長瀞町 |
岩畳 四十八沼
Part II: 岩畳 南端(2) |
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採集日:2012.11.10 | ウオッちず | で位置確認 |
長瀞 岩畳,NT-02沿いを北へ(長瀞町),13:47-13:48
少し進んだところで採集(長瀞 岩畳,NT-02b)。
前回(2012.10.21)はここで採集せずに通り過ぎてしまったが,
前々回(2012.08.16)
はここで採集したところ,たくさんの原生生物が観察できた。
それを思い出して再度採集してみることにした。
観察された生物:
マルウズオビムシ(Peridinium),
エントシフォン(Entosiphon),
コロトネベラ(Korotnevella),
バネラ(Vannella),
コレプス(Coleps hirtus),
レンバディオン(Lembadion lucens),
珪藻各種,
クンショウモ(Pediastrum angulosum),
イカダモ(Scenedesmus quadricauda),
テトラデスムス(Tetradesmus),
コエラストルム(Coelastrum morus),
マキノエラ(Makinoella tosaensis),
ボツリオコッカス(Botryococcus braunii),
ヒザオリ(Mougeotia),
アオミドロ2種(Spirogyra),
ミカヅキモ(
Closterium leibleinii,
C. parvulum),
ツヅミモ(
Cosmarium bioculatum,
C. granatum),
ホシガタモ(
Staurastrum cuspidatum,
S. gracile,
S. iotanum),
クロオコッカス(Chroococcus turgidus),
メリスモペディア(Merismopedia),
ユレモ(Oscillatoria sp.)多数,
ワムシ,
センチュウ,
長瀞 岩畳南端(長瀞町),13:48
上を同じ場所で北〜東〜南をパノラマ撮影。
長瀞 岩畳,NT-02沿いを北へ(長瀞町),13:49
2012年08月中旬の様子(2012.08.16,13:50撮影)。
2012年07月下旬の様子(2012.07.22,13:15撮影)。
2012年07月初旬の様子(2012.07.01,11:34-11:35撮影)。
長瀞 岩畳の南端,NT-02(長瀞町),13:50-13:51
これまで同様,縦長のNT-02の中央付近で
採集(長瀞 岩畳,NT-02c)。
ここは前回まで原生生物は少なめだったが,今回は結構いた。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
小型アメーバ,
スピロストマム(Spirostomum filum),
コレプス(Coleps hirtus),
アンフィシエラ(Amphisiella),
ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii),
珪藻各種,
クンショウモ(Pediastrum angulosum),
イカダモ(Scenedesmus quadricauda),
コエラストルム(
Coelastrum cambricum),
クルキゲニア(Crucigenia rectangularis),
キルクネリエラ(Kirchneriella),
サヤミドロ(Oedogonium),
ヒザオリ3種(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
ホシミドロ(Zygnema),
ツヅミモ(
Cosmarium bioculatum),
ミクロキスティス(Microcystis),
メリスモペディア(Merismopedia),
ユレモ4種以上(Oscillatoria sp.),
ネンジュモ(Anabaena),
ワムシ,
長瀞 岩畳,NT-02(長瀞町),13:52-13:53
前回(2012.10.21,下段)とほぼ同じ位置で
採集(長瀞 岩畳,NT-02d)。
観察された生物:
マルウズオビムシ(Peridinium)多数,
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
エントシフォン(Entosiphon),
ストリアメーバ(Striamoeba),
ウロトリカ(Urotricha),
イカダモ(Scenedesmus quadricauda),
コエラストルム(
Coelastrum morus),
マキノエラ(Makinoella tosaensis),
サヤミドロ(Oedogonium),
ツヅミモ(
Cosmarium bioculatum,
C. granatum),
ヒザオリ2種(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
クロオコッカス(Chroococcus turgidus),
メリスモペディア(Merismopedia),
2012年10月中旬の様子(2012.10.21,13:30-13:31撮影)。
長瀞 岩畳,NT-02の北にある水たまり(長瀞町),13:54
前回干上がりつつあったNT-02の先にある水たまりがほぼ干上がっていた。
2012年10月中旬の様子(2012.10.21,13:30撮影)。
これ以前の様子はこちら!
長瀞 岩畳,NT-02の北にある水たまり(長瀞町),13:55
1枚目:わずかに残った水たまりの水底を見ると,赤茶色のゼリーのようなものが広がっていた。
見た目は柔らかそうだが,ピペットで触っても形は崩れなかった。結構硬い。
前回(下段)は,ここで育った藻塊が腐り赤茶色に変色したものがあちこちに浮かんでいたが,
それらが変化したものだろうが・・・。
2枚目:その周辺で採集(長瀞 岩畳,NT-02の北)。
赤茶色のゼリーも採取したが,顕微鏡で観察したところ,細いユレモらしき糸状のものが密集したものであることがわかった。
他の微生物が死んで腐ったところでユレモが大量増殖し,やがて乾燥することでそれらが濃縮されたものだった。
糸状のものがからみあっているので,ピペットでつついても簡単には崩れないほどに硬く締まったようだ。
観察された生物:
マルウズオビムシ(Peridinium),
渦鞭毛虫の一種,
小型鞭毛虫数種,
ユーグリファ(Euglypha sp.),
コレプス(Coleps hirtus),
ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii),
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
ヒザオリ(Mougeotia),
ケンミジンコ,
カイミジンコ,
センチュウ,
2012年10月中旬の様子(2012.10.21,13:32撮影)。
長瀞 岩畳,NT-02の北にある水たまり(長瀞町),13:56
赤茶色のゼリーのようなものをマクロ撮影。
長瀞 岩畳の南端(長瀞町),13:57
西側へ移動しつつ北側をパノラマ撮影。
2012年10月中旬の様子(2012.10.21,13:33撮影)。
2012年08月の様子(2012.08.16,13:58撮影)。
2012年07月下旬の様子(2012.07.22,13:22撮影)。
長瀞 岩畳を北へ,中央付近にある細長い水たまり(長瀞町),13:58
1枚目:これから左の石畳の上を歩いていくが,その右にある水辺(2枚目)で採集することにした。
2012年07月下旬の様子(2012.07.22,13:25撮影)。
2012年07月初旬の様子(2012.07.01,11:44撮影)。
長瀞 岩畳を北へ,中央付近にある細長い水たまり(長瀞町),13:59-14:00
1枚目:ここも水底にはゼリーのように見えるが,実は硬いものがびっしりと貼り付いていた。
2枚目:草の下付近に水垢があったのでこれを
採集(長瀞 岩畳,NT-??)。
観察された生物:
マルウズオビムシ(Peridinium),
共生藻を持つアカントキスチス(Acanthocystis tubata?),
ヒザオリ(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
ホシミドロ(Zygnema),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium trabecula),
イボマタモ(
Euastrum germanicum),
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens),
Hapalosiphon,
長瀞 岩畳(長瀞町),14:01
対岸の秩父赤壁を再度撮影。
Yの字形の樹木の脇を通って北へ(長瀞町),14:01-14:02
1枚目:空にピントを合わせるとこうなる。
2枚目:地面にピントを合わせるとこうなる。
2012年10月中旬の様子(2012.10.21,13:35撮影)。
2012年08月の様子(2012.08.16,14:01撮影)。
Part III: 岩畳 南端〜中央部 14:02 - 14:13 |