elegansDifflugia sp.), アミカムリ(Nebela penardiana or N. hippocrepis?), プラコキスタ(Placocista spinosa), プルーロネマ(Pleuronema), シヌラ(Synura), 珪藻各種, イカダモ(Scenedesmus), エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), サヤミドロ(Oedogonium), コウガイチリモ( Pleurotaenium minutum), ウネリマクラ(Docidium undulatum), ミカヅキモ( Closterium abruptum), ツヅミモ( Cosmarium globosumC. thwaitesii), ホシガタモ( Staurastrum hystrixS. iotanum), イボマタモ( E. ampullaceumEuastrum crassumE. cuneatumE. sinuosum), ハタヒモ( Netrium digitusN. oblongum), クロオコッカス( Chroococcus pallidusC. turgidus), スティゴネマ(Stigonema), ミジンコ, イタチムシ, センチュウ, クマムシ,

弥陀ケ原 南側の木道を西へ(庄内町),10:53
2,3枚目: 木道は前方でゆるやかに左へカーブする。 地図には,あのカーブの手前に左への分岐が描いてある(上の10:47撮影の3枚目のGPSの画面参照)。 現在はそのような分岐はないが,よく見ると,カーブの手前から左に向かって(2枚目→1枚目), 草の生えていない場所がまっすぐ続いている(手前の池塘の先)。 もしかすると,あれがかつての左への分岐ルートかも知れない。
地図によると,遊歩道は左(南南東)へ進んで,わずかに山裾を上がり,その先で行き止まりになっている。 その途中に遊歩道沿いに(少なくとも)5個の池塘があるはずだ(小さいものは地図に描かれないので, 実際はそれ以上あるかも知れない)。

弥陀ケ原 南側の木道を西へ(庄内町),10:53-10:54
右のロープに突然,アキアカネSympetrum frequens)が止まった。 驚かさないように,ゆっくりとカメラを近付けて撮影。途中からマクロモードに切り替えた。 前から撮影しようとしたら,飛んで行ってしまった。

弥陀ケ原 南側の木道を西へ(庄内町),10:55
トンボが止まっていたロープの下で 採集(弥陀ケ原-10)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, ディフルギア( Difflugia bacillariarumD. oblonga), 珪藻各種, サヤミドロ(Oedogonium), ヒザオリ(Mougeotia), コウガイチリモ( Pleurotaenium minutum), ウネリマクラ(Docidium undulatum), ホシガタモ( Staurastrum simonyiStaurastrum sp.), イボマタモ( Euastrum ampullaceumE. cuneatum?), ハタヒモ(Netrium digitus), クロオコッカス( Chroococcus pallidusC. turgidus), メリスモペディア(Merismopedia), ワムシ, ミジンコ,

Part XIII: 弥陀ヶ原:南側の木道〜登山道分岐〜登山道を少し上がる
2011.07.18, 10:59 - 11:14