米沢市〜福島県北塩原村
吾妻連峰の湿原群
Part I: 中大巓南側の登山道〜かもしか展望台〜人形石・梵天岩分岐
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2011.09.08 ウオッちず で位置確認

登山道に入る(米沢市),09:06

登山道に入ってほどなくY字路が現れる(米沢市),09:07
1枚目:左は人形石に北回りで到達するコース。前の3人組はこちらへ進んだ。 既述したが,私も前回(2007.07.01)はこちらを歩いた。 今回は,右の南回りコースへ。 こちらは西吾妻山へ向かうコースにもなっているので,通常はこちらへ進む人が多い(はず)。 前回は,私以外の登山者はすべてこちらへ向かった。
中央には「←至 人形石,→至 かもしか展望台」と書かれた標柱が立っている。 標柱の左には「おるまいとるまい高山植物」と題した看板も立っていた。 これは前回(2枚目)は無かった。
2枚目:前回の様子(2007.07.01,08:50撮影)。 北望台に着いて(08:46)から4分経過している。これは乗降場の左にあるトイレに立ち寄ったため。

注:梵天岩の表記は,現地の道標や国土地理院の地図では「凡天岩」になっている。 しかし,ネットでは「梵天岩」になっているものが圧倒的に多いので,ここでは主に梵天岩と表記することにした。 なぜ梵天岩ではなく「凡天岩」なのかは今のところ不明。

中大巓南回りコースを上がる(米沢市),09:07-09:08
1枚目:前を歩いていた3人が北回りコースに入ってしまったので,前を歩いている人がいなくなった。 後から登ってくる人の気配もない。 2枚目:前回訪れた際,クマの糞は見かけなかったので,熊避けの鈴はここまで装着していなかったが, 万が一を考えてここからは鈴を付けて歩くことにした。 後出するが,この後,弥兵衛平でクマの糞らしきものが1,2つあった。 まったくいない訳ではないようだ。鈴を付けたのは正解だった。

中大巓南回りコースを上がる(米沢市),09:09
北回りコースほどではないが,結構な大きさの岩もあった。 ただし,多くは,平らな面が上になるように置かれているので,北回りコースに比べると,たしかに歩きやすい。

中大巓南回りコースを上がる(米沢市),09:11
花が終わったゴゼンタチバナChamaepericlymenum canadense)と ミツバオウレンCoptis trifolia)。

丸太で組んだ階段もある(米沢市),09:13

中大巓南回りコースを上がる(米沢市),09:13
「環境庁」が立てた標柱があった。 ここは「天元台かもしか展望台線」というようだ。 「平成六年度(県単)施設整備事業費,天元台かもしか展望台線,歩道整備工事」と書かれている。 この時に,さきほどの階段や岩の配置など歩きやすいように色々な工事がなされたのだろう。

中大巓南回りコースを上がる(米沢市),09:15
1,2枚目:割石を敷き詰めた平坦な道もあった。 石の表面を見るとかなり新しそうだった。平成六年以後も遊歩道の改修工事が行われているのだろう。 3枚目:しかし,大部分は,自然の石がゴロゴロした登山道だ。

中大巓南回りコースを上がる(米沢市),09:19
1枚目:北回りコースほどではないが,かもしか展望台が近付くと大きな岩が多くなった。 表面が若干苔むして,湿っているので滑りやすい。気をつけて登る。やや歩きづらい。
2枚目:ちなみに北回りコースの半分はこのような大岩だらけの道だ (2007.07.01,09:11撮影)。 こちらは Olympus Camedia SP700で撮影した画像。薄暗い場所でもくっきり。 それに比べて,現在使っている Nikon Coolpix S8000 の画像は輪郭がなんとなくぼや〜〜っとしている。 どうも気にいらない(注)。

注:なので,今回は Graphic Converter で「Sharpen Edge」の画像処理も施してみた。 若干肌理の粗い画像になっているかも知れない。彩度の補正は従来通り。

かもしか展望台に着いた(米沢市),09:23
1枚目:前方が明るくなった。 2枚目:茂みの先に傾斜した岩だらけの広場が現れた。ここが「かもしか展望台」(標高 1940 m,パンフレットによる)だ。

かもしか展望台(米沢市),09:24
1〜3枚目:パノラマ撮影。 登山道の続きは右上にある(3枚目)。

かもしか展望台(米沢市),09:24
1〜4枚目:少し上がったところで後ろを振り返り,パノラマ撮影。 おそらく北西方向を眺めているはずだが,遠くにはたくさんの山が重なって見える。 どこがどれやら。

かもしか展望台(米沢市),09:25
1枚目:GPSで現在地を確認。地図上のポインタからは標高 1930 m 付近と読める。 上記のように,天元台高原のパンフレットだと標高 1940 mになっている。 2枚目:Barometer 836.7 mb, Elevation 1871 m。これはあきらかにおかしい。 なぜこうなったは不明。この標高としては気圧が高い?

かもしか展望台を出る(米沢市),09:26
岩場の先にある登山道へ入る。ここからはしばらく下る。

中大巓南回りコースを通って人形石へ(米沢市),09:26
1〜3枚目:登山道へ入ったところで,前方をパノラマ撮影。 2,3枚目:右に見えるのが西吾妻山(標高 2035 m),というか, 正確には西吾妻山頂上の東隣にある梵天岩(凡天岩),天狗岩のある別のピーク(標高 2004 m)のようだ。 逆光。雲が多い。

中大巓南回りコースを通って人形石へ(米沢市),09:27
ほどなく木道が現れた。ここからはほぼ平坦な道なので,やや急ぎ足で歩く。 今回はスタートが前回より20分遅れているし,この南回りコースは,前回歩いた北回りコースよりやや距離がある。 16:00のリフトの終了時刻までには北望台に戻らなければならない。 急がないと弥兵衛平湿原まで辿り着けない可能性がある。

中大巓南回りコースを通って人形石へ(米沢市),09:27
1〜4枚目:荒れた登山道に敷設された木道を進む。 右奥(1枚目)が人形石のある中大巓(標高 1963.6 m), 左が既述したように,西吾妻山(標高 2035 m)のすぐ手前にある梵天岩&天狗岩があるピーク(標高 2005 m)。

階段状に並んだ木道もある(米沢市),09:29
残念,ピンぼけ。

中大巓南回りコースを通って人形石へ(米沢市),09:29
見晴しが良くなった。湿原も広がったが,池塘らしき場所はない。

人形石・梵天岩(凡天岩)分岐を左折(米沢市),09:32
1,2枚目:パノラマ撮影。 分岐が現れた。ここを左折する。右へ入ると,この先に梵天岩(標高 2005 m), 天狗岩(標高 2005 m),西吾妻山(標高 2035 m),西大巓(標高 1981 m)などがある。 登山コースとしてはこちらの方が人気がある。

人形石・梵天岩(凡天岩)分岐(米沢市),09:32
標柱に近付いて撮影。

Part II: 〜人形石〜中大巓東尾根を下る 2011.09.08, 09:33 - 09:58

HOME | 研究資料館 | 採集の記録 | 採集地ごとの生息情報 | 山形県の他の地域