国道342号沿いの小湿原へ(東成瀬村),12:45
1〜3枚目:パノラマ撮影。
さらに斜面を上がると,平坦な場所に出た。全体が湿地であちこちに白い果穂をつけた
ワタスゲ(Eriophorum vaginatum,カヤツリグサ科 ワタスゲ属 )
の姿があった。
斜面との境の地面はややしっかりしているが,先へ進もうとすると,ズブズブと靴が沈んだ。
歩けるのは周囲の潅木の側くらいしかなさそうだ。
国道342号沿いの小湿原へ(東成瀬村),12:45
湿地(湿原?)の手前の斜面にはウマスギゴケ(Polytrichum commune)が育っていた。
画像でわかるように,この辺は砂利の地面で足下はしっかりしている。
しかし,上記のように,少し湿地側へ足を踏み出すと草の中に靴が沈みこんでしまう。
国道342号沿いの小湿原へ(東成瀬村),12:46
湿地(湿原?)の縁に立って再度パノラマ撮影。
国道342号沿いの小湿原へ(東成瀬村),12:46
しゃがんで
ワタスゲ(Eriophorum vaginatum,カヤツリグサ科 ワタスゲ属 )
の群生の様子を低い位置から撮影。
国道342号沿いの小湿原へ(東成瀬村),12:46-12:47
湿地との境を左へ移動すると,輪郭がはっきりしない水辺があった。
これは池塘とは呼べそうにない。雪解け時に一時的に現れる水たまりのようだ。
国道342号沿いの小湿原へ(東成瀬村),12:47
近くには,ややまばらだた白い果穂をつけた
ワタスゲ(Eriophorum vaginatum,カヤツリグサ科 ワタスゲ属 )
の姿があった。
国道342号沿いの小湿原へ(東成瀬村),12:47
池塘らしくない水たまりで
採集(国道342号近くの傾斜湿原)。
原生生物はわずか。
観察された生物:
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
ミクロスポラ(Microspora),
クロオコッカス(Chroococcus sp.),
国道342号沿いの小湿原へ(東成瀬村),12:48
ここにもモウセンゴケ(Drosera rotundifolia)が。
iPad mini で現在地を確認?(東成瀬村),12:49
あいかわらず画面にカメラや自分の姿が写りこんでしまい,画面の撮影ができない。
その先は行き止まりだった(東成瀬村),12:51
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:潅木の下に,ぬかるんではいるが木の生えていない隙間がある。
どうやらあそこの先に,これまで何度か訪れた「国道342号沿いの小湿原,その1」があるようだ。
2枚目:右へカーブした先,潅木の下に小さな池があった。
日射しのない薄暗い場所なので,ここでの採集はパス。
この茂みの先,10m?ほど先に「国道342号沿いの小湿原,その1」があるはずなのだが(東成瀬村),12:52
薮の距離はさきほどの沢近くの湿原と同じか,それより若干長い程度,のはず。
しかし,足下はぬかるんでいる(雪解け水の流路になっているようだ,ここを通れば,また靴が泥まみれになるだろう)し,
薮漕ぎをするとまたあちこち怪我をしそうだ。
ということで,ここをこれ以上先に進むのは諦めた。
往路で通った駐車場へ上がって,舗装道を通って国道342号沿いの湿原へ向った方が,
時間は多少かかったとしても,その方が無難だ。
元へ戻って沢を渡り,その先の斜面を上がる(東成瀬村),12:53
沢を渡る(東成瀬村),12:54
ここにも沢の中央,ちょうどよい位置に足置場がある。
駐車場に戻ったところで周囲を撮影(東成瀬村),12:56
1枚目:東側。前方に栗駒山荘が見えるのだが,,。
日射しがなくなったので,逆光になり周囲が薄暗く写ってしまった。
2枚目:西側。こちらへ進んで車道(県道282号 仁郷大湯線)へ出る。
駐車場の西端近くでパノラマ撮影(東成瀬村),12:57
1枚目:左が県道282号 仁郷大湯線。これから車道へ出て左折する。
2枚目:駐車場の端に周辺案内図がある。その左脇が大仁郷湿原へ向う遊歩道になっている(下段3枚目)。
遊歩道とはいえ,すぐに左に車道が見えるので,山を歩いているという雰囲気ではない。
6年前(2007.06.24)
に歩いたことがある。
3枚目:画面の右端に小さな湿原が写っている。
あそこがさきほど訪れた湿原?のようだ。
2007年06月の様子(2007.06.24,09:19-09:20撮影)。
その湿原を望遠撮影(東成瀬村),12:57
湿原の奥に白い花が見える。
あれがタムシバ?
他の潅木のサイズ,位置などを湿原で撮影した画像と見くらべるとほぼ同じだ。
あそこがさきほど訪れた湿原に間違いない。
Part XII: | 国道342号沿いの小湿原 2013.06.24, 12:58 - 13:09 |