市原市
草刈堰周辺憩の森
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市原市の北部を流れる村田川の旧流路(草刈堰)とその周辺のエリア。 公園ではないが「その他の公共施設緑地」として市原市が整備している。 詳細な情報がないので,どこからどこまでが憩の森なのかは不明。 草刈堰と呼ばれる沼で採集した。
観察された原生生物名一覧(現在 16 種)

採集日:2012.04.01 ウオッちず で位置確認

左折して住宅地の中を東へ進む(市原市草刈),15:10

ほどなく右が開けてきた(市原市草刈),15:10
2枚目:木道らしきものがある。ただの草原ではなさそうだ。

ここは「ほたるの里」だった(市原市草刈1363番&1353番),15:11
後で調べたところ,この付近は「草刈堰周辺憩の森」と呼ばれていることが判明(市原市のHPより)。 ただし,問題は,肝腎の「草刈堰」とはどこかだ。 一般的には堰というのは,川の流れをせき止めるための構造物をいうはずで, 実際この後出てくるが,南を流れる村田川には小規模の堰がある。 当初は,そこが「草刈堰」だと思っていたのだが・・・。 ネットで色々調べると,地元では,この先にある細長い沼,既述した村田川の旧流路のように見える沼そのものを「草刈堰」と呼んでいることが判明。 その沼周辺の「憩の森」というのならたしかに納得できる表現だ。若干わかりにくいが,,(注)。
また,どこからどこまでが「草刈堰周辺憩の森」かもハッキリしない。 市原市のHPには「草刈堰と村田川に挟まれた平地に設置された憩の森」という説明がある。 とすると,この先の沼の南側が「憩の森」で,北側のここ(ほたるの里)は「憩の森」には含まれないことになる。 しかし,「草刈堰周辺」という表現が正しければ,沼の周辺ということだから,この「ほたるの里」も「憩の森」に含まれるのかも知れない。 もしかすると,明瞭な境界はないのかも知れないが,なんとなくスッキリしない。

注:さらに調べると,やはりここは村田川の旧流路であることが判明。 ここが村田川だった頃,この辺に「草刈堰」があったらしい。 堰の周辺は地元の人に親しまれていた場所らしく,河川工事(1973年)によって流路が直線化され, 村田川ではなくなった後も「草刈堰」と呼ばれているようだ。

「ほたるの里」を通って南にある「草刈堰」へ(市原市),15:11

「ほたるの里」を過ぎてさらに南へ(市原市),15:12
3枚目:右に葦原のような場所が見えてきた。近付いてみる。

「草刈堰」に到着(市原市),15:13
葦原の先に沼が広がっていた。

「草刈堰」,沼岸へ近付く(市原市),15:13

「草刈堰」(市原市),15:14
枯草の上に足を降ろすとやや沈んだが,なんとか採集できた(草刈堰)。

元へ戻る(市原市),15:16
途中で咲いていた花。この季節に目立つハナニラIpheion uniflorum)。 実際はもう少し青紫色が濃い。

「ほたるの里」を通って車道へ戻る(市原市),15:17

「ほたるの里」(市原市),15:17-15:19
1枚目:戻る途中で採集(ほたるの里)。 2枚目:オオフサモMyriophyllum aquaticum)。 大きく育ってはないが,あちこちにあった。

「草刈堰周辺憩の森」北側の道路を東南東→南→南南東へ(市原市),15:19

行光寺前を通過,右→左とくねる(市原市),15:20

途中,振り返って「草刈堰周辺憩の森」北側の草地を撮影(市原市),15:20
このように,「草刈堰」の北側は西端にある「ほたるの里」以外は草地になっている。 いずれここも自然公園風に整備されるのを期待したい。沼はそのまま残して欲しいが,,。

村田川の堤防天端道路へ移動(市原市),15:21
村田川の手前で車道は左にカーブするが,川沿いの堤防天端道路と接しているので, ここで堤防天端道路へ移動。

堤防天端道路へ出たところで左前右を撮影(市原市),15:21
1枚目:上流側。前方に見えるのは新橋。 3枚目:下流側にも橋がある。橋の先で水面が途切れて見えるが,あそこに堰があり,水面が一段下がっているため。 既述した様に,当初はその堰を「草刈堰」だと思っていたのだが,,。

村田川右岸沿いを西北西へ,「でどはし」の袂を通過(市原市),15:22-15:23
「でどはし」=出途橋?(注),この橋の先に草刈堰がある。

注:岩手県西和賀町に「出途の湯」という所がある。それをあててみたのだが・・・。

村田川右岸沿いを西北西へ(市原市),15:23
手前に樋管がある。これは右(北)にある「草刈堰」(沼)と村田川をつなぐ場所だ。 前方に見えるのは大橋。大宮神社を過ぎた後,途中で左折して坂を下ったが,その坂の先にあるのがあの橋だ。
対岸にも樋管らしき場所がある。そして,少し下流側の川面に段差がある。 堰があるためだが,こちら(上流側)からだとわかりにくい。この後,下流側から撮影した(後出)。 ここが現在の「草刈堰」だと思うのだが,,,。

村田川右岸沿いを西北西へ,右に広場が現れた(市原市),15:24

後出するようにここは「草刈児童遊園」(市原市),15:24
1枚目:画面左,道路沿いにあるのが「村田川草刈水位観測所」。 画面中央,ネットの先にある建物は「草刈公民館」。 2枚目:広場では何人かが遊んでいた。 広場の先に生垣がある。その先にさきほど訪れた「草刈堰」と呼ばれる沼があるはず。 しかし,生垣の裏には柵があるので,あそこから先へは行けないはずだ。 すでにさきほど北側で採集したので,今回はここでUターンすることにした。 すでに午後3時半。まだ,あと一ケ所予定している訪問先があるので,あまり時間の余裕がない。

「草刈児童遊園」の案内(市原市),15:25

村田川右岸沿いを東南東へ(市原市),15:25-15:27
1枚目:前方に堰が見える。何度も書いているように,当初はあれが「草刈堰」だと思ったのだが・・・。 実際は違っていた。とするとあそこは何という堰なのだろう?名前はない?それともやはり地名をとって草刈堰? 2枚目:前方の橋は「新橋」。京成千原線 ちはら台駅から南下してくる車道(名称不明)が通っている。 新橋の袂を横断する。

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