川島町/上尾市/川越市
三ツ又沼ビオトープ
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採集日:2007.10.28 ウオッちず で位置確認

三ツ又沼ビオトープへ(川越市上老袋/川島町出丸中郷),12:23
1枚目:前方にビオトープの駐車場とトイレが見える。 2枚目:駐車場の脇を通って・・・。

緑の回廊を通って三ツ又沼ビオトープへ(川島町出丸中郷→上尾市平方),12:23-12:25
1,2枚目:自動車は前方で右折する。ヒトは手前の緑の回廊を通ってビオトープへ向かう。 前回同様,緑の回廊へ。 3枚目:右折したところにある案内板。 4枚目:緑の回廊を進む。前回に比べて草が伸びて道がデコボコしている。

三ツ又沼ビオトープ手前(上尾市平方),12:26
1,2枚目:これまではただの裸地だったところだが,,,。 これも台風の影響だろう。

三ツ又沼ビオトープに到着(上尾市平方),12:26-12:27

三ツ又沼ビオトープへ入る(上尾市平方),12:27
沼の手前からビオトープの木道へ入る。しかし,・・・。 よく見ると前回までは画面中央の木の脇に立つ案内板のところから始まっていた木道がない。

三ツ又沼ビオトープ,洪水?(上尾市平方),12:27
1枚目:そのあったはずの木道のところへ来ると,このような看板があった。 「ボードウォークが9月の台風の影響により,一部破損してしまいました。」とのこと。 木道が「破損」するほどの台風があったようには記憶していないのだが,,。 2枚目:ここは前回(2007.4.5)は こんな風だった

三ツ又沼ビオトープ(上尾市平方),12:28
これはホソバアキノノゲシLactuca indica f. indivisa)?。

三ツ又沼ビオトープ(上尾市平方),12:29-12:30
桟橋状の木道はほぼ無傷に見えた。しかし,後述するように,奥へ進むにつれて木道の上に木の葉や泥が目立つようになった。 3枚目:これまでは木道周辺はかなり乾燥していたが,今回はいたるところ水浸し状態。

三ツ又沼ビオトープ(上尾市平方),12:32
1枚目:周囲の草土が木道に覆いかぶさっている。 2枚目:そして,所々はこのように泥が厚く覆っていた。 この木道は地面からかなり高いところにあるが,ここまで泥を被ったということは, 「9月の台風」の時はこの木道の上まで泥水が覆っていたことになる。 その水はどこから来たのだろう? 周囲には荒川の堤防があるくらいでとくに高い山がある訳ではない。 とすると,近くにあるゴルフ場や田畑に降った雨がこの窪地になっている三ツ又沼ビオトープへ流れ込んだとしか考えられない。 どうやらここは大雨の時は洪水になり,雨が降らないとすぐに乾燥化するといった厳しい環境にあるようだ。 これでは原生生物が増える訳がない。 今後は湿地の水位が安定するように治水工事を施す必要があるのではないだろうか・・・(注)。

注:ここを最初に訪れた時(2005.3.21)は,今ほど荒れ果ててはいなかった。 木道の周囲には比較的安定した沼や水たまりがあったのを記憶している。 そこで採集もできた。 しかし,その後,沼は葦で覆い尽くされ,水たまりは干上がってしまった。 この数年の間にここ(ビオトープ)の環境はかなり悪化しているように思うのだが,,,。
前回(2007.4.5),このビオトープ近くの畑で 農薬が撒かれて枯死した草地をみかけた。隣にはゴルフ場もあるし,,,。 今回の台風ほどでなくとも,結構な量の雨が降った際には, 周辺に撒かれた農薬が泥水と一緒に流れ込んでいる可能性がある。 このビオトープに原生生物が少ないのはそれが原因かも知れない。

三ツ又沼ビオトープ南口へ出る(上尾市平方),12:33-12:34
1枚目:そんなことを考えながら歩いているとビオトープの南口へ出た。 2〜4枚目:南口を出る途中,周囲を飛んでいた蝶が目の前に降りてきた。 そっと近付いて撮影。 これはツマグロヒョウモンArgyreus hyperbius)のメスらしい。

ここで左折(上尾市平方),12:36
出口の前方に見えるのはゴルフ場。前回同様,その手前で左折。 ゴルフ場を左に迂回して東にある荒川に架かる西野橋を目指す。

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