昭和湖へ(一関市),12:25-12:26
ムシカリ(Viburnum furcatum)もあった。
昭和湖へ(一関市),12:26
須川山頂と昭和湖への道標。須川山(須川岳)というのは栗駒山の別名らしい。
昭和湖へ(一関市),12:27-12:28
1枚目:前方に道標が見えてきた。
2枚目:道標には「苔花台」とあるが(注),登山道の左(東)側を流れるゼッタ沢の対岸に小さな湿原らしい場所があるのに気づいた。
復路で訪れてみよう。
3枚目:とりあえずこちらへ進む。
注:ここは産沼への東回りコースへの分岐で,この一帯を苔花台というらしい。
昭和湖へ(一関市),12:28
タテヤマリンドウ(Gentiana thunbergii var. minor)
昭和湖へ(一関市),12:31
1枚目:途中にある登山道を横切る小さな沢というか谷があった。右側の崖からは湧水?が流れていた。
2枚目:沢の流路沿いにはミズバショウ(Lysichitum camtschatcense)が咲いていた。
須川温泉周辺ではすでに花が終わっていたが,ここはやや標高が高いため開花時期が遅いのだろう。
3枚目:湧水の隣にはこのような大きな雪の塊が。
昭和湖へ(一関市),12:31-12:33
1枚目:再び階段道を上がる。
2枚目:画面には写っていないが,左側に沢(注)がある。
注:ゼッタ沢は,地図では苔花台の少し先までしか描かれていない。
その上流?には昭和湖へ向う途中にある地獄谷(後出)があり,その東隣にも谷がある。
この後,徒渉する沢はその東隣の谷を流れている模様。これをゼッタ沢というのか,それともゼッタ沢の支流というのかは不明。
沢を渡る(一関市),12:36
登山道は次第に沢に近付く。前方で道の脇に鉄柱を埋め込んで,それらにロープを張っている人や,
沢に降りて同様な作業をしている人達がいた。大水等で駄目になったルートの改修作業のようだ。
この沢に近付く手前に沢から離れる方向へ伸びる別の階段道もあったので(注1),もしや道を間違ったかと思い(注2),
作業をしている人に尋ねると,昭和湖へのルートはこちらでよいとのことだった。
ここで沢を渡るらしい。
1枚目:沢を渡り終えてから沢方向を撮影。
2枚目:その右手。今歩いてきた斜面沿いの道。道の所々に細い鉄柱が立っていて,それらがロープで繋がっている。
注1:ただし,かなり荒れていて大勢の人が通った様子がないので,違うだろうと判断して,この沢沿いのコースを選んだ。
注2:なぜなら地図には,昭和湖までの登山道は沢を横切るようには描いてなかったため。
ここで沢を横切ると別のルートに入ってしまうのではと心配になった。
地獄谷脇を通過(一関市),12:37-12:41
1枚目:沢を離れるとまもなく地獄谷沿いの登山道となる。上に上がるにつれ,若干火山ガスの臭いが強くなる。
2枚目:地獄谷の案内図。谷底には有毒ガスが噴出する場所があるため侵入禁止となっている。
3枚目:今日は午前9時に須川高原温泉に着いてから,昼食時の15分ほど以外は休まずに歩いている。
したがって,すでに3時間半ほど経過。昇り坂でもありだいぶ足(とくに左膝)にダメージが溜まってきた。
ここからは杖を使用。
地獄谷脇を通過(一関市),12:44
1枚目:振り返って登ってきた道を撮影。
2枚目:隣の地獄谷の様子。水の流れはない。ガスの臭いが鼻につく。
地獄谷脇を通過(一関市),12:44-12:46
これはスゲの仲間,??()
まもなく昭和湖(一関市),12:48
木道が現れた。ここからは平坦な道。
前方が少し高台になっているが,その先が昭和湖。
大勢の人が湖の周囲で休んでいた。ほとんどが団体の登山者。
昭和湖手前の木道(一関市),12:49-12:50
1枚目:木道を歩く。周囲に水があるが,流水なので採集せず。
2枚目:木道脇の少し盛り上がった場所には
イワカガミ(Scizocodon soldanelloides)の群生が。
3枚目:反対側には池塘らしきものも。ロープの外には出られないので採集は不可。
Part XII: | 昭和湖〜苔花台近くの小湿原 2007.06.24, 12:50 - 13:23 |