採集の記録：板橋沼西岸沿いを北へ（薮漕ぎ）

2011.11.02, Part IX

板橋沼西岸沿いを北へ（薮漕ぎ）

未舗装の道を東～北へ進む（山辺町），12:32
はんのき夫婦沼（東側の小さな沼）の脇を過ぎると次第に道がはっきりしなくなってきた（注）。
注：後になって考えると，さきほどまで続いていた未舗装の道は，はんのき夫婦沼（東側の小さな沼）の東端，堤がある場所まで行くための通路だったのだろう。よって，沼を過ぎた先で道がハッキリしなくなったのは当然だった。

道なき道を東～北へ進む（山辺町），12:33
しかし，荒れてはいるものも，足下を見るとなんとなく踏跡らしきものが続いていた。この時，引き返そうかとも考えたのだが・・・。もしかすると，これはかつては遊歩道だったのだが，誰も歩かず手入れもされないために荒れてしまった可能性もある，などと考えて思いとどまった。
そして，さらに，右の斜面の下が沢になっていて，その先に板橋沼がチラリと見えてきたため，「このまま進めばいずれにせよ板橋沼の北を通る荒沼林道へ出るはずだ」ということで，とりあえずこのまま進めるところまで進んでみることにした。
しかし，この後，踏跡も消え，いわゆる薮漕ぎをせざるをえなくなった。かなり進んでしまったので，いまさら引き返すのもなんだという気持ちと，右に板橋沼が見えているので，迷うことはないはずだし，荒沼林道までの距離もそれほどある訳ではない，ということで，このまま進んだ。

板橋沼の西岸沿いを北へ進む（山辺町），12:34
この辺から踏跡らしきものもまったく消えた。代わりに倒木やら，薮が次々と現れた。

板橋沼の西側を北へ進む（山辺町），12:34-12:35
この辺は薄暗くほとんどピントが合わない。

板橋沼の西側を北へ進む（山辺町），12:37
１枚目：至る所にある倒木を跨ぎ，歩けそうな場所を探しながら先へ進む。２枚目：GPSで現在地を確認。既述したように，遊歩道（点線）がさきほどの沼の上に表示されている。これでは細部はあてにならない。とりあえず，おおよその現在地がわかるだけ。まもなく板橋沼の西岸に出るはずだ。

板橋沼の西岸へ出た（山辺町），12:42
１，２枚目：パノラマ撮影。１枚目：この辺は潅木もなく比較的歩きやすかった。が，次第に潅木というか細い木々が密生している場所が多くなり，枝（幹？）をかき分けながら進むことが多くなった。

板橋沼の西岸沿いを北へ（山辺町），12:45
１，２枚目：パノラマ撮影。１枚目：この辺からは北岸を通る荒沼林道や，近くの駐車スペースに停めてある車も見えるようになった。なので，もうすぐ薮漕ぎは終わるだろうと予想したのだが，甘かった。すでに15分ほど道なき道を歩いているが，この後，さらに15分の薮漕ぎを強いられた。

板橋沼の西岸沿いを北へ（山辺町），12:48
１，２枚目：パノラマ撮影。１枚目：北岸の様子がさらにハッキリ見えるようになった。しかし，・・・。

板橋沼の西岸沿いを北へ（山辺町），12:52
北岸が近付くにつれて，若い木々が密生するようになり，木々をかき分けながら進まざるをえなくなった。蔓に足をとられたり，棘のある枝に触れたり（刺さることは無かった）しながら進んだ。ある時は枝が顔に当ってメガネを落としてしまったこともあった。幸いメガネは壊れなかったが・・・。いつまでたっても車道（ないし遊歩道）が現れないので，この頃からやや焦りだした。