黒の田東湿地(瑞浪市),12:18
湿地の西縁を中程まで来ると,さきほど東縁で見た湿地を東西に通る(コンクリート製)木道の入口があった。
黒の田東湿地(瑞浪市),12:18-12:19
1〜3枚目:湿地の中央を東西に横断する木道に入ったところでパノラマ撮影。
この辺は草が多い。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。
黒の田東湿地(瑞浪市),12:19-12:20
1枚目:なぜか縦に伸びる水たまりがあちこちにあった。
2枚目:花が終りかけ?の
シラタマホシクサ(Eriocaulon nudicuspe,ホシクサ科 ホシクサ属)
があちこちにあった。
黒の田東湿地(瑞浪市),12:21
木道脇の水たまりで
採集(黒の田東湿地-06)。
ここは原生生物が少ない。
観察された生物:
ディフルギア(
Difflugia oblonga,
Difflugia sp.),
アミカムリ(Nebela collaris?),
ヘレオペラ(Heleopera),
フロントニア(Frontonia elliptica or F. fusca),
共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium),
珪藻各種,
ヒザオリ(Mougeotia),
ツヅミモ(
Cosmarium pseudopyramidatum),
ハタヒモ(
Netrium digitus,
N. oblongum),
アワセオオギ(
Micrasterias truncata),
クロオコッカス(Chroococcus sp.),
途中にある踊り場のような場所(瑞浪市),12:22
1枚目:向い側。湿地の東側にも同じような場所がある。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
黒の田東湿地(瑞浪市),12:22-12:23
1枚目:その先で木道を横切る形で縦長の水たまりが続いていた。
これはおそらく・・・。かつてここに接地型の木道が敷かれていたのかも知れない。
その名残り?
2,3枚目:ここでも
シラタマホシクサ(Eriocaulon nudicuspe,ホシクサ科 ホシクサ属)
が群生していた。
周囲にあるのは,花が終り実が落ちた
ミカヅキグサ(Rhynchospora alba,カヤツリグサ科 ミカヅキグサ属)
??
黒の田東湿地,木道沿いの縦長の水たまりで採集しようとしたところ・・・(瑞浪市),12:24
目の前にトンボが止った(瑞浪市),12:24-12:26
アキアカネより小さいが,ハッチョウトンボよりは大きい。
これは
マイコアカネ(Sympetrum kunckeli,トンボ科 アカネ属)
?
薄暗いのと,新しいカメラ(TG-3)の使い方にまだ慣れていないためもあって,
どうにもピントが合わない。
黒の田東湿地(瑞浪市),12:27, 12:28, 12:29
1枚目:(コンクリート製)木道の脇にある縦長の水たまり。
2枚目:ここで
採集(黒の田東湿地-07)。
ここは原生生物がほとんどいない。
昔からある水たまりではなく,接地型の木道を撤去した後にできた水たまりなので,
原生生物が定着していないのだろう。
3枚目:iPad mini で現在地を確認。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
ヒザオリ(Mougeotia),
黒の田東湿地(瑞浪市),12:31
1〜3枚目:その先で東側を向いてパノラマ撮影。
さきほどまでいた場所が迫る。
これ以上先に進んでも仕方がないので,ここでUターンすることにした。
黒の田東湿地(瑞浪市),12:31
湿地の中央を東西に横断する木道を西へ。
黒の田東湿地(瑞浪市),12:32
こうして見るとよくわかるが,木道の左側にやや斜めに伸びた水路のような水たまりがある。
これは,おそらくかつてここの接地型の木道があった名残りだろう。
湿原でよく見かける光景だ。
岐阜新聞電子版では「いいとこ見つけた,東濃の隠れた名所」として「黒の田東湿地」を紹介しているが,
そのweb page に掲載された画像には(かなり古そうな)接地型の木道が写っている。
いつ頃撮影された画像か不明だが,かつてはここに接地型の木道があったことの証拠だ。
黒の田東湿地(瑞浪市),12:33
湿地の西縁を北へ進む。
Part VII: | 〜黒の田東湿地入口〜黒の田山分岐〜大栂分岐 2014.11.08, 12:34 - 12:56 |