昭和湖(一関市),12:50-12:51
湖岸から周囲をパノラマ撮影。後ろには大勢の登山者がくつろいでいる。
ロープが張られていてここから岸辺には近付けない。
湖の対岸には草もあり採集できそうな雰囲気だが,対岸へ通じる道が見当たらない。
予想はしていたが,ここは結局,景色を眺めるだけとなった。
注:昭和湖の西には「龍泉ヶ原」という大きな湿原がある。あるガイドブックにはそこへ到達するルートが描いてあるし,
ネット上にはわずかだが,龍泉ヶ原の近影を撮影した画像もある。
しかし,色々調べると,現在も龍泉ヶ原へ向かうルートがあるか否かがハッキリしない。
立入禁止と明記したwebpageもないが,立入るルートを紹介したwebpageも見当たらない(少なくとも木道は敷かれていないの確か)。
また,Google mapの航空写真を見ると,昭和湖の北東にある尾根には平坦な場所があり,そこには池(沼)もある。
国土地理院の地図にはその池(沼)しか描かれておらず,湿地にはなっていないが,
Google mapsの航空写真を見ると,池(沼)の北側にはたくさんの池塘(やや小さい)が散らばっている。
しかし,残念ながらそこへ至るルートはまったく見当たらない。
(2012.10.08追記)
昭和湖(一関市),12:52
栗駒山への登山道(2枚目,注)側を撮影。
その左脇から戻ることにする。
注:ここで須川高原温泉まで戻るとすると,その後,復路のバス(16:40)まではだいぶ時間が余ってしまうことは明らかだった。
しかし,ここから栗駒山頂まで行って戻ってくるとなると,追加で2時間以上はかかってしまう。
となると逆に時間的にギリギリで,1本しかないバスに乗り遅れてしまう恐れがあった。
なによりだいぶ足が疲れてきたので,これ以上無理はできない。2時間で昭和湖-栗駒山頂間を往復できるかも怪しいし・・・。
昭和湖を離れる(一関市),12:52
2枚目:さきほど歩いてきた木道へ向う。
元来た道を辿って須川高原温泉へ戻る(一関市),13:02
往路で通ったゼッタ沢(ないしその支流)を徒渉する。
元来た道を辿って須川高原温泉へ戻る(一関市),13:07
下りの階段。膝を傷めないよう注意しながら降りる。
須川高原温泉へ戻る(一関市),13:10-13:11
2,3枚目:前方に往路で見かけた苔花台の対岸にある小湿原が見えてきた。
苔花台の標柱(一関市),13:12
ここで右折してその小湿原へ向う。
対岸の小湿原へ(一関市),13:12
沢に降りる道はかなり崩れかけていて,片足を置く幅しかない部分もある(2枚目)。慎重に沢へ降りる。
苔花台の小湿原へ(一関市),13:15
1枚目:沢を渡り終え,対岸へ上がる。
2,3枚目:道端に咲いていた花が終わりかけの
イワイチョウ(Fauria crista-galli)
苔花台の小湿原(一関市),13:17
1枚目:湿原には短い木道が敷設されている。
木道の両脇はワタスゲ(Eriophorum vaginatum)が。
2〜4枚目:これはヤチカワズスゲ(Carex omiana)?
苔花台の小湿原(一関市),13:18-13:19
1枚目:木道の周囲はかなり水が流れるらしく地肌が露出していた。池塘らしきものは見当たらない。
結局,ここでは何も採集できず。
2枚目:木道脇には花が終わった
イワカガミ(Scizocodon soldanelloides)が。
元へ戻る(一関市),13:19
対岸へ戻ろうとすると,前方を大勢の登山者が降りていた。
こちら側へ足を伸ばそうかという話声も聞こえてきた。
沢でハチ合わせになると大変なので,しばらく様子を見ることにした(注)。
注:しかし,結局,誰もこちらへは来なかった。この後,人影が消えたところで沢を渡った。
戻る前に再度小湿原を撮影(一関市),13:20
小湿原を立ち去る前に,振り返って再度,撮影。
ワタスゲ(Eriophorum vaginatum)が目立つ。
元来た道を辿って須川高原温泉へ(一関市),13:21-13:23
湿原から沢へ降りる途中に,わずかな湿地?状の場所があった。多少の期待を抱きつつ,
ここで採集(苔花台)。
観察された生物:
カテヌラ(Catenula lemnae),
沢を渡る(一関市),13:23
対岸に人影がなくなったので沢に降り,対岸へ上がる(2枚目)。
石と木でできた階段は傾いているが,歩く上で問題はない。
Part XIII: | 名残ケ原〜イワカガミ群生地〜須川温泉駐車場へ 2007.06.24, 13:31 - 14:01 |