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2013.04.04, Part XVII

コテージ近くの荒川左岸〜北桜通り〜高砂橋周辺

コテージ近くの池?(長瀞町),14:36
近付くと,池の先にも水路のような場所が続いていた。

コテージ近くの池?(長瀞町),14:36, 14:37, 14:38
1枚目:水底には落ち葉が厚く積もっていた。 2枚目:iPad mini で現在地を確認。 ここは断崖ではなくコテージのある敷地内のようだ。 地図にはいくつかの池が描かれている。 3枚目:ピペットを落ち葉の中に差し込んで吸ってみたが,何も入らない。 水垢も泥すらも入ってこない。 水底にピペットを押し当て,わずかに入ったゴミのようなものを 採集(コテージ近くの池)。 予想通り,ここも原生生物はごくわずか。
観察された生物: トラケロモナス(Trachelomonas sp.), ハルテリア(Halteria), コレプス(Coleps hirtus), ラブドスティラ(Rhabdostyla), 小型繊毛虫数種, ケンミジンコ,

元に戻る途中で再度荒川をパノラマ撮影(長瀞町),14:40
昨年05月(2012.05.01) には,対岸(荒川右岸)の砂地を歩いて「日本一の甌穴」を探したが結局見つからなかった。 後日,「日本一の甌穴」で検索したところ, 対岸にある高さ約7mほどの岩(1枚目中央付近)の中段付近にその甌穴があるという情報を発見した(2013.10.19追記)。

そして斜面の途中に水たまりを発見(長瀞町),14:40-14:41
1枚目:手前に土管があった。そこから水がわずかに流れでていた。 2枚目:iPad mini で現在地を確認。さきほど見つからなかった水たまりがこれのようだ。 池というより荒川に流れ落ちる水路の一部だった。

踏跡を辿って北桜通りへ戻る(長瀞町),14:43

北桜通りをさらに北へ(長瀞町),14:43

右にさきほどのコテージ群が見える(長瀞町),14:44

北桜通りを北へ(長瀞町),14:45
サクラ)。 同じ枝にある花だが,隣合うもの同士で花弁の付け根が赤いものと白いものがある。 どうしてこうなるのだろう?

北桜通りを北へ(長瀞町),14:47-14:48
見なれない木があった。まだ芽吹いていないが,枝の先端にやや変形した球状のものが付いている。 調べたところ, これはハナミズキ(別名:アメリカヤマボウシ,Cornus florida, ミズキ科 ミズキ属 Cornus ヤマボウシ亜属 Benthamidia) の冬芽らしい。芽吹が近付くとこうなるらしい。 3枚目:残念ピンぼけ。

北桜通りを北へ(長瀞町),14:49
植込み側に「広告禁止」の立て札があった。 皆野橋から東武鉄道荒川橋梁までの区間,「荒川とその両側200m」では広告を出してはいけないようだ。

前方の高砂橋交差点を右折すると・・・(長瀞町),14:49

その先に高砂橋がある(長瀞町),14:50
この橋を訪れるのは,最初に長瀞を訪れた時(2012.04.15)以来,二度目だ。

高砂橋へ(長瀞町),14:51
2枚目:橋の袂に高砂橋の由来を紹介した手書きの案内板があった。 「高砂橋(旧称おらく橋), この橋は井戸(葉原)の磯部らく女史が私財を投じて昭和七年に木造吊橋を架け, のちに白鳥村が受けて村道としたが昭和十三年洪水により流出した。 昭和十五年鉄索吊橋が架けられたが老朽化により昭和四十三年に現在の永久橋とされた。 (総工費約3,600万円),(磯部らく 昭和十三年没 七十三歳)」 とある。
最初の吊橋が流出した時と「磯部らく」女史が没した年が同じだが,なんらかの関連があるのだろうか? それとも偶然?
「長瀞町 井戸 葉原」で検索すると「葉原峠」がヒットした。 長瀞町井戸と寄居町風布の間をむすぶ峠(標高 460m),らしい。 ここからだと直線距離で真東に水平距離で2 km弱離れた場所。 1枚目の画像の左に写っているとんがり山(標高 380m,注)の奥だ。

注:国土地理院の地図を見ると。あの山にはわずかだが2つのピークが並んでいて, 片方のピークに神社のマークが記してある。もしかするとあそこが高砂山?それとももっと奥の東秩父村(埼玉県内唯一の村)との境にある山だろうか?

高砂橋から荒川上流を眺める(長瀞町),14:52

2012年04月の様子(2012.04.15,13:59撮影)。

橋の袂を横断する(長瀞町),14:53
地図では,この高砂橋から下流(北)側は左岸沿いの道が描かれていない。 しかし,もしかすると獣道のようなルートがあるかも知れないので,確認してみることにした。
車道を横断し,「比叡山別院高砂山妙音弁財天」と書かれた塔の脇にある階段を降りる。

階段の先に「妙音弁財天」が見えた(長瀞町),14:53
右に「妙音弁財天」の由来を紹介する案内板がある。

「妙音弁財天」の前でパノラマ撮影(長瀞町),14:53-14:54
2枚目:右へ入る道があった。その先は荒川左岸だ。

「水子地蔵尊」の脇でパノラマ撮影(長瀞町),14:54-14:55
1枚目:右へ入ると「水子地蔵尊」があった。 2,3枚目:その右手は断崖だった。3枚目:高砂橋が側にある。 4枚目:iPad mini で現在地を確認。このように道は描かれていない。

「水子地蔵尊」の先は・・・(長瀞町),14:55
広場のような場所へ出た。その先,川沿いには民家がありそこで行き止まりのようだ。 やはりこれ以上は左岸沿いを歩けない。 当初は,近くの道路を北上して可能なかぎり川岸へ出られる場所を探してみようと考えていたが, まもなく午後3時。これから1時間近く車道歩きをしないと川岸へでられそうな場所は現れないので,今回はここまでとすることにした。 近くにある野上駅へ向う。

Part XVIII: 高砂橋交差点〜秩父鉄道 野上駅〜寄居駅
2013.04.04, 14:58 - 15:21