ピロプラズマ類の宿主への感染はダニを媒介とするが、フタトゲチマダニなどは 幼ダニ、若ダニ、成ダニのいずれも飽血後落下する(これを3回寄生ダニという)。 Theileria属では成ダニには感染していても、ダニの卵には移行しない。 そのため、孵化した幼ダニには感染していない。そのため、Theileria属 が他の宿主へ伝播していくためには、幼ダニが感染宿主を吸血した後、落下し、 若ダニ期、成ダニ期に再び他の宿主に寄生することによって達成される。 このような伝播法を経発育期伝播と呼ぶ。
Theileria属では成ダニには感染していても、ダニの卵には移行しない。 そのため、孵化した幼ダニには感染していない。そのため、Theileria属 が他の宿主へ伝播していくためには、幼ダニが感染宿主を吸血した後、落下し、 若ダニ期、成ダニ期に再び他の宿主に寄生することによって達成される。 このような伝播法を経発育期伝播と呼ぶ。