左折した直後の様子(可児市大森),13:54
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:左は舗装された道。ただし,手前にチェーンが張られている。
車止めのようだ。地図ではこの道の近くから右を流れる沢(大森川の支流)沿いを通る未舗装道が100mほど描いてある。
しかし,チェーンの先にはそれらしい分岐はない。
おかしいと思いつつ元へ戻ると・・・。
鋪装道の入口から周囲をパノラマ撮影(可児市大森),13:55
1枚目:車止めのチェーンがある鋪装道。
2枚目:その右の笹薮の奥に道らしい場所があるのに気付いた。
手前は笹が多いが,奥に道が続いているようだ。入ってみることにした。
笹薮を過ぎると林の中の遊歩道となった(可児市大森),13:55
地図通りに進んでいることを確認(可児市大森),13:57
iPad mini で現在地をチェック。地図に描いてあるルートを歩いたことがわかる。
地図の道はもう少しで終わる。が・・・。
道はまだ続いていた(可児市大森),13:57
1,2枚目:パノラマ撮影。
2枚目:右は急な段差になっていて,その下を沢が流れている。
大森川の支流沿いを進む,足下の様子(可児市大森),13:58
落ち葉でおおわれているが,湿ってきた。
沢を横断する道路へ出た(可児市大森),14:00
1,2枚目:パノラマ撮影。
途中から道は次第に狭くなり,ここは伐採された木々が横倒しになって行く手を塞いでいた。
周囲にはトゲのあるバラ科の植物(こういうところによくあるタイプ)がたくさんあって,少し進むと手や足に刺さってくる。
痛いのをがまんして横倒しになった木々を越えた。
沢を横断する道路(可児市大森),14:02
1〜3枚目:パノラマ撮影。
1枚目:こちらは,さきほど車止めのチェーンがあった道路から分岐して降りてくる道。
草茫茫でほとんど歩けない状態だ。
2枚目:沢沿いの道はまだ続いていた。しかし,この先がどうなっているかは,まったくわからない。
3枚目:右を見ると,沢の先にも道が続いていた。
沢を横断する道路(可児市大森),14:02-14:03
1枚目:足下を見ると,結構な水があった。藻塊もある。
2枚目:この先どうなるかわからないので,ひとまずここで
採集(大森川支流近くの湿地-01)。
ここにも
アワセオオギ(Micrasterias jenneri)
がいた。
観察された生物:
コロトネベラ(Korotonebella),
ディフルギア(
Difflugia oblonga,
Difflugia sp.),
ユーグリファ(Euglypha sp.),
ホロフリア(Holophrya),
棘毛類繊毛虫,
小型繊毛虫数種,
ゲミネルラ(Geminella),
ミクロスポラ(Microspora),
ヒザオリ(Mougeotia),
ツヅミモ(
Cosmarium depressum v. minor)?,
アワセオオギ(Micrasterias jenneri,
フタボシモ(Cylindrocystis gracilis),
センチュウ,
大森川の支流を渡る(可児市大森),14:05
1〜3枚目:パノラマ撮影。
沢は蛇行して流れている。
水深はわずかなので,そのまま歩いて渡った。
対岸に渡ってから振り返ってパノラマ撮影(可児市大森),14:05
1枚目:今降りてきた方向。
2,3枚目:沢の上流側。たくさんの木が横たわっている。
木々の下に石がいくつも積み上げられている。
どうやら小さな砂防ダムのようだ。
流れてきた木々がダムの上にたまっているようだ。
やや広々した場所(可児市大森),14:08
1〜3枚目:パノラマ撮影。
樹林帯との境は重機で削り取ったように見える。
3枚目:右には長方形の掘削跡に水がたまっていた。
近付くと1匹の大きめのオタマジャクシがいた。
やや広々した場所(可児市大森),14:08-14:09
ここはどうみても自然にできた湿地とは思えない。
1枚目:左側に若干の水たまりがあり,たくさんの藻塊があった。
2枚目:せっかくなので,これを
採集(大森川支流近くの湿地-02)。
ここにも
アワセオオギ(Micrasterias jenneri)
がいた。
観察された生物:
バンピレラ(Vampyrella),
スフェノデリア(Sphenoderia lenta),
共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium),
珪藻各種,
ヒザオリ(Mougeotia),
ツヅミモ(
Cosmarium depressum v. minor?,
C. reniforme v. elevatum),
アワセオオギ(Micrasterias jenneri,
ハタヒモ(Netrium digitus v. digitus),
フタボシモ(Cylindrocystis),
ワムシ,
立ち去る前に沢方向をパノラマ撮影(可児市大森),14:10
あいにく日が陰ってしまった。日ざしがいつ戻るかわからないので,明るくなるのを待たずに撮影。
やや広々した場所,長方形の掘削跡(可児市大森),14:11
1枚目:横から全景を撮影。
2枚目:手前から全景を撮影。
水深はかなりある。しかし,泥しか見えない。採集せず。
沢沿いの道はまだ続いているが・・・(可児市大森),14:14
この時点でこの後どうするかしばし悩んだ。
もしかすると,大森湿地の本体はこの先にあるのかも知れない。
しかし,この時点では確証が無かった(注1)。
かりに湿地があったとしても,往復してここまで戻るのに20分程度はかかるはず。
そうなると,姫駅に着くのが遅れて,予定していた 15:22の多治見駅行きに乗り遅れてしまうかも知れない(注2)。
注1:既述したように,帰宅してからさらに調べたところ,どうやらこの先に大森湿地の本体部分があるらしいことがより確実になった。
しかし,大森湿地は,かなり広いエリアに点在しているようなので,かりにこの後20分探索を続けたとしても,
湿地全体を調べることは無理だったはずだ。次回。
注2:姫駅を再スタートしたのが13:18なので,ここまでですでに1時間余を費やしていることになる。
ここで戻りをスタートしても駅に着くのは15:00過ぎになってしまう恐れが高い(注2-2)。
となると,ここでこれ以上時間を費やすと,15:22の多治見駅行きに乗り遅れる恐れが高い。
注2-2:後出するように,実際には14:52に駅に戻れた。
そして,ちょうどその時に出る14:52発の列車に乗車することができた。
Part XVI: | 大森川沿い〜松伏橋〜姫駅〜多治見駅 2014.03.16, 14:28 - 15:18 |