野田市 |
菅生調節池,越流堤 |
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観察された原生生物名一覧(現在 10 種) |
採集日:2013.03.15 | ウオッちず | で位置確認 |
菅生調節池,利根川左岸沿いを南南東へ(野田市),12:05
2枚目:右(河川敷)へ堤防を降りる道が現れた。
これはこの先にある越流堤で堤防天端道路は行き止まりになるためだろう。
しかし,今回はその越流堤を見るのが目的なので,このまま堤防上を進むことにした。
ほどなく行き止まりとなった(野田市),12:06
1枚目:左奥にわずかに水が残った沼地が見える。
地図ではあそこに大きな池が描いてあるのだが・・・。
水があれば近付いて採集してみようと考えていたが,水がないので諦めた。
2枚目:右に水位観測所らしいものがある。
さらに近付いてパノラマ撮影(野田市),12:07
1枚目:左には量水標が並んでいる。
2枚目:右には「海から100.0kmです」と書かれた標柱が立っている。
3枚目:水位観測所。
水位観測所のドアに貼られている標識(野田市),12:07
ここは「国土交通省 菅生水位観測所」。
左にある干上がりつつある沼を望遠撮影(野田市),12:08
遠浅になっているのがよくわかる。
中央付近にわずかに水面が見えるが,近付こうとすればズブズブと靴が沈んでしまうはずだ。
水際に近付くのはやはり無理だ。
水位観測所の手前に階段があった,ここを降りることにした(野田市),12:08
菅生調節池,菅生水位観測所(野田市),12:09-12:10
1枚目:iPad mini で現在地を確認。
どの地図を見てもこの先にある越流堤が描かれていない。
渡良瀬遊水地の越流堤はしっかり描いてあるのだが(下段)。
この越流堤は,金井忠夫著,利根川の歴史,日本図書刊行会,1997によると
「(菅生調節池は)昭和10年(1935)に着工し,・・・
昭和33年(1958)までに越流堤(280m)も概成しました。」とあるので,すでに55年が経過している。
不思議。
2枚目:堤防の外側から菅生水位観測所を撮影。
2月に訪れた渡良瀬遊水地の第1調節池越流堤
(2013.02.17,14:23-14:24撮影)。
1枚目:iPad miniで現在地を確認。越流堤がしっかり描いてある。
2〜4枚目:1分後に撮影した越流堤の南端付近。
越流堤の中央付近から越流堤をパノラマ撮影(野田市),12:11
1枚目:遠くにさきほどまでいた菅生水位観測所が見える。
2枚目:葦原の先にあるのが越流堤だ。
3枚目:進行方向。越流堤の南端が見える。
菅生調節池,越流堤の南端(野田市),12:12
この後訪れた稲戸井調節池の越流堤は比較的最近できたので越流堤の周囲はパイプ柵で囲まれて立入禁止になっていた(後出)。
しかし,ここはできてから半世紀以上たっているのでとくに立入禁止にはなっていないようだ。
せっかくなので越流堤へ上がってみることにした。
菅生調節池,越流堤(野田市),12:13
1〜3枚目:南端から北側を向いてパノラマ撮影。
1枚目:利根川左岸の河川敷。
2枚目:越流堤。
3枚目:越流堤の縁に細長い池というか長方形のプールのような場所がある。ここには水がたまっていた。
越流堤を降りて近付いてみることにした。
菅生調節池,越流堤(野田市),12:13-12:14
方形の水たまりに近付く。
菅生調節池,越流堤(野田市),12:14-12:15
1,2枚目:方形の水たまりで
採集(菅生調節池,越流堤)。
3枚目:近くで育ちつつあるオオフサモ()?
観察された生物:
マルウズオビムシ(Peridinium),
渦鞭毛虫の一種,
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
ラッパムシ(Stentor roeseli),
コレプス(Coleps hirtus),
ウロトリカ(Urotricha),
珪藻各種,
パンドリナ(Pandorina),
ミクロスポラ(Microspora),
ヒザオリ(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
ユレモ(Oscillatoria sp.),
ワムシ,
ケンミジンコ,
センチュウ,
菅生調節池,越流堤(野田市),12:15
立ち去る前に岸辺近くからパノラマ撮影。
菅生調節池,越流堤(野田市),12:15
水たまりにたくさんあるこれは?
菅生調節池,堤防に上がったところでパノラマ撮影(守谷市),12:18
3枚目:前方に右の堤防に向う水路がある。地図によるとあれは「観音下流排水路」。
この先にある大木水門を介して利根川とつながっている。
調節池にたまった水を排水するための水路のようだ。