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2013.04.28, Part XII

野外活動センター近くの木曽川左岸〜栗栖橋〜桃太郎公園

木曽川左岸の岩場を川岸に向って進む(犬山市),12:38-12:39
ほどなく目の前にたくさんの水たまりが現れた。 ただし,既述したように,周囲の岩はどれも三角形をして尖っている。 かなり歩きづらい。

木曽川左岸の岩場(犬山市),12:39
少し左に移動してパノラマ撮影。 三角形の尾根になった岩(2枚目)の左右にやや大きな水たまりがある。 2枚目の部分にも水があるが,これで左右がつながっているような,いないような・・・。 3枚目はやや下にずれてしまった。そのため,2枚目と水平位置が合わない。

木曽川左岸の岩場(犬山市),12:40
上段の2枚目に写っている水たまりで 採集(犬山市野外活動センター近くの木曽川左岸-02)。 さきほどの場所に比べて,原生生物は少なめ。 川岸により近いので,木曽川が増水した際に洗い流されることが多いのだろう。
観察された生物: コレプス(Coleps hirtus), 棘毛類繊毛虫, クンショウモ(Pediastrum angulosum), フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex), イカダモ( Scenedesmus ecornisS. quadricauda), コエラストルム(Coelastrum morus), アオミドロ2種(Spirogyra),

左の水たまりにヒメダカがいた!(犬山市),12:41
水中には大きな藻塊があるが,その間をオレンジ色の魚が泳いでいた。 望遠撮影してみた。右の魚はヒメダカ()のようだ。 誰かが放流したのだろうか?

iPad mini で現在地を確認(犬山市),12:43
1,2枚目:これは FieldAccess HDの画像。 1枚目:こちらは基本図(国土地理院の地図), 2枚目:そしてこれは同じ位置を「オルソ画像」に切り替えて表示させたもの。
既述したように,さきほどゴルフ場だった場所は,このオルソ画像では林になっている。 そして,岩盤地帯と林の間に白い線が南北に続いてる。 これが「栗栖ラインロード」のはず,だったのだが・・・。

木曽川左岸の岩場(犬山市),12:45
所々で岩の表面にこのようなオレンジ色の円があった。 これは地衣類?

木曽川が迫ったところでパノラマ撮影(犬山市),12:45-12:46

さらに進むとまた水たまりがあちこちに現れた(犬山市),12:46
この辺まで来ると,木曽川の水面とあまり段差がない。 ちょっと増水するたびに洗い流されてしまうはずで,原生生物は期待できない。

木曽川左岸の岩場(犬山市),12:47-12:48
1,2枚目:三角形の水たまりにたくさんの藻塊が浮かんでいた。 3枚目:ここで 採集(犬山市野外活動センター近くの木曽川左岸-03)
観察された生物: マルウズオビムシ(Peridinium), ディフルギア( Difflugia elegans), イレオネマ(Ileonema)?, ウロトリカ(Urotricha), メソディニウム(Mesodinium pulex), コレプス(Coleps hirtus), 珪藻各種, マキノエラ(Makinoella tosaensis)多数, ヒビミドロ(Ulothrix), ヒザオリ2種(Mougeotia), アオミドロ2種(Spirogyra), ツヅミモ( Cosmarium laeve多数), ユレモ(Oscillatoria sp.),

車道(県道185号 栗栖犬山線)に戻り右折,南へ(犬山市),12:53

犬山市野外活動センター前を通過(犬山市),12:53

前方で橋を渡る(犬山市),12:55-12:56
2枚目:橋下を流れるのは「樋ヶ洞川」。「樋ヶ洞」=「といがほら」,と読むらしい。

橋の下を流れる樋ヶ洞川の様子(犬山市),12:57

橋の袂に「栗栖遊歩道」の案内があった(犬山市),12:57
東側の山にはたくさんのハイキングコースがあるようだ。 ネットで検索すると,関連する様々な情報がヒットした。 なお,この案内図では「樋ヶ洞川」の部分が「桶ヶ洞川」になっていた。誤記?それとも両方ともあり?

橋名の確認,「栗栖橋」(犬山市),12:58

途中に右へ入れる道があった,その先が桃太郎公園だった(犬山市),12:59

Part XIII: 桃太郎公園近くの木曽川左岸
2013.04.28, 13:00 - 13:15