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2017.07.09, Part X

蓼ノ湖(2)

蓼ノ湖,さきほど南岸側から見た平坦な北岸の草地はすぐ目の前なのだが,,,(日光市),12:36
なかなか渡れそうな場所が見つからない。しばし,水路際をウロウロした。

蓼ノ湖(日光市),12:36
1,2枚目:ここならかなり狭いので渡れる,と思ったのだが,近付くと手前部分は水路に迫り出したコケの塊だった。 足を置くといまにも崩れ落ちそうになったので,ここを渡るのは中止した。
3枚目:その右側。大きな岩がある。足を置くのに適当な場所があれば,それを伝って渡れそうなのだが, 足を置ける場所がない(注)。
4枚目:現在地を確認。

注:この後,戻る際,この大岩の反対側にも水路幅が狭い場所があった。そこは対岸から平坦な岩が迫り出していたので, 楽々と渡ることができた(後述)。

蓼ノ湖,水路を渡れそうな場所を探し続けた(日光市),12:37, 12:37, 12:39
1枚目:さらに上流側へ。前方では倒木というか灌木が水路に倒れかかっていた。 しかし,枝が細いので,この上を歩いて渡るのは無理だ。
2枚目:そして,結局,その右側をまたいで渡った。 ややギリギリだったが,なんとか(靴を濡らさずに)対岸へ辿り着くことができた。

対岸にはカラマツソウの大群落があった(日光市),12:40
カラマツソウThalictrum aquilegifolium,キンポウゲ科 カラマツソウ属) は, 以前(2006.06.25) 奥日光を訪れた際,戦場ヶ原の近くにある小田代ヶ原で遭遇したのが最初だ。この辺は多いのかも。

蓼ノ湖,北岸沿いの草地の様子(日光市),12:40
1〜3枚目:パノラマ撮影。
水底にはなにやら青々した藻塊が見える。しかし,それ以外は,水底にも水の上にも何もない。
また,さきほどまでいた対岸(南岸辺)は,水際まで樹林が迫り出しているのがわかる。

蓼ノ湖,草地を横断する狭い水路があった(日光市),12:41
1〜3枚目:パノラマ撮影。
この水路は狭いのでなんなく渡れた。

蓼ノ湖(日光市),12:42
1〜3枚目:パノラマ撮影。
手前(北岸側)は水深が浅いが,奥(南岸側)は全体が濃い青緑色だ。かなり水深がありそうだ。

たき火跡があった(日光市),12:42
いったん火が消えた跡に,枯枝や倒木の一部が置かれている。何のためにこうしたかは不明。 たき火をしようとして中止したか,あるいは次回のために枯枝等を集めておいたか?

蓼ノ湖,北岸からの眺め(日光市),12:43
1〜3枚目:パノラマ撮影。
画像には写っていないが,この直後,前方(西端付近)から一人の男性が降りてきた。 その後,カメラを構えて周囲を撮影しだした。 既述したように,この男性は(おそらく) 切込湖・刈込湖ハイキングコースの入口脇の駐車場(蓼ノ湖の南)から薮漕ぎをしてここまでやってきた(と推察される)。

蓼ノ湖,北岸水際の様子(日光市),12:43
1,2枚目:パノラマ撮影。
水は澄んでいる。前方に緑色の藻塊が点々とあるが,後でこれらは アオミドロ(Spirogyra) であることが判明。 水垢はあまり見当たらないが,水際の草地近くには,泥とも水垢とも判別したがいものがわずかにあった。

蓼ノ湖,北岸(日光市),12:44, 12:46, 12:46, 12:47
1枚目:ということで,「泥とも水垢とも判別したがいもの」を 採集(蓼ノ湖-02)
2枚目:導電率は 34 μS/cm(華氏71.9=摂氏22.0)。
3枚目:pH は 7.86。
さきほど測った南岸側(導電率 32 μS/cm,22.5℃,pH は 7.52)とほぼ同じだ。
4枚目:現在地を確認。

蓼ノ湖,北岸(日光市),12:48
周囲はこの草で溢れていた。 これは ??

元へ戻る(日光市),12:49
さきほどはたき火跡の脇を通ったが,このような半分焼けこげた倒木?もあった。

東端近くを流れる水路の手前(日光市),12:50
往路も撮影したが, カラマツソウThalictrum aquilegifolium,キンポウゲ科 カラマツソウ属) をかきわけながら水路際へ。

Part XI: 蓼ノ湖〜遊歩道
2017.07.09, 12:52 - 13:15