大峰沼から古沼へ,13:46
登ってくる途中,この辺へ来るとギシギシと木がきしむ音が聞こえた。辺には何も家などはない。
下る時にも聞こえたので,上を見ると木と木が重なって擦れあった音だったことがわかった。
そういえば,3年前(2003.9.14)に来た時も音がしていたような,いなかったような・・・。
大峰沼から古沼へ,13:55-13:56
古沼への分岐点。左に行くと大峰山キャンプ場入口へ戻る。ここは右折して古沼へ向う。
大峰沼から古沼へ,13:56-13:57
古沼への道は幅広く起伏のない道だが,全体に湿っていて中央部はぬかるんでいる。
これは前回(2003.9.14)来た時と同じ。
古沼へ到着,13:58
古沼(いつもガイドで位置確認),13:58-13:59
沼の周囲には柵があり,その手前に案内板等が設置されている。
3枚目:「群馬県指定天然記念物 大峰小沼モリアオガエル繁殖地」の解説。
古沼,13:59
柵の前で周囲を撮影。
古沼,13:59-14:00
まずは案内板の近くで採集(古沼 No. 1)。
観察された生物:
珪藻各種,
ミジンコ,
前回,採集した際には,沼の水位が上がっていて柵の手前まで水が来ていた。
そして,サンプルにはたくさんの原生生物がいたが,今回は,上記のように,ほとんど何もいなかった。期待外れ。
理由は判然としないが,おそらく最近かなりの水の出入りがあって,多くの原生生物が流し出されてしまったのかも知れない。
それにしても,前回同様,たくさんの原生生物が観察できた大峰沼とはかなりの違いだった。
古沼,14:01-14:03
次に左(南?)側で採集(古沼 No. 2)。
観察された生物:
チリモ(Desmidium swartzii),
ケンミジンコ,
ミジンコ,
ここも同様。
古沼 クロサンショウウオの卵嚢?,14:03
沼の右(北?)側でも採集しようと歩きはじめたところ,足下に乳白色のだ円形で内部に緑色の大きな粒のあるゲル状の塊がいくつもあるのに思わず驚いた。
ネットで調べたところ,どうやらこれらはクロサンショウウオの卵嚢のようだ。
よく見ると池の中にはたくさんある(後続の4枚)。
最初は誰かがイタズラで沼の中にあるものを取り出して岸辺に放置したのか,と思ったが,よくよく見ると岸辺はどこも
水がかかったような状態にあった。
そこで,思い出したのだが,前回(2003.9.19)ここへ来た時は,沼の水位が今回よりも高く,水は柵を越えて手前側にまで溢れていた。
おそらく,最初は水中にあったものが水位が下がったために水外に出てしまった可能性が高い。
古沼 クロサンショウウオの卵嚢?,14:04
古沼,14:05
沼の右(北?)側へ行ってみたところ,柵と沼の水辺との間にかなり距離があったため,採集は断念した。
Part VII: | 大峰山キャンプ場入口〜名称不明の沼 〜月夜野猿ケ京温泉線へ 2006.05.25, 14:07 - 14:41 |