情報サーバ | 関連情報 | 研究資料館 | Internetと生命科学 || 原生生物図鑑
概 論 | 各 論 | 原生生物の進化 | 用語解説 |

食作用(Phagocytosis)

貧食。
細胞が周囲にある大型の固形粒子を取り込む活動。 固形物が細胞膜に接するか,近付くと,細胞膜が変形(突出や陥入)して固形物を包み込む。 細胞膜の先端部が融合して完全に膜に包まれることで,固形物が細胞内に取り込まれる。 固形物を包んだ小胞をファゴソーム(phagosome,食作用胞)という。これはやがて リソソーム(lysosome)と融合してファゴリソソーム(phagolysosome,消化胞)となり, リソソームに含まれていた加水分解酵素の作用で分解され,低分子になって細胞質内に吸収 される。

緑藻を食べるコレプス(Coleps)


Copyright 原生生物情報サーバ