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2007.06.17, Part VI

ひょうたん池〜木戸池へ

ひょうたん池(山ノ内町),12:34
1枚目:さらに沢に沿って歩くと前方に池の中央(というかひょうたんの形をした池のくびれた部分)に敷設された 木道が現れる。 2枚目:その手前にもまた池端に近付ける場所があった。 ここでも採集(ひょうたん池-2)
観察された生物: ラッパムシ(Stentor igneus, 共生藻類有り), 共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium), サヤツナギ(Dinobryon sertularia), 珪藻各種, ミクロスポラ(Microspora), ヒザオリ(Mougeotia), イボマタモ( Euastrum cuneatum), アワセオオギ(Micrasterias truncata), ミジンコ, ワムシ,
観察された生物(06/21): ツリガネムシ(Vorticella) イタチムシ,

ひょうたん池(山ノ内町),12:35
よく見ると足下の草むらに見慣れないトンボが止まっていた。やや大きい。 3,4枚目:カメラを近付けても逃げないのでマクロ撮影を試みた。 これは「カラカネトンボCordulia aenea amurensis)の♂の羽化直後」 であると 行徳トンボ研究室の互井賢二さんから教えていただきました。 ありがとうございます。

ひょうたん池(山ノ内町),12:36
1枚目:木道を通って池の中央部へ。 2枚目:中央付近にある「上信越高原国立公園,ひょうたん池,HYOTANIKE POND,志賀高原」の看板。

ひょうたん池(山ノ内町),12:37
看板脇の休憩場所に座って池をパノラマ撮影。

ひょうたん池から木戸池へ(山ノ内町),12:38-12:40
現在,12時半過ぎ。これから元へ戻って硯川バス停からバス(13:38発)に乗車するまではちょうど1時間ある。 ここから直接,木戸池まで歩いても1時間はかからないはずなので,また,膝の調子もそれほど悪くはなっていないので(注), バスに乗るのは止めて歩くことにした。
1,2枚目:木道を通って「ひょうたん池」を出る。 3,4枚目:しばらく薄暗い林の中を歩くが,まもなく前方が明るく開けてくる。

注:今回,ついに山を下る際の極意?が閃いた。 その要点は「足を降ろす前に腰を落とせ」にある。 すなわち,下りで膝等を傷める原因は下の段に足を着地させると同時に身体も下降させると, 着地時に加速度がついた全体重の負荷が足先や膝にかかるのでダメージを受けやすいことにある。 そこで,足を下段に降ろす前に,膝を曲げて腰を落とし,あらかじめ身体の重心を下げておけば, 下段に着地させる足には,体重の負荷がほとんどかからないことになる。 実際そのようにしてみると膝への負担は非常に軽くなった。 ただし,この場合,膝には負担がかからないものの,常に腰を下げた状態で歩くことになるので, 大腿筋や大臀筋等(とくに後者)がかなり疲れた。 今後は膝を守るために足腰の筋トレが必要だと悟った次第。

木戸池へ(山ノ内町),12:41
ここからは山の斜面に沿って造られた遊歩道(?)を下っていく。

木戸池へ(山ノ内町),12:41-12:50
遊歩道は大きな岩があちこちから顔を出していて,段差の激しい下り坂。 岩以外は土で,雨の後は滑りやすく歩きにくいだろうが,今日は乾いているのでその点では楽。 4枚目:マイヅルソウ)。

木戸池へ(山ノ内町),12:52-12:53
途中1ケ所で沢を渡る。 2枚目:沢の中に置かれた大きな岩の上を歩いて渡る。 3枚目:渡る途中で上流側を撮影。今日はほとんど水の流れはない。 4枚目:下流側の様子。水は残っているが流れていない。

木戸池へ(山ノ内町),12:53-12:55
1枚目:沢を渡ると,,, 2枚目:再び,山の斜面に沿った道となる。

木戸池へ(山ノ内町),12:57
道端に咲いていた アカモノGaultheria adenothrix)。 この植物は遊歩道沿いのあちこちに群生していた。ただし,花が咲いていたのは一部のみ。

木戸池へ(山ノ内町),12:58
「ポイント8/20,ひょうたん池から木戸池へ向う坂道,次のポイントまで5分」の案内板。

木戸池へ(山ノ内町),13:01-13:02
道端に咲いていた ツマトリソウTrientalis europaea)。 数は少ないがあちこちにポツリポツリと咲いていた。

Part VII: 木戸池周辺
2007.06.17, 13:02 - 13:24