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50 μm 100 μm 150 μm; x 400Contributors of these images
1-2; Chaetosphaeridium globosum (x 400),
門:葉緑体中にクロロフィル a, bを含み,光合成によりα-1, 4グルカンを主成分とするデンプンをつくり,葉緑体内に蓄える。門/綱:シャジクモの仲間は、以下のような特徴から、陸上の有胚植物に系統的にもっとも近い と考えられている。
1) 有胚植物の細胞質分裂では分裂面に直角に微小管が形成され、それとアクチン線維と小胞が 一緒になって、隔膜形成体(phragmoplast)となるが、コレオケーテとシャジクモはこれに 非常によく似た構造を細胞質分裂時に形成する。
2) コレオケーテ、シャジクモ、アオミドロなどでは、陸上植物と同じように核包膜解放型で 残存性の紡錘体装置をもつ。
3) シャジクモ、フラスモ、コレオケーテ、クレブソルミディウム、クロロキブスなどの有鞭毛 の遊走子や配偶子などの遊泳細胞は多層構造体(MLS)か、または相同の「退化MLS」をもつが、 このMLS はコケ植物から裸子植物までの陸上植物の有鞭毛の精子にもみられる。これにたいして、 他の大部分の緑藻にはMLSがない。
この他の微細構造としては、ペルオキシソームの構造も陸上植物のものと似ていることがあげられる。 また、核や葉緑体のゲノムの比較研究からもこの考えは支持されている。 (Graham「陸上植物の起源」1996より)
クロロキブス目
Chlorokybales****** クレブソルミジウム目
Klebsormidiales****** コレオカエテ目
Coleochaetales****** シャジクモ目
Charales******
緑藻植物門 Chlorophyta
シャジクモ藻綱 Charophyceae
シャジクモ目 Charales &
コレオケーテ目 Coleochaetales &
ホシミドロ目 Zygnematales &
→ 接合藻門(綱)
(「五つの王国」の場合)
クレブソルミジウム目 Klebsormidiales &
クロロキブス目 Chlorokybales
(Graham「陸上植物の起源」)
緑藻植物門 Chlorophyta
車軸藻綱 Charophyceae
(「生物学辞典」)
Subdivisions
クロロキブス目 Chlorokybales | Chlorokybus | |
クレブソルミジウム目 Klebsormidiales | Klebsormidium | flaccidum |
Raphidonema | ||
Stichococcus | ||
コレオカエテ目 Coleochaetales
(コレオケーテ目) |
ケートスフェリディウム属 Chaetosphaeridium |
globosum |
コレオケーテ属 Coleochaete |
nitellarum, orbicularis, pulvinata, scutata | |
シャジクモ目 Charales | シャジクモ属 Chara | braunii, stuartiana, zeylanica |
フラスコモ属 Nitella | axillaris, hyalina | |
シラタマモ属 Lamprothamnium | ||
ホシツリモ属 Nitellopsis | ||
Lychnothamnus | ||
Tolypella |
References