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2011.03.05, Part IV

迫間湿地(迫間自然観察公園)-1

迫間湿地,ここで木道へ(足利市),11:20
ここを訪れたのは2003.10.19が最初。その時はデジカメで撮影しなかったので画像なし。 二回目が2006.4.22。 以下に示したように,この頃までは木道脇の草丈は低かった。 しかし,3年後には背の高い枯草が目立つようになった。


前回の様子(2010.11.03,11:20撮影)。

昨年春の様子(2009.4.11,12:53撮影)。

2006年春の様子(2006.4.22,12:54撮影)。

迫間湿地,ここは右へ(足利市),11:20-11:21
葉が落ちているので右の池がよく見える。


前回の様子(2010.11.03,11:20撮影)。
葉が茂っているとこのような状態。右の沼は隠れて見えにくくなる。

迫間湿地,沼岸へ近付く(足利市),11:20

迫間湿地(足利市),11:21
カルガモAnas poecilorhyncha)達が逃げていった。

迫間湿地(足利市),11:23
沼岸で採集(迫間湿地-1)。 水底は白い泥状態。原生生物はあまりいそうにない。 結果は予想通り。 2009.4.11にもここで採集しているが(ただし対岸),それと比べても少ない。 4月と3月の違い?
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, 小型トラケロモナス(Trachelomonas sp.), 小型鞭毛虫数種, 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, クラミドモナス(Chlamydomonas sp.), ケンミジンコ,

迫間湿地,木道を進む(足利市),11:24
2枚目:前回の様子(2010.11.03,11:25撮影)。

迫間湿地,その先に浅い水路のような場所が木道を横切っていた(足利市),11:24

迫間湿地(足利市),11:25
木道の左側ここで採集(迫間湿地-2)。 ここも少ない。
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, 小型繊毛虫数種, トリボネマ( Tribonema minusT. regulare), 珪藻各種, ミクロスポラ(Microspora), ソコミジンコ,

道なりに左へカーブ(足利市),11:26
ここは前回(2010.11.3)は草茫茫で木道が見えなかった(下段)。


前回の様子(2010.11.03,11:26撮影)。

迫間湿地,右に水がたまっていた(足利市),11:26

迫間湿地,氷が残っていた(足利市),11:27
2枚目:ピペットを水中に差し込もうとすると先端が氷に当った。 3枚目:とりあえず採集(迫間湿地-3)。 この辺(二股分岐手前)は,2009.4.11の時は干上がっていた。 その前(2006.4.22)その後(2010.11.3)には水があったので採集したが,原生生物は少なかった。 今回の結果も従来通り。 青々とした藻塊(注)が浮かんでいて原生生物が色々いそうに見えるのだが,これはよくあること。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas sp.), ミドリムシ(Euglena sp.), 小型太陽虫, ディフルギア( Difflugia sp.), バラディナ(Balladyna), 棘毛類繊毛虫, トリボネマ(Tribonema regulare), 珪藻各種, パルモディクチオン(Palmodictyon), ミクロスポラ(Microspora)多数, サヤミドロ(Oedogonium), ワムシ, ソコミジンコ,

注:おもにミクロスポラ(Microspora)。 冬場に多く見られる種類だ。

迫間湿地,前方で左右に分岐する(足利市),11:28
2枚目:昨年春の様子(2010.11.03,11:26撮影)。 3枚目:一昨年春の様子(2009.4.11,12:56撮影)。 4枚目:2006年春の様子(2009.4.22,14:03撮影)。

迫間湿地,右側の木道を進む(足利市),11:29
2枚目:昨年春の様子(2009.4.11,11:28撮影)。

迫間湿地,その途中で採集(足利市),11:29-11:30
この辺は木道がかなり高い位置にあるが,なんとか頑張って 採集(迫間湿地-4)
観察された生物: ウロトリカ(Urotricha), クリソピキシス(Chrysopyxis sp.), 珪藻各種, パルモディクチオン(Palmodictyon), ミクロスポラ(Microspora), ミカヅキモ(Closterium moniliferum), カイミジンコ, ソコミジンコ,

迫間湿地,ここはパス(足利市),11:31

迫間湿地,ここで再び一緒になる(足利市),11:31

迫間湿地(足利市),11:32
合流点の手前で採集(迫間湿地-5)
前回(2010.11.3),および, 一昨年の春(2009.4.11), ここではたくさんの原生生物が観察できたのだが,今回はわずか。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, ペラネマ(Peranema), 未同定の鞭毛虫(ヘテロネマに似ている?), 小型鞭毛虫数種, トリネマ(Trinema sp.), ウロトリカ(Urotricha), マルロモナス(Mallomonas mesolepis), 珪藻各種, ミクロスポラ(Microspora)多数,


昨年秋の様子(2010.11.03,11:29-11:31撮影)。 この時も,たくさんいた。

2009年春の様子(2009.4.11,12:58-12:59撮影)。 この時も,たくさんいた。

2006年春の様子(2006.4.22,14:09-14:10撮影)。
種数はわずか。 スピロストマム(Spirostomum)だけが たくさんいた。

迫間湿地,合流点の先にある三叉路,前回同様,ここは左へ(足利市),11:33

前回の様子(2010.11.03,11:32撮影)。

Part V: 迫間湿地(迫間自然観察公園)-2
2011.03.05, 11:34 - 11:48