福島駅〜土湯温泉〜照南湖?〜土湯温泉〜福島駅 (12:11 - 15:19)
Part I: | 福島駅〜土湯温泉〜ビッキ沼へ(福島市) 2009.10.12, 12:11 - 13:42 |
Part II: | ビッキ沼へ(福島市) 2009.10.12, 13:43 - 13:55 ??, ??,オオハンゴンソウ,ボントクタデ,ミズヒキ,??,ノコンギク? |
Part III: | 照南湖?〜土湯温泉へ戻る(福島市) 2009.10.12, 13:55 - 14:26 |
Part IV: | 土湯温泉〜福島駅(福島市) 2009.10.12, 14:31 - 15:19 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2009.10.13- |
前日(2009.10.11),福島県青少年会館で開催された研究会に参加するついでに,
早めに自宅を出て土湯温泉の近くにある仁田沼,男沼,あけぼの湿原を訪れた。
研究会は翌日の昼前に終了したので,福島市内の他の場所で採集してから帰ろうと考えた。
前回(2005.10.28)も同じ研究会への参加ついでに仁田沼,男沼,あけぼの湿原を訪れたが, その際,他に福島市街地にある「渡利水辺の楽校」,「信夫山公園」, 「茶屋沼公園」などでも採集を試みた。 しかし,原生生物はあまりいなかったので,これらは今回は対象外。 他に候補地がないか色々探したが,結局,市街地では適当な場所が見つからなかった。 それでは郊外ということで探したところ,土湯温泉の近くにある「ビッキ沼」が一番よさそうだった。 ので,ふたたび土湯温泉を訪れることにした。 しかし,・・・。今回も事前の調査が不十分だったのが災いした。 事前に得た情報が不正確だったため,目的地であるビッキ沼に到達することができなかったのだ。 当初,ビッキ沼の位置を市販の地図(やや古かった)で探したところ, ビッキ沼そのものの図は描かれていないものの,何故か「ビッキ沼」というバス停の位置のみが記してあった。 そこは土湯温泉から国道115号(旧道部分)を南へ進んだ途中なのだが,他の地図では, そこに池の図は描いてあるが,今度は「ビッキ沼」バス停の名前が無かった。 今回はそこまでの情報で,とりあえずそのバス停があった場所,ないし,池が示してある場所が ビッキ沼だろうと思い込んで出発したのだが・・・,そこにはたしかに池(沼)は あったものの,池の側に立つ看板には「照南湖」と書かれてあり,「ビッキ沼」ではなかった。 その後,多少周辺を探し回ったが,時間的に余裕がなかったので,途中で探索を諦めて土湯温泉に戻らざるをえなかった。 帰宅後,再度情報を収集・整理したところビッキ沼は,今回訪れた場所よりさらに先にあったことが判明した。 何故位置を間違ってしまったのかを考えることも含めて,これまでに得た情報を以下に整理してみた。 1)最初に見た地図はやや古い地図だった。これは土湯バイパス(横道トンネル)が完成する前のもので, 上記のように,「ビッキ沼」バス停が記してあるが,今回訪れた「照南湖」は描かれていない。 2)ネット上の地図,また,やや新しい市販の地図には,いずれも土湯バイパス(横道トンネル)が描いてあるが, これらには「ビッキ沼」バス停の印は無いものの,同じ場所に池が描いてある(名前は付いていないが)。 3)古い地図にはないが,新しい地図には,「照南湖」よりも南の位置に池(沼)が描いてある。 Mapionでは,その池の向い側に「ビッキ山の学校」という施設が描いてある。 ブログ等にある情報からすると,その「ビッキ山の学校」の側にビッキ沼があるのは確からしい。 1〜3の情報を総合すると,土湯バイパス(横道トンネル)ができる以前には, 「ビッキ沼」バス停というのがあり,その近くに?(地図には描いてないが)ビッキ沼があったか, あるいは,ビッキ沼はもともとより南の位置にあり,古い地図ではバス停の位置が間違っていたか, いずれかの可能性がある。 そして,土湯バイパスができた後になって,古い地図で「ビッキ沼」バス停が記してあった場所に 人造の池(照南湖)が作られるとともに,バス路線が廃止され「ビッキ沼」バス停の名前も消えたのだろう。 ・・・う〜むややこしい。 周辺案内図でもあれば間違わなかったと思うが,ビッキ沼は私有地らしいので, その辺の整備は難しいのかも知れない。 |