長瀞町 |
岩畳 四十八沼
Part III: 岩畳 南端〜中央部 |
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採集日:2015.04.19 | ウオッちず | で位置確認 |
長瀞 岩畳,NT-02(長瀞町),15:03
NT-02の北端から南側を向いてパノラマ撮影。
1枚目:マツの木の手前周辺で育つのは
キショウブ(Iris pseudacorus)。
見るかぎり今年は花が咲かないようだ。ここは隔年開花?
しかし,この後の岩畳中央部にあるNT-11の手前では,これまでは毎年咲いていたので,
かならずしもキショウブは隔年開花だとは限らないようだ。
2014年08月の様子(2014.08.15,14:49撮影)。
2014年05月の様子(2014.05.11,14:13撮影)。
1枚目:この時はマツの木の右でキショウブが黄色い花をつけていた。
これ以前の様子は
こちら!
長瀞 岩畳,NT-02(長瀞町),15:03
今回は水垢が少ない。最近,雨が多いために水位が上昇したものの,それ以前はかなり干上がりかけていたのだろう。
そのため,まだ微生物が十分に増殖していないようだ。
長瀞 岩畳,NT-02(長瀞町),15:04
あまり期待できないが,
ひとまず
採集(長瀞 岩畳,NT-02c)。
観察された生物:
マルウズオビムシ(Peridinium),
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
ペラネマ(Peranema),
小型鞭毛虫数種,
共生藻を持つマヨレラ(Mayorella viridis?),
ディステリア(Dysteria),
フセツボカムリ(
Centropyxis aculeata),
クンショウモ(Pediastrum boryanum),
イカダモ(Scenedesmus quadricauda),
マキノエラ(Makinoella tosaensis),
ネフロキチウム(Nephrocytium lunatum),
オーキスチス(Oocystis),
イトクズモ(Ankistrodesmus spiralis),
クレブソルミディウム(Klebsormidium sp.),
サヤミドロ(Oedogonium),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium trabecula),
ミカヅキモ(
Closterium dianae,
Closterium sp.),
ツヅミモ(
Cosmarium depressum,
C. granatum,
C. obsoletum),
ホシガタモ(
Staurastrum gracile,
S. longiradiatum,
S. orbiculare,
イボマタモ(
Euastrum germanicum),
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens),
チリモ(
Desmidium baileyi),
クロオコッカス(Chroococcus sp.),
メリスモペディア(Merismopedia),
雨粒が大きくなってきた(長瀞町),15:05
それまではパラパラだったのが,やや強めになった。
持参した500円のビニール雨カッパを出して着ることにした。
カッパの上に大きな輪ゴムがあるが,これは最近,使いだしたツールだ。
カッパを着た際に問題になるのがフード部分。自転車に乗った際など,向い風に当るとフードが外れやすい。
以前は,普通の輪ゴムでフードの縁を括って頭に密着させていたが,なかなか調整が難しい。
そこで,フードの上からこれを頭にはめることにした。
この方式は簡単で結構しっかりフードを固定できるので,我ながらうまい方法を考えたと思っている。
外見も小さな輪ゴムよりもさほど悪くないし。
NT-02の北にある浅い水たまり(長瀞町),15:07
1枚目:昨年生えていた草はすっかり枯れている。
2,3枚目:浅い水たまりにはやや硬いままのゴム状のものがたくさんあった。
これらは,冬場乾燥してパリパリになった水垢の成れの果てだ。
今,ふたたび水に浸って徐々に柔らかくなっていくところだ。
ここでは同じことがこれまでに何千年,あるいは数万年繰り返されてきたと推察される。
う〜む。
2014年08月の様子(2014.08.15,14:49撮影)。
夏場には,冬にできたパリパリがすっかり柔らかくなって浮かぶようになる。
西へ移動し,いつも通りY字形の木の脇を通って北へ進む(長瀞町),15:08
2014年08月の様子(2014.08.15,14:52撮影)。
これ以前の様子は
こちら!
