小田貫湿原へ,14:11-14:15
1枚目:最初のカーブ。画面の左手に上記の東海自然歩道がある。
2〜6枚目:途中は何度か左右に小刻みカーブしながら全体としては左(西)方向へ進む。
急な坂の部分もあり,一時,自転車を降りて押して歩いた。
7枚目:道路の右隣には小川や小さな湿地が点在している。これは小川の跡?
小田貫湿原へ 途中にある小川,14:16-14:19
湿原入口に近づくと,右手にわずかな水が流れる小川がある(2枚目)。ここで自転車を停めて小川へ降りた(1枚目)。
3〜5枚目:
前回(2005.5.8)もここで採集したが,前回ここで目立ったのはダルマオトシ(Hyalotheca)だった。
小川に近付くと,今回も川底に緑色の藻塊があった。
しかし,採集してみると,この藻塊の大部分は前回と異なり,
ヨツメモ(Tetraspora)だった(注1)。
しかし,それに混じって数は少ないもののダルマオトシ(Hyalotheca)もしっかり生息していた(注2)。
今回は,緑色の藻類塊部分と隣の川底の部分に分けて採集してみた。その結果,
4枚目:緑色の藻類塊部分にいたのは,
珪藻各種,
ヨツメモ(Tetraspora),
ヒザオリ(Mougeotia),
ダルマオトシ(Hyalotheca),等々。
5枚目:そのすぐ隣の川底の部分には,
ヨツメモ(Tetraspora),
ダルマオトシ(Hyalotheca),
ミジンコ,
ソコミジンコ,がいた。
注1:藻体が細長いので,おそらくヒモヨツメモ(Tetraspora cylindrica (Wahlenberg) Agardh)と思われる。
ヨツメモは前回もここで多少観察されているが,個体数としては前回はダルマオトシの方が多かった。
注2:後でわかるように,湿原ではダルマオトシが大量に繁殖していた。この小川は湿原から出た水が流れているので,
ダルマオトシがここで見られるのは当然といえば当然。
小田貫湿原へ 途中にある小川,14:19-14:22
採集を終えて土手を上がる途中,
アスファルトの道路のすぐ脇にタチツボスミレ(Viola grypoceras A.Gray)が咲いていた。
小田貫湿原に到着,14:22-14:24
湿原の近くにある駐車場に自転車を置いて歩いて湿原へ向う。
小田貫湿原(西側の湿原)へ入る,14:25-14:26
1枚目:湿原の南側にある道路と水路。ここで右折。2枚目:この柵の先に入口がある。
3,4枚目:ここが入口。
小田貫湿原に入ってすぐの場所に咲いていたミツバツツジ(Rhododendoron dilatatum),14:26-14:27
この花は,これまでに
井頭公園(2006.4.1)と
越谷総合公園(2006.4.9)で見かけた。
Part V: | 小田貫湿原 2006.04.29, 14:28 - 14:48 |