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2008.08.13, Part VI

三ッ石山登山道(5)〜三ッ石湿原(1)

深く抉れた涸沢を渡る(八幡平市),10:34
三ッ石湿原は三ッ石山と大松倉山の峠の部分にある。 1,2枚目:その峠が近付くと,前方に深く抉れた谷が現れた。 ここも涸沢のようだ。

急な木製階段を降りる,ロープ付き(八幡平市),10:34-10:35
1,2枚目:階段はかなり急なためか,ロープが設置してある。 今日は乾いているのでとくにロープは必要ないが,雨で湿っている時などは必要になるのだろう。 3枚目:木製の橋が沢底に落ち込んでいた。比較的最近水が流れた形跡はない。

沢を過ぎた後は急な登り階段,ロープ付き(八幡平市),10:35-10:36
向い側も急な階段のため,ロープが設置されていた。 各段には土砂が枯木・枯れ草が堆積して平面でなくなっているので,濡れると足を滑らしやすいだろう。

三ッ石山登山道を登る(八幡平市),10:39-10:43
1,2枚目:しばらく荒れた道を進む。 3枚目:また樹木の少ない場所に出た。この辺から樹林帯を抜けたようだ。

古びた木道が現れた(八幡平市),10:44-10:45
1枚目:また木道が現れた。しかし,今度のものは木材をそのまま地面に置いただけの簡単なもの。 しかもだいぶ古そうだ。 2枚目:これはノリウツギHydrangea paniculata)?

三ッ石山が見えてきた(八幡平市),10:45-10:46
1〜3枚目:木道を歩いていると右手(北西方向)に三ッ石山(標高1466m)が見えてきた。 湿原はもうすぐ。

三ッ石山登山道を登る(八幡平市),10:46
かなり古そうな木道で表面がボロボロ,地面に深く埋もれている。

三ッ石山登山道を登る(八幡平市),10:46
道端には色々な花が咲いていた。これは ミヤマアキノキリンソウSolidago virgaurea subsp. leiocarpa forma japonalpestris)?

三ッ石山登山道を登る(八幡平市),10:46
コバギボウシHosta albo-marginata)と アキアカネSympetrum frequens)。 2枚目:残念,トンボにピントが合わなかった。

三ッ石山登山道を登る(八幡平市),10:47
シロバナトウウチソウSanguisorba albiflora)と アキアカネSympetrum frequens)。

三ッ石山荘が見えた(八幡平市),10:49
花の撮影を終えて少し進むと,前方に避難小屋(三ッ石山荘)が見えてきた。

山荘の周囲に三ッ石湿原が広がる(八幡平市),10:49
1,2枚目:木道は途中でT字路に出る。 後出する山荘の壁に貼ってある 案内図のとおり, 登山口から登り始めてちょうど2時間(08:50-10:49)で到着した(注)。

注:復路(下山コース)は,案内図では1時間20分となっているが,私の場合,1時間44分かかった(11:28-13:12)。 これは疲労がたまったせいもあるが,左膝が悪いのでもともと下りに弱いのがそのまま結果となって現れたといえる。

T字路を右折する(八幡平市),10:49-10:50
1〜3枚目:T字路の前から左〜前〜右を撮影。 1枚目:左は東にある大松倉山の頂上を通って網張温泉や岩手山へ通じるルート。 2枚目:前方には大きな池塘があるが,木道からは遠く離れている。画面には写っていないが,木道近くの池塘?は干上がっていた。 3枚目:三ッ石山荘方向を見ても木道の両脇には池塘らしきものは見えない。 ちょっとがっかりしたが,山荘の奥にも湿原があるはずなので,そちらに期待して山荘方向へ向うことにする。

三ッ石湿原(八幡平市),10:50-10:51
T字路付近で撮影。 サワギキョウLobelia sessilifolia)と ヤチカワズスゲCarex omiana)? ではなく ミタケスゲCarex michauxiana var. asiatica)?

三ッ石湿原(八幡平市),10:51
そして,ウメバチソウParnassia palustris)。 八幡平ではこの季節よくこの花を見かける。 これは 昨年(2007.8.23),八幡沼湿原でみかけたものと同様,仮雄蕊(かゆうずい)を持つ。開花してまもないはず。 9月になるとこの仮雄蕊は無くなる

Part VII: 三ッ石湿原(2)
2008.08.13, 10:52 - 11:08