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50 μm 100 μm 150 μm; x 400Contributors of these images
1-4; Vannella sp1. (1-2, radiate; 3; at rest; 4, locomotive) ,
5-6; Vannella simplex (x 400), 7-8; Vannella miroides (x 400),
9-11; Vannella platypodia (x 400),
細胞は小さい(<50μm)。移動時は扇形。しわはないか,ないし,わずか。
仮足は透明で,細胞の先端部に広がった透明域から形成される。
移動時は扇形。先端部は透明。表面に bossesはない。
from 「An Illustrated Guide to the Protozoa」
(from Page, 1976)
V. simplex 移動時の長さ 35-80μm。核 7.7-10.8μm。 移動の細胞は横長(L/B=最大1/2)。
透明帯(hyaline veil)はしばしば前方のみ。V. mira 移動時の長さ 20-55μm。核 4.8-8.3μm。 V. miroides 移動時の長さ 25-35μm。核 4-4.5μm。 周縁部はやや波打っている(somewhat wavy)。
放射形の仮足は透明。均一な長さで先が尖っている。V. platypodia 移動時の長さ 10-25μm。核 3.4-4.8μm。 移動時,一部の細胞は縦長。
Page (1976)では,V. simplexは「ガラス容器にほとんど接着しない」 と記してあるが,これはあまりあてにならない。A. proteusでは,株によって細胞の接着性にはかなりの違いがあった (月井・木原・石井 原生動物学雑誌, 22(1): 38-39,1989)。このように細胞の接着性は種内変異が 相当あると予想されるからだ。
種 名 静止時 放射型本体/仮足 移動時の長さ 核(直径) ウロイド 棲息場所 V. mira 8〜10 5〜6/4〜8本 15〜25 x 巾15〜25 球状, 4〜6 なし 海水 V. miroides 12〜13 8〜9/6〜8本 25〜30 x 巾25〜35 球状, 4〜5 なし 淡水 V. crassa 20〜30 15〜20/数本 50〜75 x 巾55〜80 球状, 12 なし 海水
数値はμm (from「An Illustrated Guide to the Protozoa」1985; Page, 1976 とは随分違う?)
Species (similar species)
References