沼の原湿原 水路に沿って元へ戻る(妙高市),10:18-10:19
1,2枚目:水路に沿って東へ歩く。
3枚目:空模様が気になる。
4枚目:前回来た時は,たしかこの辺に水路に架かる橋があった。
その橋を渡って南側の湿原へ入ったのだが,,,。その橋がない。
既述したようにここから南の湿原へ入る木道は撤去されていた。
沼の原湿原 湿原北側の木道へ入る(妙高市),10:20
1,2枚目:その橋があったところで,左折して北側の湿原へ入る。ここから先は前回と同じ。
沼の原湿原 北側の湿原(妙高市),10:20-10:21
北側の湿原に入ったすぐのところで採集。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas),
ミドリムシ(Euglenas mutabilis),
マヨレラ(Mayorella),
ナベカムリ(Arcella),
フセツボカムリ(Centropyxis),
アミカムリ(Nebela),
ディセマトストマ(Disematostoma minor),
ミドリゾウリムシ(P. bursaria),
オフリディウム(Ophrydium),
オクロモナス(Ochromonas),
珪藻各種,
サヤミドロ(Oedogonium),
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ(
Closterium ralfsii,
C. rostratum),
イボマタモ(
Euastrum cuneatum),
ハタヒモ(Netrium digitus),
ユレモ(Oscillatoria),
クマムシ,
センチュウ,
ワムシ,
沼の原湿原 北側の湿原(妙高市),10:21
1枚目:木道はゆるく右へカーブして東へ向うが,その角のところに南北に直線的な水路?がある。
画面でもわかるようにかなり激しく水が流れていた。
北側の湿原は全体にかなりの量の水の流れがある。
そのため,原生生物はあまりいないように思えるが,前回の採集結果では意外と多かった。
沼の原湿原 北側の湿原(妙高市),10:22-10:23
この辺は湿原のほとんどが水面に被われていて,しかも絶えず水流がある。
しかし,前回,この辺で水底の枯草に付着しているヘドロを採集したところ,ホシガタモが大量発生していた。
沼の原湿原 湿原北側の木道を東へ(妙高市),10:24
今回はどうだろうかと思いつつ採集。
観察された生物:
ディフルギア(
Difflugia claviformis),
珪藻各種,
ミカヅキモ(
Closterium intermedium,
C. ralfsii),
沼の原湿原 途中にある休憩所(妙高市),10:25
沼の原湿原 まもなく木道を出る(妙高市),10:25-10:26
2,3枚目:これはネコノメソウ(Chrysosplenium grayanum)?
沼の原湿原 北側の湿原(妙高市),10:26-10:27
木道脇に群生していたリュウキンカ(Caltha palustris var. nipponica)
沼の原湿原 北側の湿原(妙高市),10:27
そしてミズバショウ(Lysichitum camtschatcense)。
湿原を出て入口へ戻る(妙高市),10:27-10:28
1枚目:ここで木道は終わる。
2枚目:その先にあるT字路。
左は「湿原西トレイル」でここを進むと県道97号 飯山斑尾新井線に出る。
昨年はそこから北へ進んで万坂峠から袴湿原トレイルへ入り,袴湿原,赤池を経由してこの湿原入口まで戻った。
しかし,今回はまだ4月なので途中の北向き斜面にはかなりの残雪がある可能性が高い。
一昨年(2005.5.15)は,その残雪で道を見失い,危うく遭難?しそうになった苦い経験がある。
そこで今回は湿原西トレイルへ進むのは止めて,
替りに昨年訪れようとして道に迷い訪れることができなかった希望(のぞみ)湖での採集に時間をかけることにした。
ので,ここは右折。
湿原を出て入口へ戻る(妙高市),10:29-10:30
右折するとすぐに水路(土路川)を超えるが(写真撮り忘れ),そこで左右を撮影。
1枚目:左(北)側。画面左の狭い水路が土路川。この川沿いの遊歩道が赤池ぶな林トレイル(注)。
この水路沿いにもミズバショウ(Lysichitum camtschatcense)が多く見られる。
2枚目:右(南)側。こちらへ進む。
注:赤池ぶな林トレイルはこの先で土路川を渡り,左の山へ上がっていく。その先に赤池がある。
昨年と一昨年は赤池からこのトレイルを辿って湿原入口へ戻ってきた。
Part IV: | 斑尾高原 沼の原湿原(4)〜希望湖(1) 2007.04.26, 10:30 - 10:54 |