HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2014 . 05 . 24 | お知らせ

2014.05.24, Part V

〜花籠岩〜みかもの関跡

やや傾斜のきつい山道を上がる(栃木市),14:43
この辺ではまだ左にさきほど歩いてきた舗装道が見えた。

急傾斜を上がる(栃木市),14:43

急傾斜を上がる(栃木市),14:44

前方に大きな岩がある(栃木市),14:44
道はあの岩を右へ巻くように続いていた。

その先のT字路を左折(栃木市),14:45
1,2枚目:T字路の手前でパノラマ撮影。 とりあえずここは左へ。 3枚目:iPad mini で現在地を確認。 地図にあるT字路より少し手前だ。GPSのポインタがずれているのだろうか?

すぐまたT字路があった(栃木市),14:46
3枚目:ここが地図に描いてあるT字路だった。 ここを左折。 まったく,GPSが無かったら間違いなく道に迷っただろう。

尾根道を南へ進む(栃木市),14:47

前方にやや盛り上がった場所が現れた(栃木市),14:48

小ピークの前でパノラマ撮影(栃木市),14:49
1枚目:道の続き。 2枚目:その右に小丘があり,案内板や鉄塔などあった。

小ピークに立つ警報装置(栃木市),14:49
1枚目:上にはスピーカーが4つ。 2枚目:その下には「無線放送装置,No.2」の文字があった。 3枚目:その手前にある案内板。 「三毳山の名石(佐野市),4 花籠岩,僧がこの岩の上で,五穀豊稔,村内安穏を祈願して一週間経をとなえたところ 村民が競って花籠を捧げたといわれている。」 と書かれている。 う〜む,残念ながら,これだけでは何のことかわからない。
なお,花籠岩の前に「4」という数字があるが,「三毳山の名石」というのが7つあるらしい。

花籠岩?(栃木市),14:49
無線放送装置の先に以前は展望所だったと思われる場所がある。 しかし,今は手前に樹木があって見通せない。 足下は岩だ。これが花籠岩?

花籠岩?に立って再度,パノラマ撮影(栃木市),14:50
1〜3枚目:木々の間からわずかに何かが見えるが,遠方にあるのがわかるだけで,具体的には何なのかまったくわからない。 4枚目:iPad mini で現在地を確認。 この地図だと,麓にはこれから向う「みかも万葉庭園」があるはず。 そのすぐ先を東北自動車道が南北に通っている。 おそらくそのためだろうが,下方からゴーゴーという車のエンジン音が遠くから聞こえていた。 交通量が多いせいか,結構騒がしい。

三毳山の尾根道を南南西へ(栃木市),14:50
ミズナラQuercus crispula,ブナ科 コナラ属) の若木があった。

ここからはやや急な坂を下る(栃木市),14:50-14:51
1枚目:道端のあちこちに切断され,シートをかぶせられた木がある。 2枚目:「松くい虫(マツノマダラカミキリ,マツノザイセンチュウ),カシノナガキクイムシ くん蒸駆除作業中です。」と書かれた紙が貼ってあった。 これを見て,今年1月(2014.01.12) に訪れた静岡県立森林公園で似た光景を見たのを思い出した。

その先にあるのが「みかもの関跡」(栃木市),14:51
ピンぼけてしまったが, あそこでは今歩いている南北の道と,東西の道が交差している。
南北の細長い三毳山の尾根筋は,西の佐野市と東の栃木市(注)の境界になっている。 ここは北にある青竜ケ岳(標高 229 m)と,南にある中岳(標高 209.8 m)の間にある峠(標高 約127 m)になっている。 そういうことで,かつてはここを通って東西を行き来する峠道があったのだろう。 そこに関所が置かれていた?(あくまで伝承ということだが)。 調べたが,関所があった頃の情報は見つからなかった。

注:2014.4.5までは岩舟町。その後,栃木市に編入合併された。つい最近だ。 Wikipediaによると,岩舟町は西の佐野市と合併するか,東の栃木市と合併するかで長い間もめたようだ。

みかもの関跡(栃木市),14:52
1〜3枚目:パノラマ撮影。 1枚目:東へ降りる道。こちらへ進むと,スタート地点の東口へ戻ってしまう。 2枚目:前方が南方向。 当初は,このまま南へ下り(標高としては上りだが), 展望のよい場所から渡良瀬川を眺めたいと考えた。 しかし,まもなく午後3時。 今は日が長いとはいえ,この後,西へ降りて「みかも万葉庭園」を訪れる予定がある。 さらにその後は三毳山沿い(=東北自動車道沿い)を北上し,県道67号桐生岩舟線近くにある調整池(注)を訪れるつもりだ。 そして,その後は・・・,67号を通って佐野駅まで歩かなければならない。 となると,ここで渡良瀬川を眺めるためだけに南下して,またここまで戻ってくる時間的余裕はあまりない。 既述した様に,今回は明日も仕事があるのであまり疲れたくないという気持ちもあった。 ということで前方へ進むのを止めて右(西)へ降りることにした。
3枚目:こちらが「みかも万葉庭園」へ降りるルート。だがその前に,,

注:虚空写真を見ると,なにやら木道のように見えるものが写っていた。 もしかすると,親水公園か自然公園風の造りになっているのかと期待して訪れたのだが,,,。 実際はそうではなかった。詳しくは後述。

道標(栃木市),14:52
ここから万葉庭園までは450mとある。 この後,この450mを下るのに15分(14:55 -15:10頃)かかった。 となると,南の中岳(400m先)まで往復するだけでも40, 50分はかかるはずだ。 やはり,渡良瀬川が眺められる所まで往復すると相当時間がかかったはずだ。

Part VI: みかもの関跡〜みかも万葉庭園へ
2014.05.24, 14:53 - 15:06