長瀞 岩畳を北へ(長瀞町),15:09
あちこちにある水たまり。雨が多い時期はこのような一時的な水たまりが多くなる。
ここにはたくさんの糸状藻塊がある。
かなり長い間,水があった証拠だ。
しかし,夏になると,この辺の浅い水たまりはほとんど干上がっていることが多くなる。
長瀞 岩畳,台形の岩の手前にあるNT-08へ(長瀞町),15:10
長瀞 岩畳,台形の岩の手前にあるNT-08へ(長瀞町),15:11
1枚目:ここにも浅い水たまりがある。
長瀞 岩畳,台形の岩の手前にあるNT-08が見えてきた(長瀞町),15:11
1,2枚目:パノラマ撮影。
長瀞 岩畳,NT-08(長瀞町),15:11
若干時期は,ずれるが,昨年の05月(下々段)と比べるとかなり水がある。
ただし,水垢はほとんどない。昨年夏(下段)にはたくさんあった。
今回もこれから徐々に微生物が増えて水垢が形成されるのだろう。
2014年08月の様子(2014.08.15,14:55撮影)。
2014年05月の様子(2014.05.11,14:23撮影)。
2014年03月の様子(2014.03.09,14:14撮影)。
2014年01月の様子(2014.01.07,14:05撮影)。
2013年01月の様子(2013.01.13,13:55撮影)。
これより過去の画像は
こちら!
長瀞 岩畳,NT-08(長瀞町),15:11-15:12
1枚目:いつもの場所で,,,
2枚目:
採集(長瀞 岩畳,NT-08)。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
小型鞭毛虫数種,
コロトネベラ(Korotonebella),
フセツボカムリ(
Centropyxis aculeata ,
C. ecornis),
ディフルギア(
Difflugia sp.),
ユーグリファ(
Euglypha filifera,
Euglypha sp.),
トリネマ(Trinema sp.),
リトノタス(Litonotus armillatus),
サヤツナギ(Dinobryon sertularia),
珪藻少々,
クンショウモ(
Pediastrum boryanum),
イカダモ(Scenedesmus quadricauda),
マキノエラ(Makinoella tosaensis),
ミクロスポラ(Microspora),
アオミドロ(Spirogyra),
ツヅミモ(
Cosmarium obsoletum),
ホシガタモ(
Staurastrum gracile,
S. orbiculare),
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens),
ケンミジンコ,
長瀞 岩畳,台形の大きな岩へ近付く(長瀞町),15:13
2014年08月の様子(2014.08.15,14:57撮影)。
2014年05月の様子(2014.05.11,14:26撮影)。
長瀞 岩畳,階段状の岩盤を進む(長瀞町),15:14
1〜3枚目:パノラマ撮影。
1枚目:こちらの水たまりが,この後,反対側(北側)から撮影す「岩盤の西側にあるNT-10」だ。
3枚目:右はさきほどのNT-08の続き。
2014年08月の様子(2014.08.15,14:58撮影)。
2014年05月の様子(2014.05.11,14:27撮影)。
2013年05月の様子(2013.05.04,14:05撮影)。
これ以外の過去の画像はこちら!
長瀞 岩畳,岩盤の西側にあるNT-10(長瀞町),15:14
段差のある岩場を途中まで降りて,振り返って撮影。
ここ(NT-10)は水際が垂直に切り落ちているので原生生物はほとんど期待できない。
よってこれまで一度も採集したことがない。
長瀞 岩畳,NT-10の脇(長瀞町),15:15
いない!
これまで(2012,2013,2014)ここには若干のスミレが生えていたのだが,今年はまったく影も形もない。
ついに途絶えたか?!
2014年08月の様子(2014.08.15,14:58撮影)。
2014年05月の様子(2014.05.11,14:27撮影)。
2013年09月の様子(2013.09.22,15:13撮影)。
2013年05月の様子(2013.05.04,14:05-14:06撮影)。
1枚目:2012年05月下旬の様子(2012.05.27,11:56撮影)。
2枚目:2012年05月初旬の様子(2012.05.01,12:12撮影)。
これ以前の様子は
こちら!
Part IV: 岩畳 中央部 15:15 - 15:26 |