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2014.11.08, Part VI

黒の田東湿地(3:南端〜西端)

黒の田東湿地(瑞浪市),12:18
湿地の西縁を中程まで来ると,さきほど東縁で見た湿地を東西に通る(コンクリート製)木道の入口があった。

黒の田東湿地(瑞浪市),12:18-12:19
1〜3枚目:湿地の中央を東西に横断する木道に入ったところでパノラマ撮影。 この辺は草が多い。 4枚目:iPad mini で現在地を確認。

黒の田東湿地(瑞浪市),12:19-12:20
1枚目:なぜか縦に伸びる水たまりがあちこちにあった。 2枚目:花が終りかけ?の シラタマホシクサEriocaulon nudicuspe,ホシクサ科 ホシクサ属) があちこちにあった。

黒の田東湿地(瑞浪市),12:21
木道脇の水たまりで 採集(黒の田東湿地-06)。 ここは原生生物が少ない。
観察された生物: ディフルギア( Difflugia oblongaDifflugia sp.), アミカムリ(Nebela collaris?), ヘレオペラ(Heleopera), フロントニア(Frontonia elliptica or F. fusca), 共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium), 珪藻各種, ヒザオリ(Mougeotia), ツヅミモ( Cosmarium pseudopyramidatum), ハタヒモ( Netrium digitusN. oblongum), アワセオオギ( Micrasterias truncata), クロオコッカス(Chroococcus sp.),

途中にある踊り場のような場所(瑞浪市),12:22
1枚目:向い側。湿地の東側にも同じような場所がある。 2枚目:iPad mini で現在地を確認。

黒の田東湿地(瑞浪市),12:22-12:23
1枚目:その先で木道を横切る形で縦長の水たまりが続いていた。 これはおそらく・・・。かつてここに接地型の木道が敷かれていたのかも知れない。 その名残り? 2,3枚目:ここでも シラタマホシクサEriocaulon nudicuspe,ホシクサ科 ホシクサ属) が群生していた。 周囲にあるのは,花が終り実が落ちた ミカヅキグサRhynchospora alba,カヤツリグサ科 ミカヅキグサ属) ??

黒の田東湿地,木道沿いの縦長の水たまりで採集しようとしたところ・・・(瑞浪市),12:24

目の前にトンボが止った(瑞浪市),12:24-12:26
アキアカネより小さいが,ハッチョウトンボよりは大きい。 これは マイコアカネSympetrum kunckeli,トンボ科 アカネ属) ?
薄暗いのと,新しいカメラ(TG-3)の使い方にまだ慣れていないためもあって, どうにもピントが合わない。


黒の田東湿地(瑞浪市),12:27, 12:28, 12:29
1枚目:(コンクリート製)木道の脇にある縦長の水たまり。 2枚目:ここで 採集(黒の田東湿地-07)。 ここは原生生物がほとんどいない。 昔からある水たまりではなく,接地型の木道を撤去した後にできた水たまりなので, 原生生物が定着していないのだろう。
3枚目:iPad mini で現在地を確認。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas sp.), 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, ヒザオリ(Mougeotia),

2つ目の踊り場?まで来た(瑞浪市),12:29

黒の田東湿地(瑞浪市),12:31
1〜3枚目:その先で東側を向いてパノラマ撮影。
さきほどまでいた場所が迫る。 これ以上先に進んでも仕方がないので,ここでUターンすることにした。

黒の田東湿地(瑞浪市),12:31
湿地の中央を東西に横断する木道を西へ。

黒の田東湿地(瑞浪市),12:32
こうして見るとよくわかるが,木道の左側にやや斜めに伸びた水路のような水たまりがある。 これは,おそらくかつてここの接地型の木道があった名残りだろう。 湿原でよく見かける光景だ。
岐阜新聞電子版では「いいとこ見つけた,東濃の隠れた名所」として「黒の田東湿地」を紹介しているが, そのweb page に掲載された画像には(かなり古そうな)接地型の木道が写っている。 いつ頃撮影された画像か不明だが,かつてはここに接地型の木道があったことの証拠だ。

周回路に戻って右折,北へ(瑞浪市),12:33

黒の田東湿地(瑞浪市),12:33
湿地の西縁を北へ進む。

Part VII: 〜黒の田東湿地入口〜黒の田山分岐〜大栂分岐
2014.11.08, 12:34 - 12:56