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2006.05.21, Part VII

戸隠森林植物園〜みどりヶ池

戸隠森林植物園(長野市=旧戸隠村),12:31-12:35
「小川のこみち」を東へ向かう。 今日は多くの樹木は芽吹いていないか,芽吹き始めたばかりの状態にあるため,林内が明るい。 前回来た時(2005.6.12)は,樹木に葉が生い茂りこの辺はかなり薄暗かった。 写真撮影のタイミングとしては今頃が一番よいのかも知れない。

戸隠森林植物園(長野市=旧戸隠村),12:36-12:37
もうすぐ木道の出口というところで,右側に黒ずんだ水たまりというか小さな湿地があった。 水流はなさそうなので,もしかしたら原生生物が多くいるかも,と期待して 採集(戸隠森林植物園 No. 3)。 しかし,残念ながら実体顕微鏡で見るかぎりはほとんど何もいなかった(多細胞動物のソコミジンコがいたくらい)。 もしかすると今日はたまたま水流がなかっただけで,もっと水の多い時期になると水が流れるのかも知れない。
観察された生物: ソコミジンコのみ。

戸隠森林植物園(長野市=旧戸隠村),12:37-12:38

みどりヶ池へ(長野市=旧戸隠村),12:38-12:39
1枚目:さきほど木道に入る前の四阿とトイレのある場所へ戻った。今度はここを右折。 2,3枚目:右折する前にその方向を撮影。

みどりヶ池へ(長野市=旧戸隠村),12:39
「みどりが池へ バリアフリー連絡道」の道標。 「みどりが池」なのか「みどりヶ池」なのか表記法がハッキリしない。 ネットで検索するかぎりでは「みどりが池」の方が若干優勢,,。

みどりヶ池へ(長野市=旧戸隠村),12:39-12:40
ここにもカタクリErythronium japonicum)が。

みどりヶ池へ(長野市=旧戸隠村),12:40-12:42
真新しいバリアフリー連絡道を進む。

みどりヶ池へ到着(長野市=旧戸隠村),12:43
前方の建物は「野生生物観察施設」。この先にトイレがある。

みどりヶ池(長野市=旧戸隠村),12:44
池の西縁に沿って進み,途中で採集することにした。

みどりヶ池(長野市=旧戸隠村),12:45
1枚目:池の東縁(画面前方の岸辺)は急に落ち込んでいて採集しずらい。 昨年はこの東縁を歩いたため,採集ポイントがあまりなかった。どうにか採集したサンプルにも原生生物はほとんど見当たらなかった。 1,2枚目:こちら側(西縁)は岸辺は浅瀬になっていて草もたくさん生えている。これなら色々いそう,と期待したが,後述のように, 見た目と異なり原生生物はほとんどいなかった。

みどりヶ池(長野市=旧戸隠村),12:46-12:47
西縁に咲いていたリュウキンカCaltha palustris var. nipponica)。

みどりヶ池 リュウキンカ Caltha palustris みどりヶ池 リュウキンカ Caltha palustris みどりヶ池 リュウキンカ Caltha palustris みどりヶ池 リュウキンカ Caltha palustris

みどりヶ池(長野市=旧戸隠村),12:47
同じくミズバショウLysichitum camtschatcense)。

みどりヶ池 ミズバショウ Lysichitum camtschatcense みどりヶ池 ミズバショウ Lysichitum camtschatcense みどりヶ池 ミズバショウ Lysichitum camtschatcense

みどりヶ池(長野市=旧戸隠村),12:47-12:49
同じ場所で少しずつポイントを変えて採集(みどりヶ池 No. 1, No. 2, No. 3)
観察された生物: Lesquereusia or other genus ?, ユーグリファ(E. brachiata ?), ディフルギア( Difflugia sp.), アミカムリ(Nebela), ユーグリファ(Euglypha acanthophora ?), シヌラ(Synura), サヤツナギ(Dinobryon), ハネケイソウ(Pinnularia), 他の珪藻各種, ミクロスポラ(Microspora), ワムシ, ケンミジンコ,
色々いそうに見えるが,原生生物はあまり多くない。とくに緑藻類はミクロスポラだけで非常に少ない。

Part VIII: みどりヶ池〜戸隠森林植物園バス停
2006.05.21, 12:50 - 13:30