荒川に架かる太郎右衛門橋の南に広がる右岸河川敷には旧荒川の流路跡がいくつかの細長い池（沼？）として残っている。 流路跡は，荒川右岸堤防からホンダエアポートへ向う道路と樋詰橋（冠水橋）へ向う道路によって 上池（注），中池，下池という３つの区域に分かれる。 流路跡とその周囲の河川敷は自然再生推進法による「荒川太郎右衛門地区自然再生事業」の対象となっていて， かつての自然豊かな湿地環境を再生させる試みが始まっている。 荒川サイクリングロードと樋詰橋の間を行き来する際，途中に中池の南端があり，そこで何度か採集している。 ここは遠浅で原生生物が色々いそうなのだが，期待したほど多くない。 また，最近は中池の中央付近にある釣り場でも採集するようになったが， 岸辺は深く落ち込んでいるのでここも原生生物は多くない。 観察された原生生物名一覧（現在 28 種） 2011.12.18 の採集であらたに 2 種が追加された（14→16）。 2012.02.21 の採集であらたに 5 種が追加された（16→21）。 2012.11.04 の採集であらたに 3 種が追加された（21→24）。 2013.02.24 の採集であらたに 4 種が追加された（24→28）。 注：上池は流路跡のみで実際には水辺はないが，最近始まった自然再生事業の工事によって水辺が復元されようとしている （2012.02.21）。