長野市(旧 戸隠村) 戸隠高原
戸隠森林植物園
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県道76号 長野戸隠線沿いの戸隠神社中社の北, 戸隠奥社の参道入口から南に広がる樹林帯とその中に点在する湿地を自然観察園として整備したのが戸隠森林植物園。 かなり広いが園内を散策できる立派な桟橋状の木道が敷設されている。 残念ながら湿地ではあっても湿原ではなく,日当たりの悪い林床の水たまりに原生生物の姿はほとんど見られない。
観察された原生生物名一覧(現在 5 種)

採集日:2006.05.21 ウオッちず で位置確認

戸隠森林植物園へ入る(長野市),12:12-12:13
1枚目:ここで左折。2,3枚目:戸隠森林公園の看板と案内板。 4枚目:その先には大勢の人がいた。

戸隠森林植物園(長野市),12:13-12:15
道端に咲いていたカタクリErythronium japonicum)。

戸隠森林植物園(長野市),12:15-12:16
1枚目:トイレ。2枚目:四阿。3枚目:保護林の説明。4枚目:その隣に木道がある。ここへ進む(西方向)。

戸隠森林植物園(長野市),12:16-12:17
1枚目:木道を西へ進む。デッキ状の木道で地面からはかなりの距離がある。 2枚目:すぐにミズバショウLysichitum camtschatcense)の群生が現れる。

戸隠森林植物園(長野市),12:19
この辺がミズバショウLysichitum camtschatcense)の群生としては一番広いかも知れない。

戸隠森林植物園(長野市),12:20-12:21
その少し先で採集(戸隠森林植物園 No. 1)
撮影後,光学顕微鏡(x 100- x 640)で観察された生物: ディフルギア( Difflugia sp.), サイフォデリア(Cyphoderia), トリネマ(Trinema), スティコトリカ(Stichotricha), Eunotia), ミカヅキモ( C. navicula), ユレモ(Oscillatoria), ソコミジンコ,

戸隠森林植物園(長野市),12:23
キクザキイチゲAnemone pseudo-altaica)。

戸隠森林植物園(長野市),12:24-12:25
1〜3枚目:この付近で採集(戸隠森林植物園 No. 2)
観察された生物: ディフルギア( Difflugia sp.), 珪藻各種, ソコミジンコ,
4枚目:ここは左折。水芭蕉園方向へ進む。

戸隠森林植物園(長野市),12:26
「保健保安林 戸隠山国有林 この森林は保健休養の場・・・」とある。 木道はゆるく左にカーブする。

戸隠森林植物園(長野市),12:26
案内図ではこの辺が水芭蕉の園のはずなのだが・・・。それらしくない。 2枚目:四阿がある。本来であればこの辺一体にミズバショウLysichitum camtschatcense)があるのだろうが,,。

戸隠森林植物園(長野市),12:27
1枚目:「至水芭蕉の園」の道標があるが,方向が逆のような気がする。

戸隠森林植物園(長野市),12:27-12:28
キクザキイチゲAnemone pseudo-altaica)。 これはやや紫色。

戸隠森林植物園(長野市),12:30-12:31
ここで左折。案内板にある「小川のこみち」を東へ向かう。

戸隠森林植物園(長野市),12:31-12:35
「小川のこみち」を東へ向かう。 今日は多くの樹木は芽吹いていないか,芽吹き始めたばかりの状態にあるため,林内が明るい。 前回来た時(2005.6.12)は,樹木に葉が生い茂りこの辺はかなり薄暗かった。 写真撮影のタイミングとしては今頃が一番よいのかも知れない。

戸隠森林植物園(長野市),12:36-12:37
もうすぐ木道の出口というところで,右側に黒ずんだ水たまりというか小さな湿地があった。 水流はなさそうなので,もしかしたら原生生物が多くいるかも,と期待して 採集(戸隠森林植物園 No. 3)。 しかし,残念ながら実体顕微鏡で見るかぎりはほとんど何もいなかった(多細胞動物のソコミジンコがいたくらい)。 もしかすると今日はたまたま水流がなかっただけで,もっと水の多い時期になると水が流れるのかも知れない。
観察された生物: ソコミジンコのみ。

戸隠森林植物園(長野市),12:37-12:38

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