湯沢駅〜苔沼湿原〜五才沼〜桁倉沼〜秋田いこいの村〜田螺沼〜湯沢駅 (12:00 - 18:15)
Part I: | 湯沢駅〜苔沼湿原(湯沢市) 2009.06.27, 12:00 - 13:04 |
Part II: | 苔沼湿原(1)(湯沢市) 2009.06.27, 13:04 - 13:18 ヒロバスゲ? |
Part III: | 苔沼湿原(2)〜五才沼へ(湯沢市) 2009.06.27, 13:19 - 13:47 シシガシラ?, ジュンサイ,モノサシトンボ,オオクマヤナギ |
Part IV: | 県道51号を歩いて五才沼へ(湯沢市) 2009.06.27, 13:50 - 14:10 ツルマンネングサ? |
Part V: | 五才沼〜桁倉沼(湯沢市) 2009.06.27, 14:10 - 14:40 ジュンサイ, クマヤナギ?,ミヤコグサ |
Part VI: | 桁倉沼・木地山キャンプ場(湯沢市) 2009.06.27, 14:41 - 15:04 |
Part VII: | 桁倉沼〜秋田いこいの村(湯沢市) 2009.06.27, 15:09 - 15:40 オニシモツケ?,ニホンリス? |
Part VIII: | 秋田いこいの村〜田螺沼(湯沢市) 2009.06.27, 15:41 - 15:57 ヤマグワ? |
Part IX: | 田螺沼〜秋田いこいの村〜湯沢駅(湯沢市) 2009.06.27, 15:59 - 18:15 ジュンサイ, ?? |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2009.06.29-07.01 |
先週の土日は天候不順でどこにも出かけられなかった。
今週の土日も関東地方は曇り/雨の予報が出ていたが,東北地方,とくに北東北は晴れとなっていたので,
久しぶりに秋田県へ向うことにした。
当初の予定では,初日(6/27)は県南にある苔沼湿原とその周辺の池沼(湯沢市)で採集した後,県中央部にある角館に宿泊。 翌朝(6/28),秋田内陸縦貫鉄道でさらに北(阿仁合駅)へ移動し, そこからタクシー・阿仁スキー場のゴンドラを乗継いで,森吉山山頂周辺にある湿原を訪れる,はずだった。 しかし,出発の前日(6/26),阿仁合駅から乗車するタクシーの予約をした際,フと気になってゴンドラの運転状況を確認したところ, 「今は動いていない」との返事が返って来た。???。昨年は6月当初から動いていたはずなのに・・・。 何故かを尋ねたところ,今年は市からの財政補助が決まっていないためとのこと(注1)。 当初は,ゴンドラの替りに,スキー場のゲレンデを歩いて登れば森吉山山頂までなら往復できる, というタクシー会社側の説明に納得して予約をしたが,その日の夕方までに地図等を使って綿密にコースタイムを計算したところ, どうやっても山頂の先にある2つの湿原(山人平&ヒバクラ湿原,とくに後者は絶対無理)には到達できないことが判明。 湿原抜きでただ山を登っても仕方がないので,帰宅途中の電車の中で,替りの採集場所が近くにないか必死に探した。 その結果,角館駅の東にある田沢湖駅からバスに乗れば(注2),秋田県と岩手県の県境にある大白森・小白森の山頂湿原か, あるいは,その東にある田代平,および空吹湿原ならなんとか到達できることに気づいた。 時間的には大白森・小白森よりも田代平・空吹湿原の方が余裕がある。 そこで急遽,2日目の行き先を「田代平・空吹湿原」に変更した。 そんな訳で,今回は出発真際にドタバタしてしまったが,天気は予報通りで,この季節としてはまずまずの青空の下, 秋田県南・中西部にある湿原を訪問することができた。 初日に訪れた苔沼湿原,および五才沼はいずれも沼から湿原へ移行しつつある場所で,自然豊かな景観を楽しめたが, 果たして原生生物の方は・・・(現在観察中)。 注1:基本的な原因はスキー客の減少にあるらしいが,ネットで検索すると, 今年は冬場の補助は止めるが,夏〜秋の登山客向けのゴンドラ運行には補助を決めたというしばらく前の新聞記事(2009.6.11河北新報)があった。 ならば,もう稼動してもよいはずだが,タクシー会社の話では,いつから稼動させるかいまだに決まっていない,という。 追記:後日, 7月4日からNPOが経営撤退した企業から施設を借りる形でゴンドラを運行させるというニュースが流れた (2009.7.3)。 やれやれ行くのが少し早すぎた・・・。 注2:田沢湖駅〜アルパこまくさ間は, 一昨年(2007.8.6),千沼ヶ原を訪れた際にも利用したルートなので, ある程度,現地の状況がわかっていたのも幸いした。 |