伊賀市 |
菩薩池
Part I |
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採集日:2015.02.02 | ウオッちず | で位置確認 |
菩薩池の前でパノラマ撮影(伊賀市),13:08-13:09
2枚目:前回はこちら側から公園に入った。
その際,菩薩池で採集をしたのだが,既述したように,見た目はあまり原生生物がいそうではなかったので,
1サンプルしか採集しなかった。
しかし,翌日,観察してみるとたくさんの原生生物がいることがわかった。
そこで,再度採集して観察を継続しようというのが,今回ここ(上野森林公園)を再訪した最大の目的だ。
菩薩池(伊賀市),13:09
やや離れた位置からパノラマ撮影。
菩薩池(伊賀市),13:009
池端に近付いて,再度パノラマ撮影。
今回の撮影位置は前回より右(北)だ。
前回撮影した右側の木(下段3枚目)が,今回は左(1枚目)にある。
前回(2014.11.23,10:31撮影)の様子。
菩薩池(伊賀市),13:10-13:11
池端にあった見なれない木。
この画像ではわかりにくいが,赤黒い枯葉?の中心に新芽がある。
同じ木があちこちにあった。
また,翌日(2015.02.03)訪れた惣ヶ池湿地周辺にもたくさんあった。
これは おそらく
モチツツジ(Rhododendron macrosepalum,ツツジ科 ツツジ属)
の冬芽?
モチツツジは,冬芽を取り巻く数枚の葉が落葉しないまま冬を越すのだそうだ。
菩薩池(伊賀市),13:11
池端をさらに右(北)へ移動して。
菩薩池(伊賀市),13:11
1,2枚目:池端の様子。
前回(2014.11.23)
同様,水底は薄茶色の泥で覆われている。藻塊・水垢などはほとんど見当たらない。
これを見て,前回は原生生物はほとんどいないだろうと思い,念のために1サンプルだけを採集したのだが,
そこに各々の種はわずかずづだが,たくさんの原生生物(種数)がいたので驚いたのだった。
前回(2014.11.23,10:28-10:29)の様子。
ただし,位置は今回より若干,南。
菩薩池(伊賀市),13:12
今回はどうだろうか?
水際で
採集(菩薩池-01)。
結果は,予想に反し,ここには原生生物はあまりいなかった。
採集位置が悪かったのか,それとも2ヶ月の間にほとんどが死滅してしまったのだろうか?
観察された生物:
珪藻少々,
ヒザオリ(Mougeotia),
菩薩池(伊賀市),13:13
ここにもさきほどと同じ木があった。
これは
モチツツジ(Rhododendron macrosepalum,ツツジ科 ツツジ属)
の冬芽?
菩薩池(伊賀市),13:13
今度は池際を南へ移動。
前方に水際に枯草がたくさんある。
菩薩池(伊賀市),13:14
前回(2014.11.23)はまだ緑色の草もあったが,
今回はまったく無かった。すべて枯れている。
1枚目:水際に角材が水没しているので,下段と同じ位置であることがわかる。
前回はここでも採集しようとしたが,原生生物がいそうになかったので断念した。
前回(2014.11.23,10:33撮影)の様子。
菩薩池(伊賀市),13:15
今回はここでも
採集(菩薩池-02)。
ここには前回とくらべると少なめ(種数)だが,
高地の湿原でよく見られるミカヅキモなど大型の接合藻がいた。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
コレプス(Coleps),
レンバディオン(Lembadion lucens),
珪藻少々,
クレブソルミディウム(Klebsormidium sp.),
サヤミドロ(Oedogonium),
アオミドロ(Spirogyra),
ミカヅキモ(
Closterium ralfsii,
C. setaceum,
C. toxon),
ユレモ(Oscillatoria sp.),
ケンミジンコ,
センチュウ,
Part II: | 菩薩池 2015.02.02, 13:16 - 13:25 |