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1; Peridinium bipes, 2-3; Peridinium sp., 4; Scrippsiella sp.,
門/綱:2つのうねりのある溝が細胞表面にあり、1本は細胞の赤道上に( 横溝 cingulumという)、他方は縦に伸びている(縦溝 Sulcus)。 この溝に沿って鞭毛が配置されている。鞭毛の長さは不等長。 鞭毛は羽型と片羽型(または裸)のものがそれぞれ1本ずつある。 セルロース板でできた硬い殻をもつ。皮質(cortex)には放出体として 毛胞(trichocyst;糸胞ともいう)がある。 収縮胞をもたない。海産のものでは部分的に肥大した水嚢(Pusulen; pusules) をもち浸透圧調節を行っている。 数珠状の核をもつ。ヒストンがほとんどない。分裂の中間期でも染色体は凝縮したまま。 核分裂の際にクロマチンは紡錘糸と結合せず核膜と結合する。目:生活環の大部分を遊泳性で過ごす。
鞭毛は細胞腹部から出る。横溝がある。細胞外被に鎧板がある。
第一頂板が対称形,底板が2枚で対称に位置する。
Blepharocysta属 細胞は球形ないし卵形。横溝 (cingulum) は中央にあり,幅は狭い。縦溝 (sulcus) は後端部で翼状の突起が出る。 殻板(thecal plate) は不明瞭。Ref. Balech (1963) Cachonina属 細胞は小さく,楕円形。横溝は中央部にある。殻板は細かい。茶色の chromatophoreをもつ。 Ref. Loeblich (1968) Diplosalis属 上下におしつぶされた球状。横溝は中央部。縁が明瞭に盛り上がる。 縦溝の右側の縁は翼状に突き出す。殻板は不明瞭。 Ref. Dodge & Hermes (1981) Dissodinium属 ****** Ensiculifera属 上殻 (頂板) は松の実形。尖らない。横溝は中央部。縦溝は短く左側の縁が翼状に突き出す。 下殻は半球状で尖る。殻板は不明瞭。 Heterocapsa属 Glenodiniumに似る。横溝は中央部。わずかに縁が突き出す。縦溝は短い。右側が突き出す。 殻板は薄く,不明瞭。第一殻板は5面をもつ。 Ref. Dodge & Hermes (1981) マルウズオビムシ属
Peridinium細胞体は球形ないし多面体。横溝は中央部で深い。殻板は明瞭。一部は上下の殻板に角をもつ。 多くは淡水性。 Ref. Tomas & Cox (1973) Podolampas属 細胞は梨形。横溝も縦溝もない。頂部に角が1つ,後端部には2つの角がある。海水性。熱帯産。 Ref. Balech (1963) Protoperidinium属 細胞は球形ないし多面体。一部は頂部と後端部に角をもつ。海産。Peridiniumに似る。葉緑体はない。 Ref. Balech (1973, 1974, 1975); Dodge (1983) トゲナシウズオビムシ属
Scrippsiella******
Subdivisions
Blepharocysta | |
Cachonina | |
Diplosalis | lenticula |
Dissodinium | pseudolunula |
Ensiculifera | |
Heterocapsa | triquetra |
マルウズオビムシ属 Peridinium | abei (=P. biconicum), bipes, cinctum, conicum, depressum |
Podolampas | bipes |
Protoperidinium | steinii, crassipes, cerasus, leonis |
Scrippsiella |
References