杉ケ峰南東尾根の途中にある小湿原(七ケ宿町),12:12
尾根を下る途中に湿原があった。最初はここが芝草平かとも思ったが,そうではないようだ(注)。
この先で若干の登りがあって,そこを過ぎると平らな場所が現れる。そこが芝草平。
注:広義には,この辺も芝草平と呼んでよいのかも知れない。
杉ケ峰南東尾根の途中にある小湿原(七ケ宿町),12:13
ここにも池塘らしきものはあるが,,どれも道から離れていて近付くことができない。
杉ケ峰南東尾根の途中にある小湿原(七ケ宿町),12:13-12:14
1枚目:木道の周囲は踏み荒らしによって裸地化している。
霧でよく見えないが,遠くにあるのは池塘なのか,それとも踏み荒らしによってできたたんなる水たまりなのか,,。
2枚目:「植生復元中につき立入禁止,森林管理署 宮城県」。
復元中とあるが,とくに何かの処置が施されているようには見えない。自然のままに放置して回復を待つということか。
3枚目:ロープの近くには,踏跡や踏み荒らしによってできたと思われる水たまりがある。
杉ケ峰南東尾根を下る(七ケ宿町),12:17
ふたたび階段状の道を下る。
杉ケ峰南東尾根を下る(七ケ宿町),12:19
1枚目:平らな場所には廊下(木道)が。
前方に何か動物の糞らしきものが,,,。
2枚目:近付いて撮影。やはりこれもクマの糞?
今回は登山道に入った時から熊避けの鈴を着けて歩いているが・・・。
まもなく芝草平(七ケ宿町),12:20-12:21
1枚目:若干の登りがあり,,
2枚目:その先はやや急な下り階段。
芝草平に到着(七ケ宿町),12:23
1枚目:階段の先に何かの案内板が見えてきた。どうやら着いたらしい。
2枚目:ここから先が芝草平。
3枚目:その案内板。図は登山道全体図のみで,この芝草平周辺の詳しい地図がない。
そのため,最初はここだけが芝草平かどうか迷ってしまった。
地図にある面積と比べるとここだけでは狭すぎるのだが,,。
芝草平(七ケ宿町),12:23-12:24
とりあえず案内板のある位置から前方をパノラマ撮影。
芝草平(七ケ宿町),12:24
湿原を横切る木道はすぐに終わり,このような下り階段となる。
芝草平ってここだけ?(七ケ宿町),12:26-12:30
1枚目:ここで芝草平は終わりかと迷ってしまい,元へ戻ろうとして元来た方向を撮影。
2,3枚目:しかし,どう考えてもここだけのはずはない。
そこで,さらに先へ進むことにした。
その先にも芝草平は広がっていた(七ケ宿町),12:33
1,2枚目:階段を降りると,ほどなく前方に別の湿原が現れた。
こちらはさきほどより広い。
芝草平は,杉ケ峰と屏風岳の鞍部から主に南側の斜面にかけて広がる南北に細長い湿原なので,
鞍部を通る木道は短いが,その右手(南側)にかなり広い湿原が続いている。
かつては斜面沿いに湿原の中を降りることができたようだが,現在は湿原保護のためほとんどが進入禁止になっている。
芝草平(七ケ宿町),12:33
湿原の入口にある道標の手前で左右をパノラマ撮影。
1枚目(左側):屏風岳への登山道を兼ねる湿原を横断する木道。
2枚目(前方):角にある道標。「芝草平 1652 m」,「屏風岳 1.0 km,硯石 8.0 km,杉ケ峰 1.0 km,刈田岳 4.0 km」(注)。
3枚目(右側):隣にも木道があった。最初は何かわからなかったが,この先には南に広がる湿原の展望所がある。そこへ向う木道だった。
後でこちらへも立ち寄ることにする。
芝草平(七ケ宿町),12:34
まずは屏風岳へ向う登山道へ。最初は階段でその先は木道。
芝草平(七ケ宿町),12:34
1枚目:既述したように,木道はわずかですぐ先は樹林帯に入る昇りの階段になっている。
2枚目:木道の脇はこのような水たまり状態。ここは池塘ではなく,踏み荒らしによってできた裸地に水がたまっただけ。
芝草平(七ケ宿町),12:35
木道の中央付近から南側をパノラマ撮影。
木道近くは裸地だが,遠くには池塘らしい雰囲気をただよわせた風景が広がっている。
1枚目:ロープが張られて現在は通行止めだが,その先に南の斜面に降りる踏跡がある。
ガイドブックによると,ここは現在廃道になっているが,かつては南にある横川林道(注)へ降りる道として利用されていたとのこと。
注:ガイドブックには横川林道と書いてあるが,市販の地図では不忘山林道となっている。
横川に沿って敷設された林道であることは確か。
Part V: | 芝草平 2007.08.17, 12:35 - 12:46 |