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2016.08.08, Part III

杉ヶ平キャンプ場〜八合目登山口〜林道を通って湿原へ

「杉ヶ平キャンプ場」内を通過(富山市),10:52
1枚目:これが「森林学習展示館」?と思って撮影したが, 入口に「森林総合利用促進事業管理センター」の名前があった。 森林学習展示館は道路を挟んだ向い側だったかも。
2枚目:現在地を確認。

その先にあるヘアピンカーブ,次第に道幅が狭くなる(富山市),10:53
2枚目:現在地を確認。

八合目登山口へ(富山市),10:55
タクシーの運転手によると「以前はこの辺は砂利道だった,ガタガタで通るのが大変だった」そうだ。

左に見えるのが「杉ヶ谷」(富山市),11:04

まもなく登山口だ(富山市),11:10

前方に8合目登山口駐車場が見えてきた(富山市),11:10
駐車場は狭いので,ニッコウキスゲが咲く時期になると,駐車場から車が溢れ,この辺の道路脇にたくさんの車が止るらしい。 「狭い道路脇に止っているので,危なくて通るのが大変だ」と運転手が話していた。
帰宅後,ネットを調べると,来年から,ニッコウキスゲの開花期は通行規制を始める計画があるという情報があった。 21世紀の森から先は一般車通行止めにして,そこから先は,尾瀬のように乗合いのシャトルバスを運行させる計画らしい。
今年は例年よりニッコウキスゲの開花が早かったという情報があったので,すでに花は終っているはず(注)。 予想通り,訪問者の車はわずかだった。 もっとも今日は月曜日なので,土日はもっと混雑していただろうが,,,。

注:後出するように,すでに大きな実に変わっていた。

白木峰8合目駐車場(富山市,標高 1310 m),11:14
駐車場脇に立ち,南東側を向いてパノラマ撮影。
1枚目:画面中央左の階段が登山口だ。その前に駐車している車の先にゲートがある。 そこから先は通行止めだが,徒歩なら入ることができる。林道歩きのルートだ。 事前に調べたルートマップによると,登山道を上がった方が10分くらい早く白木山荘(白木峰山荘)に 辿り着けるらしい。
しかし,登山道は急傾斜だし,樹林の中を通るので見晴らしもよくないはず(遠望ができるだろうが)。 10分の差なら林道歩きの方が楽だし,途中で動植物を撮影する機会も多くなるはず(実際,予想通りだった,後述)。 ということで,林道ルートを通る予定。
2枚目:左の坂がタクシーで上がってきた道だ。
3枚目:遠くに見える山は,,,。 4枚目:3枚目とかなり重複してしまったが,駐車場の奥にトイレがある。 バイオトイレらしい。トイレの左に太陽光発電のパネルがある。あれで電気を溜めて,トイレの水を循環させているようだ。 ドアを開けると自動的に動きだした。 なので,使用後はかならずドアを締めるようにとの案内があった。

8合目登山口(富山市),11:15
1枚目:上記のように,ここからは上がらずに,,,。
2枚目:その脇にあった案内。 「施設管理用車両が通ります」とあるが,実際,この後,林道を上がる途中でトラック1台を含む計3台の車とすれ違った。 具体的な目的は不明だが,「施設管理」のためだろう。

ゲートの右から奥へ進む(富山市),11:15-11:16
1,2枚目:パノラマ撮影。
駐車場付近の標高は上記のように 1310 mで,このあと白木峰の頂上近く(標高 1590 m)まで行くので, 標高差 280 mほどを上り降りすることになる。 ただし,白木峰の頂上近くから,最後の目的地である「浮島の池」までは多少のアップダウンがあるので, 累積標高差はもっと多くなる(+50, 60mで340m前後?)。
とはいえ,白木山荘(白木峰山荘)の手前(標高 1520 m)までは長い林道歩きなので,かなり楽だ。

ゲート脇の案内(富山市),11:16-11:17
1枚目:「公園利用者の皆さんへ」と題した案内。 2枚目:ほとんど必要ないかも知れないが,とりあえず熊避けの鈴をつけた。
林道を歩いている間は,既述しように,車3台とすれ違っただけで誰とも会わなかった。 その意味では鈴をつけた意義はあっただろう。
なお,湿原に上がった後は3,4のグループとすれ違った。

ゲートを過ぎるととたんに様々な植物が出迎えてくれた(富山市),11:17
ミヤマシシウドAngelica pubescens var. matsumurae,セリ科 シシウド属)
私の背丈よりも遥かに高く成長して花をつけていた。 これはあちこちにたくさん生えていた。

林道 大谷線を上がる(富山市),11:18
ミヤマシシウドAngelica pubescens var. matsumurae,セリ科 シシウド属)

林道 大谷線を上がる(富山市),11:19-11:20
ソバナAdenophora remotiflora,キキョウ科 ツリガネニンジン属 )
これもあちこちでたくさん咲いていた。一部はこのように花が終わり,実が成長しつつあった。

林道 大谷線を上がる(富山市),11:20
撮影時は ウツボグサPrunella vulgaris var. lilacina,ゴマノハグサ科 ウツボグサ属) に似ていると思ったが, ママコナMelampyrum roseum var. japonicum,ハマウツボ科 ママコナ属) の方がより似ている。しかし,葉の形,花の中心部の模様などはっきりした違いも多い。
これは ??
6枚目:

Part IV: 林道 大谷線を通って湿原へ(1)
2016.08.08, 11:21 - 11:28