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2006.10.29, Part III

小牛田駅〜蕪栗沼〜県道1号線(古川佐沼線)

小牛田駅(遠田郡美里町字藤ケ崎町),13:05-13:09
1枚目:小牛田駅に到着(定刻13:03)。 当初は,この後も列車(JR東北本線・一ノ関行き,13:34-13:46)で瀬峰駅まで行って, そこから自転車で蕪栗沼(かぶくりぬま)へ向おうと考えていた。 それはたまたま乗継ぎの待ち時間が30分ほどあるので,その間に,この小牛田駅周辺で昼食をとればタイミング的にはちょうど良いからだ。 しかし,,, 2〜4枚目:駅周辺を自転車の入ったバッグを担ぎながら歩き回ったが,駅近くには食堂もなければ,コンビニもなかった (饅頭屋と酒屋はあったが・・・)。 そこで昼食をとるのをあきらめ,列車が来るのを待っていたのでは時間が無駄になるだけなので,ここからタクシーで蕪栗沼に直行することにした(注)。


注:タクシーの運転手によると,蕪栗沼が瀬峰近くにあることは知っているものの,実際に訪れたことはないので, 沼に到達する道は分からないとのことだった。 そこで,東北本線に沿って,その東側の道を瀬峰近くまで北上してもらい, そこから先は私が地図を見ながら道案内をした。 まず蕪栗沼に注ぐ川の一つ,小山田川にかかる藤田橋の手前を右折して県道29号 河南築舘線に入った後, 途中から小山田川に沿った砂利道へ入ってもらった。その砂利道は蕪栗沼の手前で左に折れて小山田川に架かる橋(小山田橋)を渡るが, その橋を渡ったところで,タクシーを降りた。

蕪栗沼(かぶくりぬま)に到着(大崎市田尻蕪栗,旧田尻町蕪栗),13:37-13:38
前方にあるのは小山田川に架かる小山田橋。 この橋を渡ったところでタクシーから降りた。ここで自転車を組み立てる。 橋を渡る際に,橋の袂に「蕪栗沼→」の案内板があったので,そこまで戻ることにする。

小山田橋の袂にある案内板(大崎市田尻蕪栗),13:42
これがその案内板。ここから先も砂利道。

四分区越流堤へ(大崎市田尻蕪栗),13:44
砂利道の端に蕪栗沼に関する案内板がある。 ここから東側に広がる沼と湿地が混在する区域が蕪栗沼だった。

四分区越流堤(大崎市田尻蕪栗),13:45-13:46
1枚目:案内板のある位置から東〜南東側を撮影。この辺が蕪栗沼の北西端になる。 2枚目:案内板の反対側(南側)には大きなアスファルト?で固められた堤(四分区越流堤)がある。 手前にあるコンクリートの塊は,案内図によると「標柱8号」というようだ。

四分区越流堤からの眺め(大崎市田尻蕪栗),13:46-13:47
1枚目:越流堤の上を南へ向って進む。 2枚目:堤を挟んで蕪栗沼の反対側(西側)は水田地帯だが,稲刈りの終わった水田の中でハクチョウの群れが休んでいた(注)。 この堤の上から渡り鳥を眺めて楽しむのだろうが,遠くてよくわからない。双眼鏡(ないしは望遠レンズ)がないと無理のようだ。

注:案内板によると,この蕪栗沼の西に隣接する水田地帯(四分区地区)も「蕪栗沼遊水池」の一部として保護地区に指定されているようだ。 ちなみに,蕪栗沼の東にある水田地帯(白鳥区とそのさらに隣にある野谷地地区)も蕪栗沼遊水池とされている模様。

四分区越流堤からの眺め(大崎市田尻蕪栗),13:48
堤をさらに南下して蕪栗沼方向を撮影。 沼と草地が混在している。しかし,堤を降りて沼に近付くことは難しく,採集不可。

四分区越流堤からの眺め(大崎市田尻蕪栗),13:49
越流堤の先にある「囲ぎょう堤」の上にも小道が続いていたが,同じ風景が続くだけで,これ以上先へ行っても 変わらないように思えた。そこで,ここから戻ることにした。 Uターンした地点から元来た方向を撮影。 1枚目:左手。ハクチョウ等がいる水田地帯(堤の西), 2枚目:前方。これから進む方向。 3枚目:右手。蕪栗沼方向。

小山田橋から県道1号 古川佐沼線へ(大崎市田尻蕪栗→登米市南方町),13:54-13:57
1枚目:小山田橋の袂。 タクシーで来た道(小山田川沿いの道)は左側だが,県道29号 河南築舘線からここまでは砂利道だった。 砂利道を自転車で走るのは辛いので,県道29号を通って県道1号 古川佐沼線へ出るのは止めて, ここから小山田橋を渡って北へ進み,そこから県道1号線へ向うことにした。 2枚目:橋を渡った後(ここから登米市南方町),右折して小山田川&蕪栗沼の北側に沿った道を東へ。 3枚目:道は途中から左(北)へカーブする。 4枚目:途中にあった長者原貝塚(南方町指定文化財,注)の案内板。

注:南方町は現在の大崎市南方町。

小山田橋から県道1号 古川佐沼線へ(登米市南方町),13:59
1枚目:カーブした後,最初の三叉路。ここは右折。 2枚目:二番目の三叉路。ここは左折。 ここを右折すると,北東へ進んだ後,南へ下がると再び蕪栗沼とその東隣にある白鳥区とそのさらに隣にある野谷地地区 (既述したように,いずれも蕪栗沼遊水池の一部)へ近付くことができる。 しかし,おそらく似たような場所のはずなので,採集には不適と予想した。また,南に下がってまた戻るとなると かなり時間のロスになるので,無理をして採集できそうにない場所に行くのは止めることにした。

小山田橋から県道1号 古川佐沼線へ(登米市南方町),14:00
一応,念のため,右側の道路へも少し入って周囲の風景を撮影してみた。 2枚目:遠くに蕪栗沼の湿地帯が見える。今回は眺めるだけ。

小山田橋から県道1号 古川佐沼線へ(登米市南方町),14:01-14:05
1,2枚目:道なりに北西へ進むと,, 3枚目:前方で県道1号 古川佐沼線に合流する(登米市南方町中沼崎)。 4枚目:県道1号 古川佐沼線を左折した後の様子。

県道1号 古川佐沼線を西へ(登米市南方町),14:08-14:10
1枚目:古川佐沼線をしばらく進むと左手に稲刈りの終わった水田があった。 2枚目:多少,水たまりがあったので,ここで採集(県道1号 古川佐沼線沿いの水田)。 3,4枚目:採集地点周辺の風景。
観察された生物: ミドリムシ(E. viridis?), ストリアメーバ(Striamoeba)?, キロドントプシス(Chilodontopsis)?, ナスラ2種(Nassula), ツリガネムシ(Vorticella) 小型繊毛虫数種, イカダケイソウ(Bacillaria), 他の珪藻各種, パンドリナ(Pandorina), ユレモ(Oscillatoria princeps), ケンミジンコ,

Part IV: 県道1号(瀬峰駅近く)〜国道4号線(陸羽街道)
2006.10.29, 14:13 - 15:02