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2009.07.11, Part III

乗鞍岳登山道:天狗原へ(1)

乗鞍岳登山道:道端に咲いていた花々(小谷村),10:42-10:43
標高1900〜1950mの尾根筋の道を登っていく途中,道端には色々な花が咲いていた。 ただし,曇り空で,かつ,樹林帯の中なので薄暗く,どれもピントがあまり合っていない。
まずは, 1,2枚目:ゴゼンタチバナChamaepericlymenum canadense)と 3枚目:ツマトリソウTrientalis europaea)。

乗鞍岳登山道:道端に咲いていた花々(小谷村),10:44
1,2枚目:イワカガミScizocodon soldanelloides)。 ここのイワカガミはピンクの色が濃い。 先日(2009.6.28)訪れた乳頭山(烏帽子岳)登山道の途中にある 田代平付近のイワカガミはどれもピンクの色が薄かった。 何による違いだろう?環境変異?それとも遺伝的な違い?

乗鞍岳登山道:道端に咲いていた花々(小谷村),10:44-10:45
1,2枚目:ミツバオウレンCoptis trifolia)と 2,3枚目:マイヅルソウMaianthemum dilatatum)。

乗鞍岳登山道:道端に咲いていた花々(小谷村),10:45-10:46
1,2枚目:花が終ったショウジョウバカマHeloniopsis orientalis)と, 3,4枚目:仏炎苞が外れた ミズバショウLysichitum camtschatcense)。

乗鞍岳登山道:道端に咲いていた花々(小谷村),10:46-10:47
1,2枚目:ふたたび,ミツバオウレンCoptis trifolia)。

乗鞍岳登山道:脇道があったが・・・(小谷村),10:50
1,2枚目:パノラマ撮影。 途中に右から上がって来た道が合流する(ように見える)地点があった。 しかし,右は国土地理院の地図には描かれていない。 2枚目:撮影時には気付かなかったが,よく見ると鉄棒にヒモが通してあって道を遮っていた。 おそらくかつての登山道で今は廃道になっている場所なのだろう。
3枚目:その角に立つ道標。 「1.35km←70分,天狗原---0.4km→10分,栂池自然園」とある。 登山口から入ったのが10:31なので,すでに20分弱が経過している。 途中の崩落場所を通過するのにかなり時間がかかったのと,その後,道端でたくさんの花を撮影したので, これは仕方がない。何もなければ10分でここまでこれるのだろう。 しかし,天狗原まではこの先さらに70分,ということは登山口からは計80分(=1時間20分)になる。 既述したように,登山口の案内には「約1時間」と書かれていた。時間が一致しない(注)。

注:この原因は,後で判明した(と思う)。詳しくは後述。

乗鞍岳登山道:岩だらけの道が続く(小谷村),10:51
2枚目:途中あちこちにこのような正方形のコンクリート板が置かれていた。 ご苦労様です。

乗鞍岳登山道:途中沢になっている所も何ケ所かある(小谷村),10:52-10:53
1枚目:ここはほぼ北に向けて登っている。 途中に雪解け水が登山道を横断する場所があった。同じような場所がこの後も3,4箇所あった。 2,3枚目:近くで咲いていたスミレ。 これはツボスミレViola verecunda)?

乗鞍岳登山道(小谷村),10:54-10:56
1枚目:倒木の有効活用? 2枚目:岩だらけの斜面を上がる。

乗鞍岳登山道:見晴らしがよいはずだが生憎雲が多い(小谷村),10:57-10:58

乗鞍岳登山道(小谷村),10:59-11:00
1枚目:再び,沢になっている場所を通過。 2枚目:前方に大きな岩。左右に迂回路がある。

乗鞍岳登山道(小谷村),11:03
1枚目:またまた沢を通過する。 2枚目:ここには水が流れる斜面にそって ミズバショウLysichitum camtschatcense)が育っていた。 3枚目:下流側。斜面になっているので,先がどうなっているのか見えない。

乗鞍岳登山道:岩だらけの道が続く(小谷村),11:04
この辺はおそらく標高1920m付近。 まもなくこの先で左に折れ,北向きから西向きに変わる。

乗鞍岳登山道(小谷村),11:06
西向きに変わってほどなく,今度は右に折れてふたたび北向きに戻る(??)。 1〜3枚目:その途中,見晴しがよい(はずの)所でパノラマ撮影。

Part IV: 乗鞍岳登山道:天狗原へ(2)
2009.07.11, 11:07 - 11:27