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2006.09.03, Part III

姥ケ原・酸ケ平分岐〜鎌沼

姥ケ原・酸ケ平分岐,11:13
左は姥ケ原を通って谷地平へ向うコース。途中に鎌沼への分岐がある。 右は酸ケ平(注),鎌沼を経て谷地平へ向うコース。 両コースは鎌沼を過ぎた後で合流して谷地平へと向う。 ここは右(酸ケ平・鎌沼)へ。

注:ガイドブックや国土地理院の地図にはどういう訳か「酸ガ平」と書いてある。 しかし,画像にあるように,現地では「酸ケ平」と書かれてあるので,これにしたがった。 (国土地理院の地図等では,酸ガ平の「ガ」は小文字が用いられているが,第一水準の漢字にはないので,ここでは普通のガを使用) Googleの検索では「酸ケ平」134件,「酸ガ平」220件と「ガ」の方が若干優勢(2006.9.5現在)。

酸ケ平・鎌沼へ,11:14
浄土平と酸ケ平の標高差は約170mある。水平距離は約830mなので勾配は0.2。
1枚目:最初はこのような山道を登る。2枚目:右手に見える一切経山。

        一切経山

酸ケ平・鎌沼へ,11:17
勾配がきつくなるにつれ,このような階段道となる。

振り返って浄土平方向を撮影,11:18-11:19
1枚目:駐車場の先に見えるのは吾妻小富士。 2枚目:その右手(南)にある桶沼(樹木に隠れて見えない)。

酸ケ平・鎌沼へ,11:20
1枚目:傾斜がなだらかな場所はこのような普通の山道。 2枚目:途中に水たまりのような場所があるように見えたので近寄ってみたが違った。

酸ケ平・鎌沼へ,11:24-11:25
これはヤマハハコAnaphalis margaritacea var. angustifolia)? 葉が細そうに見えるが,幅は 6 mm 以上はありそうなので, ホソバノヤマハハコAnaphalis margaritacea var. angustifolia) ではないだろう?

酸ケ平・鎌沼へ,11:25-11:27
1枚目:傾斜がきつくなると再び階段となる。途中で「これ以上登れない」といった風の人もいた。 2,3枚目:階段を登ろうとしたら目の前にアキアカネSympetrum frequens)が止まった。もっと接近して撮ろうとしたら逃げてしまった。 栂池自然園のものに比べると,すでに体色が赤みを帯びている。 まもなく麓に降りるのだろう・・・。

酸ケ平・鎌沼へ,11:29-11:33
3枚目:まもなく酸ケ平。階段もあとわずか。空には雲が多いもののなんとか青空も見える。まあまあの天気。

酸ケ平に到着,11:33
木道脇では植生の復元作業が行なわれていた。しかし,木道脇はいたるところで裸地化が進んでいた。 元に戻すのは大変だろう。

酸ケ平を通って鎌沼へ,11:34
湿原とはいえ残念ながらこの周辺には池塘らしきものはひとつも見当たらない。

酸ケ平を通って鎌沼へ,11:35

一切経山への分岐,11:36-11:37
3枚目:一切経山への道の途中に酸ケ平避難小屋がある。

酸ケ平を通って鎌沼へ,11:37
一切経山への分岐を過ぎるとやや湿原らしくなる。 2,3枚目:池塘があったが,遠すぎて採集できず。ちなみに,酸ケ平の木道から観察できた池塘は,これが唯一だった。 もともと期待していなかったので,それほど落胆はしなかったが・・・。湿原にも色々ある,ということ。

酸ケ平を通って鎌沼へ,11:38-11:39
この花はミヤマアキノキリンソウSolidago virgaurea subsp. leiocarpa forma japonalpestris)? 同じ花を前回訪れた立山弥陀ケ原でも見かけたばかり。

ミヤマアキノキリンソウ ミヤマアキノキリンソウ ミヤマアキノキリンソウ

Part IV: 鎌沼〜谷地平・姥ケ原分岐
2006.09.03, 11:40 - 12:02