桃太郎公園の芝生広場にはたくさんの人がいた(犬山市),13:00
あちこちにテントを張って,皆思い思いに過ごしている。
1枚目:左には細長い池がある。ここでも採集しようかと考えていたが,どうやらジャブジャブ池のようだ。
採集中止。
桃太郎公園の先へ行きたいのだが・・・(犬山市),13:01
芝生広場の縁は潅木と葦原で埋め尽くされている。その先へ行きたいのだが入れる場所が見つからない。
1枚目:前方に潅木地帯の隙間があったが,その前には「注意,これより先,危険ですので立ち入らないようにして下さい。」と書かれた看板が立っている。
子供がたくさん来る場所なので岩場地帯に入れないようにしているのだろう。
2枚目:とりあえず看板の後ろへ進んでみると,その先は枯草と笹薮と潅木で埋め尽くされていた。
どこにも道はおろか地面すら見えない状態。これでは入りたくとも入れない。
入口を探しつつ,潅木&笹薮?地帯と芝生広場の境を南へ進む(犬山市),13:01
右に岩盤が見えた,が・・・(犬山市),13:03
手前に薮があるので近付けない。
岩場の手前には水たまりもあるのだが,,,(犬山市),13:03
足下には刈られたと思われる笹が大量にあって足場が見えない。
残念ながら,これ以上近付けない。
潅木&笹薮?地帯と芝生広場の境をさらに南へ(犬山市),13:04
1枚目:右にはテントが張られていない。ここでは何かをするのだろう。そのためテントを張るのを規制しているようだ。
川岸近くの岩盤地帯へ入れそうな道があった(犬山市),13:05
1枚目:ここは桃太郎公園の南端付近。
前方の川岸はコンクリート製で階段状になっている。
どうやらあそこは船の発着場のようだ。
この後,公園からカヤックを持ってこちらへ来る若者のグループに遭遇した。
2枚目:その右手前に舗装された道があった。こちらへ入ってみることにした。
右に岩盤地帯が現れた(犬山市),13:06
すぐ近くに水たまりがあるはず。右の岩盤へ上がってみることにした。
足下の様子(犬山市),13:07
さきほどの野外活動センター近くの岩盤とはまた少し違う。
桃太郎公園近くの木曽川左岸(犬山市),13:07
少し進むと大きな水たまりがあった。
1枚目:左にもあるが,盛り上がった岩盤で仕切られている。
iPad mini で現在地を確認(犬山市),13:08
ここは地図にも水たまりとしてしっかり描かれている。
さらに近付いてパノラマ撮影(犬山市),13:08-13:09
2つに分かれているので,左右で原生生物相がどう違うか,違わないか,調べてみることにした。
桃太郎公園近くの木曽川左岸(犬山市),13:09
まずは右側で
採集(桃太郎公園近くの木曽川左岸-01)。
観察できた原生生物はわずか。やはり川に近いのが原因だろう。
観察された生物:
マルウズオビムシ(Peridinium),
小型太陽虫,
フセツボカムリ(
Centropyxis aerophila,
C. ecornis),
メソディニウム(Mesodinium pulex),
コレプス(Coleps hirtus),
珪藻各種,
ヒザオリ(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
ワムシ,
ミジンコ,
桃太郎公園近くの木曽川左岸(犬山市),13:12
次に左側の水たまりで
採集(桃太郎公園近くの木曽川左岸-02)。
糸状藻塊(アオミドロだった)が浮かんでいるが,ここも原生生物は少ない。
種数があまりに少ないので,これでは比較のしようがない。残念ながら。
観察された生物:
メソディニウム(Mesodinium pulex),
コレプス(Coleps hirtus),
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
アオミドロ(Spirogyra)多数,
上とほぼ同じ場所から桃太郎公園側をパノラマ撮影(犬山市),13:13
1枚目:前方に親子連れの姿があるが,彼らは私が採集している頃,木曽川岸近くを歩いていたようだ。声がした。
ということは,川際からも岩盤地帯へ迫まれる道があるのではと考えて,川岸の道を先に進んでみることにした。
川岸の道は行き止まりだった(犬山市),13:15
少し進むと道は途切れていた。道というより,この辺は護岸された岸辺のようだ。
右の岩盤にも水たまりはあるが,皆泥を被っている。
ということは川の水位が上がるたびに頻繁に水没しているということだろう。
原生生物はほとんど期待できない。
ここから岩盤地帯を進んで川岸から離れた位置にある他の水たまりを探そうかとも思ったが,
あまりに時間がかかりそうなので止めた。
すでにある程度サンプリングができたので,今回はこの辺でここを立ち去ることにした。
Part XIV: | 桃太郎公園〜大滝橋〜不老公園 2013.04.28, 13:18 - 13:34 |