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2011.11.14, Part V

樫原湿原〜林道 荒川〜天川線を通り,工事現場を迂回する

樫原湿原を去る(唐津市七山),08:42
旧駐車場から車道(市道 滝川桑原杉山線)へ出て左折する。
今回は往路の途中から歩いたため,湿原に着いたのは前回より30分以上遅れた(前回07:43,今回08:15)が, 湿原を去るのは前回より2分早い。すなわち,湿原での滞在時間が30分以上短かった。 復路(バス,鉄道)のスケジュールが決まっている上,これから,工事現場を迂回するため, これまで歩いたことがない林道 荒川〜天川線を通る(注)。 そこが実際はどうなっているかわからないので,残念だが,ここでゆっくりする訳にはいかない。

注:詳しく書くと,林道 荒川〜天川線の途中で左に折れ,桑原地区を通る道路を西に進んで桑原バス停まで戻る予定だ。 国土地理院の地図では,桑原地区を通る道路は細い実線で描いてある。 こういった道は,舗装されていない場合もあるし,実際に通行可能かどうかも実際に歩いてみないとわからない。 最悪の場合,元に戻って「全面通行止め」の滝川桑原杉山線を下るしかないかも知れない。 なので余裕をもって早めに湿原を去ることにした。

2008年09月の様子(2008.09.09,08:44撮影)。

市道 滝川桑原杉山線を南西〜西へ(唐津市七山),08:43
1,2枚目:ため池を左に見ながら,ゆるく右にカーブしていく。

まもなく林道 荒川〜天川線との交差点だが(唐津市七山),08:47
1,2枚目:GPSを確認。 1枚目:前出したように,交差点にある案内図には「広域基幹林道 荒川〜天川線概要図」とあるのだが, この地図では,その広域基幹林道の片側(南側)しか描かれていない(注)。 国土地理院の地図には南側だけでなく北側もしっかり描いてあるのだが,,。 交差点から上下に点線の道が伸びているが,これは荒川〜天川線ではない。古くからある山道のようだ。 2枚目:現在の標高,579 m。実際はこれより若干高いと思うが,おおよそ正しい。

注:弥兵衛平で無くした前機種は国土地理院の地図を採用していたので,おそらく荒川〜天川線は描いてあったはず(注2)。 しかるに,この新機種の地図にはそれが描かれていない。 この手のGPSは,本来はこういった場所を歩くためのものだと思うのだが・・・。 いったいいつの情報を元に地図を造っているのだろう。肝腎の情報が欠落していたのでは,まったく役に立たない。
注2:私が持っていた前機種には東日本版の地図データを入れていたので,実際にはこの辺の地図は見れなかっただろうが。
なお,「広域基幹林道 荒川〜天川線」は平成13年度に完成したらしい。10年前だ。 この後出てくる石碑はその時に造られたはず。

市道 滝川桑原杉山線と荒川〜天川線の交差点(唐津市七山),08:48
1,2枚目:前を横切るのが広域基幹林道 荒川〜天川線。前方(1枚目の右)が滝川桑原杉山線。 その右脇にある樫原湿原駐車場には,工事関係と思われるクレーン車が停まっていた。 ここで右に折れ,荒川〜天川線に入る。
1枚目:道路標識の支柱には「七山村」の名前がある。 七山村は2006.01.01に唐津市に編入されたので,それ以前に造られた道路標識,ということになる。


2008年09月の様子(2008.09.09,08:49撮影)。

2006年11月の様子(2006.11.20,08:34撮影)。
市道 滝川桑原杉山線

林道 荒川〜天川線を北へ(唐津市七山),08:48
1,2枚目:パノラマ撮影。 「広域基幹林道 荒川〜天川線」と彫られた石碑(林道開設事業の記念碑,1枚目)を左に見つつ林道 荒川〜天川線に入る。 この頃,雲が増えて日射しがほとんど無くなった。逆光でもあるので,路面が真っ暗に写ってしまった。

林道 荒川〜天川線を北〜北西へ(唐津市七山),08:49
1〜3枚目:大きく左にカーブする途中で,後左前をパノラマ撮影。

林道 荒川〜天川線を北西〜北東へ(唐津市七山),08:51
今度は右へカーブし北東向きとなる。

林道 荒川〜天川線を北〜東へ(唐津市七山),08:54-08:55
1枚目:この先にふたたび右カーブがある。 2枚目:GPSを確認。道路が描かれていないので等高線を頼りに確認するしかない。 3枚目:現在の標高 602 m。交差点の手前が579 mだったので,およそ10 mほど上がったことになる。 ここからは下りのみ。

右カーブの途中(唐津市七山),08:55

林道 荒川〜天川線を東北東へ(唐津市七山),08:59
1枚目:道がおおよそまっすぐになった場所の途中に道標が立っていた。 2枚目:「林道」,「荒川〜天川線」,「ゴミ捨て禁止」とある。

林道 荒川〜天川線を東北東へ(唐津市七山),09:01
1〜3枚目:その先に伐採が済んだばかりの場所があった。 左に伐採した樹木を運ぶために造った未舗装道が続いていた。

林道 荒川〜天川線を東北東へ(唐津市七山),09:02
1枚目:前方の玄海原発から伸びる送電線の鉄塔が見えた。 日射しが弱いので上空に焦点を合わせると手前の樹木が真っ暗に写ってしまう。 2枚目:1枚目と同じ位置で撮影しているのだが,樹木に焦点を合わせると送電線の鉄塔が写らなくなる。

ショートカットできる山道のはずだが,,(唐津市七山),09:02
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:右に下っていく山道があった。ここは国土地理院の地図にも描いてある。 それによると,ここを下れば距離的には桑原地区を通る道路へ出る近道になるはずだ。が・・・。

最初はなんとか進むことができたが(唐津市七山),09:03

傾斜が急になる手前付近で道がわからなくなった(唐津市七山),09:06
この先にも道は続いているはずだが,草深くなり路面が見えなくなった(というか消滅しているのかも知れない)。 ここから先は急傾斜のはずなので,先に進むのは危険と判断して戻ることにした。 戻る途中,やや焦っていたせいか,地面を這う蔓植物に足を取られて転倒してしまった。 両手を地面に着いて衝突するのを防いだ。土の地面だったので怪我はしなかった,とこの時は判断したが, この後,七山中学校前のバス停でバスを待つ間に,左手首の一部が擦り剥けているのに気づいた。

林道 荒川〜天川線へ戻り左折(唐津市七山),09:08

林道 荒川〜天川線を北北東〜北東へ(唐津市七山),09:08

Part VI: 林道 荒川〜天川線を下る
2011.11.14, 09:10 - 09:25