那須町 |
姥ヶ平/ひょうたん池 |
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ひょうたん池は,那須連山の中でもっとも火山活動が活発な茶臼岳の西の中腹にある台地,姥ケ平(注)にある小さな池。
周囲をハイマツやシャクナゲなどの潅木が取り囲んでいる。
登山道から池に向かう桟橋状の木道がある。
原生生物はこういった場所にはほとんどいないことが多いが,ここは若干だが原生生物がいる。
出入りする水路がなく水が滞留していることが幸いしているのかも知れない。
注:国土地理院の地図では姥ケ平周辺は湿地として描かれている。 おそらく地面は湿地状なのだろうが,外見的には草地ではなく,地表はハイマツなどの潅木によって密に覆われている。 |
採集日:2009.09.11 | ウオッちず | で位置確認 |
ひょうたん池分岐に到着(那須町),14:25-14:26
1〜3枚目:パノラマ撮影。
ひょうたん池分岐で小休止(那須町),14:26-14:28
1枚目:休憩用の板の上にも熊の糞があった。
2枚目:分岐にある「姥の石像」。
3枚目:さきほど歩きながらバナナを1本食べたが,空腹感が治まらないので,休憩がてらアンパンを半分だけ食べた。
ひょうたん池へ(那須町),14:33-14:34
分岐脇には前回同様,
エゾリンドウ(Gentiana triflora var. japonica)が群生していた。
前回の画像(2007.9.3,13:21撮影)。
この時はまだ葉が青々としていた。
ひょうたん池へ,分岐から入ってすぐにところに池があるのを発見(那須町),14:35
1〜3枚目:パノラマ撮影。
前回はここに池があるのに気づかなかった。
ここはおそらく潅木の下のあちこちにこのような池(沼?)があるのだろう。
ほとんどは潅木に覆われて見えないが,ここはたまたま潅木がないため,発見できたと思われる。
とりあえず採集,結構いそうだ・・・(那須町),14:36
池に近付く踏跡があったので,そこを辿って池端で採集(ひょうたん池分岐近く)。
観察された生物:
ディフルギア(
Difflugia oblonga),
プロロドン(Prorodon sp.),
棘毛類繊毛虫,
珪藻少々,
ミクロスポラ(Microspora),
イボマタモ(Euastrum humerosum),
ハタヒモ(Netrium digitus)多数,
クロオコッカス(Chroococcus),
ケンミジンコ,
ミジンコ,
イタチムシ,
ワムシ,
ひょうたん池へ(那須町),14:38
1〜3枚目:パノラマ撮影。
途中で右に折れる。
前回(2007.9.3)に比べて,木道がだいぶ痛んでいた。
上下に激しくたわむ場所や,止め金具が外れてグラグラしている場所もあった。
地面から結構高い位置にあるので,落ちたら怪我をするのは確実。ということでやや危険。
ひょうたん池へ(那須町),14:40
1,2枚目:パノラマ撮影。
途中にある登り坂。木道が傾いているので滑りやすい。
雨の後は危険だろう。
ひょうたん池に到着(那須町),14:40
前回は池端で採集したが原生生物はほとんどいなかった。
さきほど分岐近くで採集できたし,
木道と地面の間はかなりの段差があり,降りるのも一苦労(降りるなという案内もある,1枚目)なので,今回は眺めるだけ。
ひょうたん池,今回は木道から眺めるだけにした(那須町),14:41
1〜3枚目:パノラマ撮影。
しかし,木道からだと木々が邪魔でほとんど池を俯瞰できない。写真だとなおさら。
ということで,前回,木道から降り池端から撮影した画像を下段に示す。
2007.9.3,12:53撮影。
ひょうたん池から茶臼岳を眺める(那須町),14:41
池を去る前に,池越しに見える茶臼岳を撮影。
今回は前回に比べて水蒸気の量が多い。
牛ヶ首・ひょうたん池・三斗小屋分岐へ戻る(那須町),14:45
前方で左折。
分岐から先には白い砂利が敷かれている。
ひょうたん池までは訪問客が多いためだろう。
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