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2010.08.11-08.13

2010.08.10採集サンプルの観察

8/10採集分 Part III: 大仁郷湿原 Part I
大仁郷湿原-1(木道入口近く)
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, ナベカムリ( Arcella sp. A. artocreaに似るが表面に顆粒が点在 初観察Arcella sp.小型), ディフルギア( Difflugia oblongaDifflugia sp.), アスピディスカ(Aspidisca), 共生藻を持つコスルニア(Cothurnia imberbis), 珪藻少々, ミクロスポラ(Microspora), ヒザオリ(Mougeotia), ミジンコ,

大仁郷湿原-2
観察された生物: ミドリムシ(Euglena mutabilis), ディフルギア( Difflugia sp.), 小型ツリガネムシ(Vorticella), 小型繊毛虫数種, 珪藻少々, ミクロスポラ(Microspora), クロオコッカス(Chroococcus),

大仁郷湿原-3(分岐手前)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, ディフルギア( Difflugia sp.), ヒアロスフェニア(Hyalosphenia papilio), 珪藻少々, エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), ヒザオリ(Mougeotia), カメガシラモ(Tetmemorus laevis), ツヅミモ( Cosmarium globosum), ハタヒモ(Netrium oblongum)多数, タテブエモ(Penium polymorphum),

大仁郷湿原-4
観察された生物: ミドリムシ(Euglena mutabilis), 小型鞭毛虫数種, 共生藻を持つコスルニア(Cothurnia imberbis), モナス(Monas sp.), 珪藻少々, ミクロスポラ(Microspora), ヒザオリ(Mougeotia), ツヅミモ( Cosmarium globosum), 未同定の糸状藻(細胞内に油滴のようなものが多数),

大仁郷湿原-5
採集翌日(8/11)は,ほとんどが ミドリムシ(Euglena mutabilis) だったが,その時わずかにいた レプトファリンクス(Leptopharynx,注) が,2日後(8/12)になると,ほとんどのEuglena mutabilisを食べてしまい大増殖していた。 これは3日後(8/13)の画像なので写っているのはLeptopharynxばかり。 緑色をしているのは,細胞内に未消化のEuglena mutabilisが残っているため。 消化が終わると透明に変わった。
観察された生物: ミドリムシ(Euglena mutabilis)多数, シュードマイクロソラックス(Pseudomicrothorax)小型種?,

Part I : 国道342号沿いの小湿原,野鳥の森湿原(1)