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2014.06.29, Part XII

どじょう池西の湿地〜車止めの先にある無名湿地へ

どじょう池西の湿地へ(松本市),13:45
少し進むとはっきりとした踏跡があった。 どうやらかつてはここへ多くの人が行き来したようだ。

どじょう池西の湿地に到着(松本市),13:45
狭い湿地だが,周辺に大量の ヤマドリゼンマイOsmundastrum cinnamomea var. fokiensis,ゼンマイ科 ゼンマイ属) が生えていた。

どじょう池西の湿地(松本市),13:46
iPad mini で現在地を確認。 2枚目:GPSが示す現在地は,航空写真に写っている湿地にピッタリ合っている。 現在地(1枚目)はほぼ正確なようだ。

どじょう池西の湿地(松本市),13:47
草地の所々に若干の水たまりがあったが・・・。

どじょう池西の湿地(松本市),13:47
湿地の中央部へ進む。

どじょう池西の湿地(松本市),13:47
北西端近くまで来ると,横長の池塘が1つだけあった。

どじょう池西の湿地(松本市),13:48
1枚目:細長いので水路か水路跡のようにも見えるが,,,。 2枚目:とりあえずここで 採集(どじょう池西の湿地)。 原生生物は多くない。 やはりここは水路(だった?)かも。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas sp.), ディフルギア( Difflugia bacilliferaD. oblonga), アミカムリ( Nebela carinataNebela sp.), ツリガネムシ(Vorticella), 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), クロオコッカス( Chroococcus turgidusChroococcus sp.), ワムシ, イタチムシ, クマムシ, センチュウ,

どじょう池西の湿地(松本市),13:48
1〜3枚目:Uターンして元へ戻る。 2枚目:この中央付近が入ってきた場所だ。

どじょう池西の湿地(松本市),13:49
湿地の中心付近で岩が露出していた。 湿地のすぐ下は岩場のようだ。

往路のルートを辿って戻る(松本市),13:52

やや高い場所へ上がる(松本市),13:52

どじょう池の入口まで戻った,今度はここを右折(松本市),13:58

少し先へ進むとY字路がある(松本市),14:00
1枚目:こちらが乗鞍スーパー林道A線。 2枚目:右側にオソメ池(オソメ湿地,オソメジッケ)と呼ばれる湿地があるらしい。 4年前(2010.08.04) にそこを訪れようとして,ここまで来たことがある。 しかし,その時は事前の調査が十分でなかったのと,柵の前に色々な禁止&警告の看板があったため,先に進むのを諦めてしまった。 さすがに今回はそうではない。 この先にも遊歩道があり,そこを歩いても問題ないことが確認できていたので,今回は柵の先へ進むつもり。
4年前は柵についていた「山菜・きのこ等の採集禁止」と題した看板が,道の脇に移動していた。

柵の手前右に立つ道標(松本市),14:00
1枚目:これは4年前にもあった。 「→レンゲツツジ群落,←ミズバショウ群落,4/10」と書かれている。 レンゲツツジ群落というのは,どじょう池へ来る途中にあった 「一の瀬つつじ園」のことだろう。 ミズバショウ群落は,他の案内にある「女小屋(メゴヤ)の森」にあるミズバショウ群落と オソメジッケのミズバショウ群落の両方をいうらしい(下段参照)。
「女小屋の森」というのは,当初はどこなのかわからなかったが,色々調べた結果, 8年前(2006.06.08) に訪れた一の瀬キャンプ場の奥にあるミズバショウ群生地であることが判明。 当時はそのような名前で呼ばれていなかったはずだ。 当時の案内図では,たんに「水芭蕉群生地」となっていた。
2枚目:2010年08月の様子(2010.08.04,13:28撮影)。 プリントされた文字の下に手書きで 「←オソメ湿地(ジッケ)・女小屋(メゴヤ)の森ミズバショウ群落,ぬかるみ注意 乗鞍高原青年部」と書かれた看板が 括り付けてあった。

柵の右に人が通れる隙間があった,ここから中へ入る(松本市),14:00
2枚目:画面右。ここにも「オソメジッケと女小屋の森」にある「ミズバショウ群」の案内がある。 また,柵にミズバショウの花がプリントされた小さな案内がある。 ピンぼけながらも写真の下に「砂利道を?へ↑」と書かれているのがわかるが,この時はこれに気づかなかった。


2010年08月の様子(2010.08.04,13:28撮影)。
1,2枚目:この時は,スーパー林道側は「土砂崩落のため通行禁止」だった。 3枚目:柵の前にある大きな看板を見て,先へ進むのを躊躇してしまった。

柵を過ぎると道は二股に分かれていた(松本市),14:01
1枚目:左は砂利道,2枚目:右は草地についた踏跡だ。 さきほど柵にあった案内に気づいていれば,左の砂利道を進んで「オソメジッケ」にある ミズバショウ群落へ向ったかも知れないが, この時はそれに気づいていなかった。 また,当初の予定では「北側にある湿地らしき場所」を目指していたので,ここでは右を選んだ。

踏跡を辿って北へ進む(松本市),14:02
1,2枚目:パノラマ撮影。 ここで踏跡が二股に分かれているが,北へ向うつもりだったので,ここは右へ。

踏跡を辿って北へ進む(松本市),14:02
踏跡は途切れることなく北へ向って続いていた。

iPad mini で現在地を確認(松本市),14:03
1枚目:まずは航空写真を確認。 北へ向って歩いているつもりだったが,実際には西へ向っていた。 とはいえ,一応,目的地に迫りつつあるのは確かなようだ。 2枚目:地図をチェック。左上(北西)に若干の高台があるようだ。 その先に目指す湿地がある(はず)。

Part XIII: 車止めの先にある無名湿地
2014.06.29, 14:04 - 14:14