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2014.06.21, Part VII

三途の川へ

苔花台を過ぎた後は若干の登りになる(一関市),11:33
1枚目:前回同様,ここから先は人気が少ないので熊避けの鈴を付けた。
2枚目:うす暗いのでブレてしまった。

栗駒山の北尾根を東へ(一関市),11:39
1枚目:この辺が北尾根だ。 2枚目:道の途中に「制水弁」がある。 3枚目:iPad mini で現在地を確認。


2011年10月の様子(2011.10.28,12:09撮影)。

ほどなく行く手を遮る残雪が現れた(一関市),11:40
この先は若干の窪地になっている。 そこにたくさんの雪が残っていた。


2011年10月の様子(2011.10.28,12:10撮影)。

残雪の下には空洞が・・・(一関市),11:40
最初はそのまま雪の上を歩こうかと考えたが,手前に雪の下に空洞があるように見えたので躊躇してしまった。 後で前方からやってきた二人連れがそのまま直進してきたが,とくに陥没するような危険箇所はないようだった。 ので,復路では私も直進した。 ただし,残雪は北側へ強く傾斜しているので,滑ると大変なことになるだろう。

残雪の縁を通って歩くことにした(一関市),11:40
1〜4枚目:少し進んだところでパノラマ撮影。 ここからだと残雪の先が見えない。どこへ向かって進めばよいのか・・・ (おそらく2枚目の右付近だろうが)。 左は傾斜していて危険なので,右の残雪の縁沿いを歩くことにした。


2011年10月の様子(2011.10.28,12:11撮影)。

途中で再度パノラマ撮影(一関市),11:44
1枚目:入ってきた方向。 反対側から上がってきた二人連れが残雪の上を直進し,抜けていった。 1,2枚目:斜面に沿って北側にも残雪が広がっていた。 3枚目:残雪の先にあるルートが見えてきた。あそこへ降りる。


2011年10月の様子(2011.10.28,12:12撮影)。

なんとか残雪地帯を渡り切った(一関市),11:46
2枚目:iPad mini で現在地を確認。

三途の川へ(一関市),11:46
開花中のミズバショウLysichitum camtschatcense,サトイモ科 ミズバショウ属) があった。 いまだに残雪があるくらいなので,この辺の雪解けも遅かったようだ。

三途の川へ(一関市),11:47
サンカヨウDyphylleia grayi,メギ科 サンカヨウ属) も開花中だった。

三途の川へ(一関市),11:48
この辺は道の両側で サンカヨウDyphylleia grayi,メギ科 サンカヨウ属) が群生していた。

また残雪があった!(一関市),11:50

幸いここは道の一部が露出していた(一関市),11:50

残雪の縁を通って進む(一関市),11:50

道の中央がひび割れている所もあった(一関市),11:50
これも雪の影響だろうか? 最悪,この辺で地滑りが起こるのではと,若干不安になった。

三途の川へ(一関市),11:50
1枚目: コバイケイソウVeratrum stamineum,ユリ科 シュロソウ属) 先週(2014.06.15)訪れた蔵王いろは沼では,コバイケイソウは,昨年たくさん開花したが,今年はまったく花が咲いていなかった。 ここも同じようだ。ここも隔年開花している可能性が高い。 蔵王と一致しているとすれば,それは偶然だろうか?それとも広域で同調して隔年開花が起こる?
2枚目: ヒメカンスゲCarex conica,カヤツリグサ科 スゲ属)

三途の川へ(一関市),11:51
ここは両側でコバイケイソウが群生していた。 花は一つも咲いていない。

三途の川へ(一関市),11:51
ズダヤクシュTiarella polyphylla,ユキノシタ科 ズダヤクシュ属) も開花中。

三途の川へ(一関市),11:52
ミネザクラ(=タカネザクラ,Prunus nipponica,バラ科 ウメ属)?


たしか,この少し先だったと思うが, 道の途中でナタを持って道側にはみ出した木の枝を切り取っている人がいた。 登山道のメンテナンスだろう。ご苦労様です。 これも「道刈り」というのだろうか?

Part VIII: 三途の川の遡上を試みるが途中で断念
2014.06.21, 11:53 - 12:21