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2008.06.15, Part X

駒止峠〜駒止湿原入口〜駒止湿原(大谷地)

駒止峠を下る(駒止峠旧道,南会津町),14:31
さてここからはすべて下り。足は疲れてほとんど力が入らないが,まったく問題ない。 両方のブレーキをしっかり握りしめつつ坂を下っていく。

駒止峠を下る(駒止峠旧道,南会津町),14:32
1枚目:坂を下り始めたところにある地蔵と・・・募金箱? 2,3枚目:左右にカーブしつつ坂を下っていく。

駒止峠を下る(駒止峠旧道,南会津町),14:33-14:34

玉川林道入口前?を通過(南会津町),14:35-14:36
1枚目:途中にある玉川林道への分岐。玉川林道は未舗装のため,砂利が舗装道側にも散らばっている。やや危ない。 2枚目:その分岐点に立つ案内板。 「歳時記の郷 奥会津,←入口 昭和村,冷湖の霊泉(ひゃっこのれいせん)・卵池 5.3km, 奥会津 昭和の森 キャンプ場,矢の原湿原 16km,昭和温泉 しらかば荘 24km」とある。

駒止湿原入口に到着(南会津町),14:37
1,2枚目:玉川林道への分岐を過ぎると,ほどなく道はU字カーブとなるが,その途中に駒止湿原入口がある。

駒止湿原入口の坂を上る(南会津町),14:38
「天然記念物 駒止湿原入口」の道標?を左に見つつ急な坂を上がる。 すでに足はくたくたに疲れているので,坂を上がるのが大変きつかった。

手前にある駐車場の脇を通過(南会津町),14:39
駒止湿原入口にある南会津駐車場(注)は上下二段に分かれている。湿原へは上の段の駐車場の奥から入っていくので, 上の段の駐車場まで自転車を押して進む。

注:後で出てくる「お願い」の看板にあるように,湿原の北端(水無谷地の北)には昭和村駐車場がある。

駒止湿原,南会津駐車場(南会津町),14:40-14:42
1枚目:ここが上の段の駐車場。周囲には案内板がある。 この写真を撮った時は気づかなかったが,昨年まであった売店(昨年はすでに休業していたが)の建物が消滅していた。 やはり昨年の段階ですでに廃業していたようだ。 2枚目:駐車場の縁に立つ案内板と隣の道路を隔てる柵?のような構造物。 3枚目:その柵にワイヤーキーで自転車を停めて,いざ湿原へ。

注:ただし,まもなく午後3時。 当初の予定では,会津田島駅から午後3時台(15:14発)の列車に乗車するはずだったが, 駒止峠へ上るのに予想外に時間がかかったため,これはすでに無理。 次が4時台(16:21発)だが,ここから会津田島駅まではどう見ても1時間以上はかかる(実際にかかったのは1時間20分)。 とすれば,今から駒止湿原に寄らずに会津田島駅へ向ったとしてもギリギリ間に合うかどうかだ。
かといって,せっかくここまで来たのに駒止湿原に寄らずに帰る訳にはいかない。 今回この駒止湿原に来た最大の理由は,前回到達できなかった湿原の一番北。水無谷地の北端まで行って採集を行なうことだった。 というのは,前回の採集結果では,水無谷地がもっとも原生生物の種類が多かったのだが, 復路のバスが迫っていたため,途中で引き返してしまったからだ。 そこで,今回は前回訪れることができなかった水無谷地の途中からその北端までの間で採集を試みることが最大の目的だった (結果として採集ポイントはなかったが,,)。
しかし,前回は,ここ大谷地から水無谷地の途中まで到達するだけで1時間かかった記憶がある。 前回は途中の大谷地や白樺谷地で採集&写真撮影をしながら歩いたので時間がかかったが, それらをせずに早歩きで大谷地・白樺谷地を通過すればもっと早く到達できるだろう。 そうは云っても湿原の北端まで早歩きで行って戻ってくるとなると1時間以上かかるのは必至だ。 となると,駒止湿原入口から会津田島駅までも1時間以上かかるのだから,これから合計2時間以上かかる計算になる。 会津田島駅に着くのは午後5時以降になるのは確実。 この時,頭の中には午後5時台にも会津田島駅から浅草方面へ向う列車があることが記憶してあったので, うまく行けばギリギリ間に合うかも知れず,間に合わなくとも次の6時台の列車もあるはず,,,と考えて, とにかく水無谷地の最後まで行ってみることにした。

駒止湿原駐車場,ここから湿原へ(南会津町),14:42

駒止湿原へ(南会津町),14:43
1枚目:湿原へ向う階段の手前に来ると,「お願い」(2枚目)と銘打った看板が立っていた。 そこには「外来種子進入防止への協力」として「ブーツマットで靴に付いている泥やほこり等をよく落としてから入山してください。」と書かれていた。 3枚目:これがその「ブーツマット」。昨年はなかった。1年経つと色々変わるようだ。

駒止湿原へ(南会津町→昭和村),14:44-14:46
1枚目:駐車場からしばらくは遊歩道を北に向って進む。最初は階段。 2枚目:途中から平坦になると普通の山道。

駒止湿原,大谷地に到着(昭和村),14:47-14:48
1枚目:4分ほどで湿原(大谷地,注)の南端が現れる。 2枚目:遊歩道の脇に立つ大谷地の案内板。

注:駒止湿原は,南から大谷地,白樺谷地,水無谷地の3つの湿原からなる。

駒止湿原,大谷地(昭和村),14:48
大谷地の南端は,乾燥していて木道の両側は笹薮状態。

駒止湿原,大谷地(昭和村),14:48
1,2枚目:しかし,すぐにこのような開けた場所に出る。 3枚目:ちなみに,これが昨年(2007.5.21)訪れた際に2枚目と同じ場所を撮影した際の映像。 季節的には,ほぼ一ヶ月前の様子になるが,だいぶ景色が変わっている。

駒止湿原,大谷地(昭和村),14:49
1枚目:すこし進んだところの景色。 2枚目:昨年(2007.5.21)撮影した同じ場所。

駒止湿原,大谷地(昭和村),14:49-14:50
タテヤマリンドウGentiana thunbergii var. minor)。 昨年はタテヤマリンドウの他にショウジョウバカマが目立ったが,今回ショウジョウバカマはまったく見なかった。 また,昨年も木道周辺はぬかるんでいたが,今年はそれ以上。木道の一部は水没していた。 最近雨が多いせいかも。

駒止湿原,大谷地(昭和村),14:51
1枚目:今回。 2枚目:昨年。

Part XI: 駒止湿原(大谷地〜白樺谷地)
2008.06.15, 14:51 - 15:13