八幡平北西尾根を下る(八幡平市),12:24-12:25
1枚目:所々にある小さな沢にかかる板。
これは八幡平頂上にある展望所を改修した際に出た廃材だ。
2枚目:笹薮地帯を通る。
右に「笹と潅木で囲まれた小さな池」がある(八幡平市),12:27
ここは最初に訪れた際,近付いてみたが灌木の間を抜けるのに苦労した。
原生生物はほとんどいなかったので,以後は近付いていない。
ミツガシワが生えているので,普通は原生生物がたくさんいることが多いのだが,,。
水路とつながっているので,その影響かも知れない。
2013年09月の様子(2013.09.10,10:00,10:08撮影)。
2012年09月の様子(2012.09.22,13:53撮影)。
2010年10月の様子(2010.10.02,13:40撮影)。
2007年08月の様子(2007.8.23,13:47撮影)。
笹と潅木で囲まれた小さな池(八幡平市),12:28
枯れた
ミツガシワ(Menyanthes trifoliata,ミツガシワ科(リンドウ科 ミツガシワ属)
がたくさんある。
八幡平北西尾根を下る(八幡平市),12:28
左カーブ。ここは,いつもぬかるんでいるが,
前回(2013)から八幡平展望台を改修する際にでた廃材が置かれていた。
2013年09月の様子(2013.09.10,10:08-10:09s撮影)。
2012年09月の様子(2012.09.22,13:58撮影)。
八幡平北西尾根を下る(八幡平市),12:29
ナナカマド(Sorbus commixta,バラ科 ナナカマド属)
の葉が色付いている。
八幡平北西尾根を下る(八幡平市),12:30
これは
オヤマリンドウ(Gentiana makinoi,リンドウ科 リンドウ属)
前方に第3湿原が見えてきた(八幡平市),12:30
3枚目:iPad mini で現在地を確認。
ここは地図には湿原として描かれていない。
八幡平北西尾根,第3湿原(八幡平市),12:32
2013年09月の様子(2013.09.10,10:00,10:14撮影)。
2012年09月の様子(2012.09.22,14:00撮影)。
2010年10月の様子(2010.10.02,13:45-13:46撮影)。
2007年08月の様子(2007.8.23,13:53撮影)。
八幡平北西尾根,第3湿原(八幡平市),12:32
湿原の北端近くの登山道沿いに池塘がある。
2013年09月の様子(2013.09.10,10:00,10:14撮影)。
八幡平北西尾根,第3湿原(八幡平市),12:33
ここで
採集(八幡平北西尾根,第3湿原-01)。
原生生物はさほど多くない。
また,
共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis)
は観察できなかった。
観察された生物:
ディフルギア(
Difflugia bacillifera,
D. elegans),
アミカムリ(Nebela marginata),
珪藻各種,
イカダモ(Scenedesmus),
サヤミドロ(Oedogonium),
ゲミネルラ(Geminella),
ミクロスポラ(Microspora),
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ(
Closterium rostratum),
未同定のミカヅキモ(Closterium sp.),
イボマタモ(
Euastrum humerosum),
シネココッカス(Synechococcus),
メリスモペディア(Merismopedia),
イタチムシ,
八幡平北西尾根,第3湿原(八幡平市),12:34
斜面を少し上がるとそこにも横に並んだ池塘(らしき水たまり?)が点在している。
前回,前々回より北(右)寄りに来てしまったようだ。
2013年09月の様子(2013.09.10,10:00,10:15撮影)。
2012年09月の様子(2012.09.22,14:05撮影)。
八幡平北西尾根,第3湿原(八幡平市),12:34
1枚目:ごくごく小さな池塘があった。
2枚目:水底を見ると,小さな黄緑色のつぶつぶが見えた。
現在研究中の
共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis)
だろう。
3枚目:ということで
採集(八幡平北西尾根,第3湿原-02)。
ここの原生生物はほどほど。
共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis)
はわずかだがいた。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
ディフルギア(
Difflugia bacillifera),
アミカムリ(Nebela sp.)
ヘレオペラ(Heleopera),
共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis),
サヤツナギ(Dinobryon sertularia),
Chlorobotrys,
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
ミクロスポラ(Microspora),
ヒザオリ(Mougeotia),
イボマタモ(
Euastrum ansatum,
E. humerosum),
Bambusina brebissonii,
クロオコッカス(Chroococcus turgidus),
ユレモ(Oscillatoria sp.),
ワムシ,
センチュウ,
八幡平北西尾根,第3湿原(八幡平市),12:36
1枚目:左側のやや大きな池塘(といっても小さいが)。
2枚目:水底に小さな黄緑色のつぶつぶが集まっている。
これもおそらく
共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis)
のはず。
3枚目:とういことで
採集(八幡平北西尾根,第3湿原-03)。
ただし,pyriformisの細胞数は従来(下段,下々段)より少なめだ。
採集位置が違っただけかも知れないが,最近は雨が多いので流し出されて,数が減ってしまったのかも知れない。
観察された生物:
カラエリヒゲムシ(Salpingoeca),
ディフルギア(
Difflugia bacillifera,
D. oblonga,
Difflugia sp.),
共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis),
ディセマトストマ(Disematostoma minor),
珪藻各種,
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
サヤミドロ(Oedogonium),
ミクロスポラ(Microspora),
未同定のミカヅキモ(Closterium sp.
C. idiosporum より短い),
イボマタモ(
Euastrum humerosum),
ハタヒモ(Netrium digitus),
Bambusina brebissonii,
2013年09月の様子(2013.09.10,10:17撮影)。
2012年09月の様子(2012.09.22,14:07-14:08撮影)。
八幡平北西尾根を下る(八幡平市),12:36
2013年09月の様子(2013.09.10,10:18-10:19撮影)。
2012年09月の様子(2012.09.22,14:02-14:03撮影)。
2010年10月の様子(2010.10.02,13:47撮影)。
2007年08月の様子(2007.8.23,13:54-13:55撮影)。
八幡平北西尾根を北北西へ(八幡平市),12:38
湿原地帯を出て,笹薮地帯へ入る。
この辺は,道の両側が赤く染まっている。これは・・・。
2013年09月の様子(2013.09.10,10:19撮影)。
八幡平北西尾根を北北西へ(八幡平市),12:38
1枚目:
チングルマ(Geum pentapetalum,バラ科 ダイコンソウ属)
だ。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
八幡平北西尾根を北北西へ(八幡平市),12:39-12:40
ここは2年前(下段)までは道の中央部はやや凹んでいたが,おおよそ平坦だった。
しかし,今回は,道刈で出た草の切れ端で隠れてわかりにくくなっているが,
道の中央部が深く窪んでいる。
この2年間,ここを大量の雨水(雪解け水も?)が流れて,道が抉れてしまったのだろう。
狭い窪みを歩いたり,両側を歩いたりして進む。
2013年09月の様子(2013.09.10,10:20撮影)。
2010年10月の様子(2010.10.02,13:48-13:50撮影)。
2007年08月の様子(2007.08.23,13:57撮影)。
この時は,ここで引き返した。
Part VIII: | 八幡平北西尾根を下る(4) 2015.09.24, 12:40 - 12:54 |