沢の左岸沿いを進む(大津市),13:10
この辺は石が敷き詰められ,しかも荒れていないので歩きやすい。
ここは左のジャガ谷を流れ下ってきた沢(ジャガ沢?)との合流点だ(大津市),13:11
汁谷から登山道へ入ったのは 12:49。ここまで来るのに22分かかった。
びわ湖バレイのHPにあるトレッキングガイドの案内図では,汁谷から夫婦滝までは40分とあるが,
地図上では,まだ全行程の2/5くらいしか歩いていない。
ただし,さきほど湿地2ケ所で採集したので,それに費やした時間(約10分)を差し引くと,歩くのに要した時間は12分。
とすれば確かに40分あれば夫婦滝に到達できそうだ。
ジャガ沢?にかかる乙女橋を渡る(大津市),13:11
1〜3枚目:パノラマ撮影。
1枚目:左の斜面に「乙女橋」と名前がある。
乙女橋の先(大津市),13:12-13:13
1,2枚目:橋を渡った先の様子。
1枚目:橋を過ぎてから沢の流れに沿って左にカーブするが,その曲り角になにやら案内板のようなものがあった。
しかし,何かを剥がした跡だけがあり,何も貼られていない。
2枚目:左に砂防ダム(らしきもの)がある。
3枚目:iPad mini で現在地を確認。
分岐を過ぎたようだ(大津市),13:13
沢沿いの道はそのまま続くが,これより先には分岐らしい場所は見当たらない。
どうやら長池分岐を過ぎてしまったようだ。
となると・・・。さきほどの案内板があった場所が怪しい。
Uターンしてさきほどの案内板がある場所まで戻る(大津市),13:14
案内板の左斜面に長池ルートがあった!!(大津市),13:14
1,2枚目:案内板の手前からパノラマ撮影(注)。
1枚目:さきほどは気づかなかったが,案内板の左にかすかにそれらしい場所があった。
かつてはここに木製の階段があったようだ。
かなり崩れていて,今やかすかにそれらしく見えるだけだ。
既述したように,びわ湖バレイのHPにあったトレッキングコースの案内図には,ここからのルートは描かれていない。
あるのは,もっと手前だが,そこから長池までのコースも点線(他は実線)で描いてあり,
現在はあまり歩かれていない=荒れている,ことを示している。
ここはかなり前から歩かれていないルートのようだ。いまや廃道?
注:この写真を撮る際,全景を入れようとしてカメラの画面を見ながら後ずさりした。
しかし,ここは沢沿いで手前で左にカーブしている。
そのため,あと一歩下がったら,路肩から足を踏み外して2,3m下の沢に転落するところだった。
下は岩だらけなので,おそらく大怪我をしただろう。最悪・・・。
山道を歩く時は十分気をつけないと,,,。
一歩下がろうとした直前,後ろがないことに気づいて踏み止まった。
もしも,と考えるとゾ〜ッとした。
予期せぬ危険が一番怖い。
斜面を上がってみたが・・・(大津市),13:15-13:16
1枚目:階段の跡らしきものが部分的に残っていたが,所々崩れていた。
かなり危険な道だ。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
結構歩いたつもりだが,ほとんど進んでいない。
これでは長池に着くまでにかなり時間がかかってしまう。
途中で2ケ所,沢というか谷を越えなければならないはずなので,
この調子だと途中で引き返さざるをえない場所もある恐れもある。
これだととても,時間内(注)にロープウェイの山頂駅まで戻れそうにない。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
注:ロープウェイ最終便は17:00。ロープウェイの山頂駅近くからここへ向ったのが 12:30。
すでにおよそ1時間が経過している。ここからだと,はやくても1時間半以上かかる(注の注)。
長池の先にも3つの池(スギヤ池,カシラコ池,オトワ池)があるので,どうせならそこまで行ってみたい。
となると片道2時間はみなければならない。
そうすると,戻るのにも3時間はかかるはず。計5時間だ(余裕を持たせて6時間はみておく必要がある)。
残り時間は4時間弱。無理だ。
注の注:トレッキングコースの案内図によれば,
汁谷からダイレクトに長池へ向うのでなく,いったん夫婦滝へ行き,そこから逆から順に
オトワ池→カシラコ池→スギヤ池→長池と辿るのが,現時点では一番安全なルートのようだ。
それだと,現在地から池を訪れ,山頂駅に戻るまでに最短で4時間半ほどかかる計算になる。
これでもかなり際どい。
斜面を上がってみたが・・・(大津市),13:17
ここよりもう少し先まで歩いたが,とても無理そうなので,Uターンした。
沢沿いの道の手前,斜面の途中からパノラマ撮影(大津市),13:23
元へ戻る(大津市),13:23
iPad mini で歩くつもりだったルートを確認。
このように国土地理院の地図には長池の他に2つの小さな池が描いてあるが,
上記のように,トレッキングコースの案内図には,もう1つ,計3つの小池(スギヤ池,カシラコ池,オトワ池)の名前がある。
沢沿いの荒れた坂道を上がる(大津市),13:27
ピンぼけてしまったが,左は往路で歩いた木道が敷設された湿地だ。
イワナ橋を渡る(大津市),13:30-13:31
対岸の斜面も湿地になっている。
汁谷のリフト乗降場(大津市),13:36
3枚目:この後は,右前方のコンクリート舗装された急坂を上がる。
Part XII: | 〜笹平〜びわ湖バレイ山頂駅〜山麓駅〜歩いて志賀駅へ 2014.09.20, 13:37 - 14:49 |