唐津市 |
樫原湿原
かしばる しつげん Part III |
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採集日:2011.11.14 | vウオッちず | で位置確認 |
樫原湿原,人工湿地,区画4&区画5(唐津市七山),08:27
1,2枚目:区画5,3枚目:手前が区画4(注)。
注:既述したが,区画1は,案内図では水田跡地 VI の一部として描いてある。
よって案内図に従えば,区画5→区画4,区画4→区画3とするのが適切。
しかし,前回の記述との整合性を保つため,ここはそのままにしてある。
樫原湿原,人工湿地,区画5(唐津市七山),08:27-08:28
木道近くでカキツバタ(Iris laevigata)?が一輪咲いていた。
その隣には実に変わったものも数株。
樫原湿原,人工湿地,区画5&水田跡地 VI(唐津市七山),08:29
1〜3枚目:区画5の先にあるのが水田跡地 VI。木道はその手前で右に折れる。
樫原湿原,人工湿地,区画5(唐津市七山),08:31
水田跡地 VIとの間にある木道際で
採集(樫原湿原,人工湿地,区画5)。
ここもジュンサイ(Brasenia schreberi)の葉は枯れてほとんどが水中に没している。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
カラエリヒゲムシ(Salpingoeca),
ディセマトストマ(Disematostoma),
フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex v. rugulosum),
キルクネリエラ(Kirchneriella),
テトララントス(Tetrallantos),
Quadrigula,
ミカヅキモ(
Closterium baillyanum,
C. dianae),
ツヅミモ(
Cosmarium contractum),
イボマタモ(
Euastrum ansatum),
ワムシ,
イタチムシ,
2008年09月の様子(2008.09.09,08:07-08:09撮影)。
樫原湿原,人工湿地と湿地 II の間を通る木道へ出て左折(唐津市七山),08:32
1〜3枚目:人工湿地と湿地 II の間を通る木道の手前で左前右を撮影。
樫原湿原,水田跡地 VI ・湿地 II ・湿地 IV(唐津市七山),08:32
1枚目:湿地 II と湿地 IV の間を通る木道は,現在いる木道より一段低い位置にある。
ここで右に折れ,短い階段を降りて右の木道へ移動。
2枚目:この辺は各区画の位置関係がわかりづらいので,旧駐車場にある新しい案内図をここに再掲載しておく。
現在いるのは,この案内図で水田跡地 VI ・湿地 II ・湿地 IVが接する地点だ。
2008年09月の様子(2008.09.09,08:13撮影)。
樫原湿原,水田跡地 VI の南端へ(唐津市七山),08:33
前回(下段)は道路際まで行けたが,今回は途中で行き止まりになっていた(2枚目)。
2008年09月の様子(2008.09.09,08:17撮影)。
Uターン(唐津市七山),08:34
1枚目:今度は北に向って進む。木道の左が湿地 IV ,右が湿地 II 。
2枚目:2008年09月の様子(2008.09.09,08:23撮影)。
一段下がった木道をそのまま先へ進む(唐津市七山),08:34-08:35
1〜3枚目:パノラマ撮影。
1枚目:木道の先は湿原と溜池の間にある小山(中ノ島)。
2枚目:木道の右は「湿地 II」。一段高い位置にある前方の木道の先にさきほど歩いた人工湿地がある。
前回は,この辺で右の湿地 IIで採集したが,今回はパス。
原生生物はあまりいないように思えたからだが(注),後で
前回の記録 を見ると結構いた。残念,採集すればよかった。
注:何度も書くが,今回は桑原バス停から歩いたので,湿原に着くのが30分ほど遅れてしまった。
これまでに比べて滞在時間を短くしなければならないので,若干焦っていた。それが心理的に影響した可能性が高い。
2008年09月の様子(2008.09.09,08:26撮影)。
2006年11月の様子(2006.11.20,08:26撮影)。
樫原湿原,中ノ島東端の分岐(唐津市七山),08:35
1,2枚目:パノラマ撮影。木道は中ノ島の裾野にぶつかって左右に分岐する。
左側は5年前(2006年)に訪れた時は立入禁止になっていたが,前回(2008年)は木道が敷設されて通れるようになっていた。
2008年09月の様子(2008.09.09,08:30撮影)。
2006年11月の様子(2006.11.20,08:26撮影)。
樫原湿原,中ノ島東縁を南へ(唐津市七山),08:36
ということで前回同様,左折して中ノ島の裾野に沿って南へ向う。
ただし,前回はこの先に採集ポイントは無かった。
樫原湿原,中ノ島東縁を南へ(唐津市七山),08:36
途中から木道は途切れ途切れになる。
樫原湿原,中ノ島南端から西縁へ,湿地 V(唐津市七山),08:38
1,2枚目:中ノ島の南西側へ来たところで南〜西〜北方向をパノラマ撮影。
2008年09月の様子(2008.09.09,08:30撮影)。
樫原湿原,湿地 V(唐津市七山),08:38
中ノ島の裾野に沿った道は途中でで右に折れて中ノ島の中へ入る。
前回はこのまま進んでて中ノ島の中を通歩いたが,途中には採集ポイントはない。
今回は草が朝露で濡れているので中を歩くとズボンが濡れるのは確実だ。なので中へ入るのは止めて元へ戻ることにした。
樫原湿原,中ノ島東端の分岐まで戻った,ここを左折(唐津市七山),08:40
樫原湿原,中ノ島と湿地 IIの間を北へ(唐津市七山),08:40
2008年09月の様子(2008.09.09,08:41撮影)。
2006年11月の様子(2006.11.20,08:27撮影)。
樫原湿原,旧駐車場へ出た(唐津市七山),08:41
2008年09月の様子(2008.09.09,08:44撮影)。
樫原湿原を去る(唐津市七山),08:42
旧駐車場から車道(市道 滝川桑原杉山線)へ出て左折する。
今回は往路の途中から歩いたため,湿原に着いたのは前回より30分以上遅れた(前回07:43,今回08:15)が,
湿原を去るのは前回より2分早い。すなわち,湿原での滞在時間が30分以上短かった。
復路(バス,鉄道)のスケジュールが決まっている上,これから,工事現場を迂回するため,
これまで歩いたことがない林道 荒川〜天川線を通る(注)。
そこが実際はどうなっているかわからないので,残念だが,ここでゆっくりする訳にはいかない。
注:詳しく書くと,林道 荒川〜天川線の途中で左に折れ,桑原地区を通る道路を西に進んで桑原バス停まで戻る予定だ。
国土地理院の地図では,桑原地区を通る道路は細い実線で描いてある。
こういった道は,舗装されていない場合もあるし,実際に通行可能かどうかも実際に歩いてみないとわからない。
最悪の場合,元に戻って「全面通行止め」の滝川桑原杉山線を下るしかないかも知れない。
なので余裕をもって早めに湿原を去ることにした。
2008年09月の様子(2008.09.09,08:44撮影)。
市道 滝川桑原杉山線を南西〜西へ(唐津市七山),08:43
1,2枚目:ため池を左に見ながら,ゆるく右にカーブしていく。
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